大相撲

■名古屋2日目 稀勢の里・高安の今後

2017年7月10日

横綱・大関陣の惨敗から一夜明けた2日目。
相撲を立て直せるか否か。今日の高安の対戦
相手は勢である。一気に攻めてくる相手では
ない。まわしをあたえず、左ざしで前に前に
出た。落ちるような低さでもなく、高安は
終始落ち着いて相撲を取った。明日は6連勝
中の琴奨菊戦である。

稀勢の里は体ごと当たってくる貴景勝戦で
ある。貴景勝突き放し、稀勢の里応戦して、
激しい突き合い。その中から、稀勢の里一瞬
の突き落としで貴景勝をころがした。稀勢の
里は相手の攻めをしのぐ、我慢の相撲だった。
明日は2連敗している栃ノ心戦である。

稀勢の里、高安の今後はどうか。稀勢の里は
調子が上がっていくのかどうか未知数である。
稀勢の里が立ち合い同時に立って、先に攻め
ない限り、左四つにはなれない。それでいて
左が使えるのかどうかわからない。不安は
つきない。高安は稽古の裏づけがあるので、
自分の相撲が取れそうである。ただし、自信
をもちすぎるのは禁物である。自信すなわち
油断につながる。

今後の対戦相手から見ると、強敵は3横綱で
ある。日馬富士は連敗だが、あのスピードと
集中力はあなどれない。難敵は玉鷲、嘉風、
御嶽海(高安のみ)があげられる。めきめき
実力をつけてきた三役陣は、一歩間違えると
敗北につながる。要注意は栃ノ心、正代で
ある。相手十分にさせないことがカギである。
稀勢の里・高安の戦いはまだ始まったばかり
である。

手塚治虫の火の鳥を読み直しています。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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