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稀勢の里横綱昇進、その成績

19年ぶりの日本出身の横綱誕生に熱狂は留ま
るところを知らない。これまで稀勢の里は、
成績は十分だが、優勝がなかった。一気に
優勝を決めたことで即横綱昇進が決定した。
連続優勝ではないが、連続優勝した横綱、
先輩横綱と比較して昇進成績はどうか。改め
て比較してみたい。
横綱審議委員会誕生以降の千代の山から稀勢
の里まで32人。横綱昇進の対象となる場所は
何場所が適切か。3場所は時の勢いだけで
なってしまう。ここはNHK解説者だった
玉の海梅吉氏の提言に従って5場所とさせて
いただいた。また、取組制度が異なるので表
を分けた。それが以下である。
横綱昇進成績1A
横綱昇進成績2A
最高成績は貴乃花の66勝9敗である。1場所
平均13.2勝と抜群の成績である。貴乃花の
不運は当時2場所連続優勝が絶対視され、
1場所おきに優勝していた貴乃花は横綱に
昇進できなかった。なお、5場所間に3度
優勝しているのは貴乃花と曙だけである。
170127稀勢の里明治神宮 007
<明治神宮に姿を見せた稀勢の里>
 
次に好成績だったのは、輪島と千代の富士の
63勝である。輪島は大関4場所だが、安定度
は高く、すぐに横綱に上がる器だった。千代
の富士は投げ中心から前褌を取って引き付け
る相撲で変身し、急激に強くなった。
第4位に位置するのが朝青龍と並んで61勝
14敗の稀勢の里である。こうしてみると稀勢
の里の成績は抜群である。1場所平均12勝で
60勝になる。稀勢の里は堂々たる横綱昇進で
あったことが証明された。
170127稀勢の里明治神宮 209
<力感がこもった四股>
 
成績は59勝以下だが、たゆまぬ稽古で時代を
築いたのが、栃錦、初代若乃花、大鵬、玉の
海、白鵬である。稀勢の里が今後目指すのは、
横綱としての実績である。最近、白鵬に衰え
が見え、日馬富士・鶴竜は安定性に欠ける。
横綱に喝を入れる存在になるためにも、稽古
に専念して、三月場所に臨むことを期待する。

まだまだ稀勢の里のニュース番組が
続いています。

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この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

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