横綱・大関陣の惨敗から一夜明けた2日目。
相撲を立て直せるか否か。今日の高安の対戦
相手は勢である。一気に攻めてくる相手では
ない。まわしをあたえず、左ざしで前に前に
出た。落ちるような低さでもなく、高安は
終始落ち着いて相撲を取った。明日は6連勝
中の琴奨菊戦である。
稀勢の里は体ごと当たってくる貴景勝戦で
ある。貴景勝突き放し、稀勢の里応戦して、
激しい突き合い。その中から、稀勢の里一瞬
の突き落としで貴景勝をころがした。稀勢の
里は相手の攻めをしのぐ、我慢の相撲だった。
明日は2連敗している栃ノ心戦である。
稀勢の里、高安の今後はどうか。稀勢の里は
調子が上がっていくのかどうか未知数である。
稀勢の里が立ち合い同時に立って、先に攻め
ない限り、左四つにはなれない。それでいて
左が使えるのかどうかわからない。不安は
つきない。高安は稽古の裏づけがあるので、
自分の相撲が取れそうである。ただし、自信
をもちすぎるのは禁物である。自信すなわち
油断につながる。
今後の対戦相手から見ると、強敵は3横綱で
ある。日馬富士は連敗だが、あのスピードと
集中力はあなどれない。難敵は玉鷲、嘉風、
御嶽海(高安のみ)があげられる。めきめき
実力をつけてきた三役陣は、一歩間違えると
敗北につながる。要注意は栃ノ心、正代で
ある。相手十分にさせないことがカギである。
稀勢の里・高安の戦いはまだ始まったばかり
である。
手塚治虫の火の鳥を読み直しています。
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よしなに
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