大相撲

高安、御嶽海、正代の横綱・大関戦を検証

2017年2月20日

今、若くてまだまだ強くなる候補をあげると
したら、高安、御嶽海、正代の3力士であろ
う。まだ成長途上だが、期待は大きい。高安
は今月末に27歳、御嶽海は24歳、正代25歳で
ある。一月場所大活躍だった高安と御嶽海は、
横綱・大関を倒し、高安は敢闘賞を、御嶽海
は技能賞を受賞した。

さて3力士のここ1年の横綱・大関戦はどの
ような成績を残してきたか。それが以下で
ある。
高御嶽正A
高安は横綱戦、不戦勝を含む5勝9敗の好成
績を残している。一月場所、白鵬から勝利
した一番は特に大きい。大関戦は10勝5敗と
圧倒している。特に琴奨菊には強い。三月
場所は、惜しくも?大関でないのが残念な
ところである。3人のなかでは一番の実力者
である。
170116九日目幕内 995
<H29年1月 高安、白鳳に圧勝>
 
御嶽海は3度目の横綱・大関フル対戦で勝ち
越した。これによって御嶽海は一線を越えた。
一月場所で初めて横綱に勝った。横綱戦2勝
7敗、大関戦4勝8敗である。正代は御嶽海
に差をつけられた。横綱戦の勝利はない。
大関戦は3勝7敗だが、このなかに稀勢の里
戦があるのが光る。正代は横綱・大関フル
対戦で早く勝ち越したいところである。これ
がないと実力者とはいえない。
170109二日目幕内 675
<H291月 御嶽海、日馬富士を寄り切る>
 
さて、新旧交代はあるのか。不成績が多い
大関に勝っても新旧交代とは言いがたい。
対象はやはり横綱になる。横綱はすべて30歳
以上である。横綱の世代交代は、古くは玉錦
と双葉山。近年では琴桜と輪島、旭富士と曙、
武蔵丸と朝青龍などの間でおこなわれてきた。
直接対決というより、世代交代の面がある
ケースが多い。、 
161119七日目幕内 703
<H28年11月 正代、稀勢の里から勝利>
 
三月場所から稀勢の里が横綱に加わり、
4横綱になる。高安(同部屋のため稀勢の里
戦はない)、御嶽海、正代が横綱にどう挑む
か。牙城を崩せるか。新旧交代はまだ時期
尚早であるが、三月場所、もうひとつの見ど
ころになる。

本場所まであと20日となりました。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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