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大相撲
引退力士数と入門者数
2月にNHKで放送された「週刊ニュース深読み」で大相撲が特集された。番組では、大相撲の人気の秘密を多角的に分析する一方、悲観的な材料として力士のなり手が減っていることを指摘していた。昨年の2015年の力士数はどうだったのか。引退数と入門数を... -
大相撲
半世紀を経過した部屋別総当たり制2
昭和39年9月、時津風(元双葉山)理事長は取締会で高砂(元前田山)、出羽海(元出羽ノ花)、ニ所ノ関(元佐賀ノ花)に部屋別総当たりについて諮った。なお、立浪(元羽黒山)は欠席した。その上で場所の14日目に緊急理事会を徴集した。理事会は前記4人... -
大相撲
半世紀を経過した部屋別総当たり制1
現在の取組編成は部屋別総当たり制であり、相撲ファンはそれが当たり前のこととして受け入れている。部屋別総当たり制が始まったのは、昭和40年の一月場所だから、すでに半世紀を経過したことになる。始まったのは昭和40年だが、戦後しばしば、部屋別総当... -
大相撲
初優勝の翌場所の成績4
昭和40年時の理事長、時津風(元横綱双葉山)の断行によって部屋別総当り制が実現した。現在の優勝制度に近づいたといえる。また、昭和46年七月場所より、平幕でも勝ちこんできた者は上位にあてる規定ができた。しかし、これは中途半端な扱いになっている... -
大相撲
47年前の大相撲の長所短所
北の湖理事長以前に理事長現職で亡くなった方に元横綱双葉山の時津風理事長がいる。時津風理事長の後は元出羽ノ花の武蔵川が理事長に就いた。専門誌「大相撲」(読売新聞社刊)1969年3月号では「武蔵川内閣への期待と不安」という特集を組んでいる。その... -
大相撲
三月場所チケット事情
「瞬時」。これは何を意味するか。それは、三月場所の千秋楽チケットの完売時間である。千秋楽のイス席・マス席を問わず、全席が瞬時でなくなったのである。発売日は2月7日であった。かつて七月場所千秋楽で瞬時である席がなくなったことはあった。それ... -
大相撲
初優勝の翌場所の成績3
これまでの優勝はすべて東西制によるものだが、相撲史上の大事件が歴史をぬり変えた。昭和7年1月におきた春秋園事件である。出羽海部屋の力士を中心に幕内力士42人中29人が脱退、十両は22人中19人が脱退するという、協会の屋台骨を揺るがす大事件に発展... -
大相撲
写真で見る日本大相撲トーナメント第40回大会
2月7日は今年一番の忙しい日だった。この日は大阪場所のチケットの発売日と日本大相撲トーナメント第40回大会が重なった日だった。いつもは白鵬杯と重なるのだが、今回は珍しく?日本大相撲トーナメント大会だった。大阪場所のチケット情報に関しては別... -
大相撲
初優勝の翌場所の成績2
初優勝の翌場所の成績はどうか。大正末から昭和にはいって優勝制度は大きな変革を迎えた。新聞社制定の優勝から協会認定の優勝に変わるきっかけが、大正14年におこった。摂政宮殿下(後の昭和天皇)からの下賜金によって天皇賜杯がつくられた。これを機会... -
大相撲
初優勝の翌場所の成績1
琴奨菊初優勝の余韻とその話題がつきないが、琴奨菊にとって大切なのは、三月場所である。相撲博物館が優勝力士100人の企画を展示したのは、鶴竜がちょうど100人目であったからである。その後照ノ富士、琴奨菊が初優勝を達成したので、琴奨菊は102人目の優... -
大相撲
佐渡ヶ嶽部屋の謎?
琴奨菊が先代師匠琴桜の如く、予期せぬ連続優勝で横綱に昇進したら、佐渡ヶ嶽部屋では何人目の横綱になるかご存知だろうか。この部屋からは琴桜しか横綱はでていないのでは、と思うかもしれない。横綱をつぶさに調べてみると、ほかにもいたことが浮上して... -
大相撲
琴奨菊は第2の琴桜になれるか
琴奨菊が31歳で初優勝したことは、大きな話題として報道された。自分を支え、応援してくれた多くの方に感謝する発言も好感をもって受け入れられた。何より日本出身の日本人優勝が相撲ファンにとって大きな喜びとなってヒートアップした。次は連続優勝して... -
大相撲
白鵬、3場所連続優勝なしという現状
一月場所、13日目に全勝の琴奨菊に土がつき、白鵬が並んだ。それにも関らず、白鵬は14日目・千秋楽と覇気のない相撲を取った。まるで優勝決定戦を避けるかのようにさえ見えた。思い起こせば白鵬は、先場所の14日目・千秋楽も勝つ気のない相撲を取った。こ... -
大相撲
豊真将引退大相撲
1月30日、豊真将引退立田川襲名披露大相撲が行われた。天気予報は雪だったが、両国は雨、それも始まる頃は小雨で午後にはあがった。<お客さんを迎える豊真将> 相撲塾でのPR、チケット購入者にクリアファイル、チケットによっては手形がつくなどのサ... -
大相撲
一月場所の観客数
琴奨菊の初優勝で幕を閉じた一月場所。東京場所はまたしても15日間満員御礼が出て盛況だった。チケットは発売日から過熱気味であったが、それは土日祝日が中心であった。しかし、あけてみれば平日も連日1万人以上の入りで、札止めが5日あったのだから驚... -
大相撲
豪栄道の限界
日本出身の日本人琴奨菊の優勝にわいた一月場所。その陰に隠れたように忘れ去られた大関が豪栄道である。4勝11敗。惨敗である。途中休場もあるかと思えたが、最後まで取り切った。負けが込んでの休場は、悪しき慣例である。その点は救われたが、3度目の... -
大相撲
琴奨菊熱闘15番勝負
一月場所の琴奨菊は勝った14番は安美錦戦以外は完璧な取り口だった。3横綱に圧勝したのは最大の成果だった。初優勝を達成した熱闘15番を振り返ってみた。琴バウアー ○初日宝富士戦突き落とし  ... -
大相撲
総評
★優勝争いについてまったく盛り上がらなかった。原因は白鵬にある。13日目に琴奨菊が負け、1敗の白鵬にチャンスがまわってきた。それなのに、まるでやる気がないような14日目の稀勢の里戦、千秋楽の日馬富士戦の負け方だった。白鵬は先場所の14日目、千秋... -
大相撲
琴奨菊初優勝の栄光グラフ
琴奨菊が約10年ぶりに日本出身の日本人優勝を初優勝で飾った。大関に昇進してから26場所目であった。横綱・大関とフル対戦して13勝以上の成績をあげたのも初めてだった。優勝の栄光を写真で追った。賜杯を八角理事長より受ける琴奨菊 &nbs... -
大相撲
■初 千秋楽琴奨菊初優勝の要因
千秋楽、1敗の単独トップの琴奨菊が勝てば初優勝。対戦相手の豪栄道は8連敗中の4勝10敗と大敗している。琴奨菊の相手にはならない。琴奨菊が落ち着いて相撲を取れば負ける要素はない。実際、対戦はその通りの結果になった。琴奨菊の圧勝だった。琴奨菊... -
大相撲
■初 14日目注目の2番を分析
琴奨菊、14日目の対戦相手は関脇以下最強の栃煌山である。けれんや奇襲はないが、自分の型になったら力を発揮する実力者であり、要注意力士である。琴奨菊の心配は、前日の豊ノ島戦での敗北を引きずっていないかである。対栃煌山戦、琴奨菊は立ち上がるや... -
大相撲
■初 13日目併走に戻った賜杯のゆくえ
優勝戦線に変化あり。3横綱を撃破した琴奨菊が、豊ノ島によもやの黒星。ここまで完璧な相撲が一転してころがる琴奨菊と化した。この相撲内容は想像できなかった。確かに豊ノ島は立ち合いからもろ差しを狙ったり、俊敏で、動きで撹乱したりする面はもって... -
大相撲
■初 12日目琴奨菊の優勝をめぐる見方
「明日の一番楽しみです」と語っていた日馬富士。1敗で琴奨菊を追走している。12日目その日馬富士と琴奨菊が激突した。琴奨菊は出足で圧倒、日馬富士を寄せ付けなかった。琴奨菊はモンゴル包囲網を突破、優勝に大きく近づいた。もし、琴奨菊が優勝を逃す... -
大相撲
■初 11日目白鵬対琴奨菊戦を斬る
全勝同士の白鵬-琴奨菊戦が激突する11日目。優勝を左右する大一番である。結びの一番を前に、花道の奥の琴奨菊を見た。特に固くなっている様子はない。相手は大鵬の優勝回数を抜いた第一人者である。変化はないだろう思い切ってぶつかっていくしかないと... -
大相撲
■初 10日目琴奨菊優勝の可能性を探る
日本出身の日本人の優勝が途絶えて9年と5場所になる。一月場所優勝できなければ10年になる。しかし、その中で琴奨菊が快進撃を続けている。10日目はモンゴル包囲網の一角鶴竜を寄り切り、10戦全勝とこれ以上ない快進撃を続けている。たった1度の13勝が優... -
大相撲
■初 9日目雑感
雪にも負けず、雨にも負けず、電車の遅延にも負けず国技館に辿り着いた。9日目を観戦するためである。悪天候にも関らず、満員札止めとなった。この様子では10日目以降も満員札止めの可能性が出てきた。お客さんと会話した。安美錦と御嶽海がインフルエン... -
大相撲
■初 8日目場所のゆくえ
全勝白鵬・琴奨菊、1敗日馬富士で後半戦へ折り返した。果たして優勝のゆくえはどうなるか。初日、勢相手にサーカス相撲を取った白鵬だが、調子を上げてきた。安定感はナンバー1である。8日目も嘉風相手に落ち着いて取った。2場所優勝から遠ざかっただ... -
大相撲
■初 7日目希薄になった大関の権威・責任
豪栄道が松鳳山に負け、3敗目となった。優勝争いはおろか、この後の対戦相手を考えるとまたも大関最低責任勝ち星の10勝は困難になった。大関は言うまでもなく、協会の看板である。しかし、実際は看板にふさわしくない大関が多すぎる。その原因は、はっき... -
大相撲
■初 6日目 暗転の照ノ富士
照ノ富士は今日からケガで休場した。急成長が期待され、唯一の横綱候補が一転してカド番に追い込まれてしまったことになる。これは照ノ富士の横綱昇進にどのように影響するか。といってもこれまで照ノ富士は13勝1回、12勝2回の実績しかない。まして大関... -
大相撲
■初 5日目上位くずれるなか、宝富士-蒼国来が大熱戦
平日にも関らず、3日目・4日目と満員御礼が出た。両日とも団体客が目立った。そこで満員御礼がでる日の当日券を求めるお客さんはどれくらいいるのか、見てみた。今日5日目の8時の時点で並んでいたのは南門あたりで、130人台だった。もちろん、すべてが... -
大相撲
■初 4日目迷走し続ける元怪物
前日、照ノ富士を寄り切った逸ノ城も4日目の日馬富士に手も足も出ない相撲で完敗した。逸ノ城の迷走は止まらない。逸ノ城の相撲に精彩がなくなって久しい。横綱・大関戦に期待がもたれなくなってきた。新入幕で横綱・大関を倒して旋風を起こしたのは、も... -
大相撲
■初 3日目進歩なき再現
先場所から年を改めてスタートした今場所。その間何が変わったのだろうか。3日目の相撲内容を見るにつけ、そう思わざるを得なかった。栃ノ心対豪栄道戦。先場所3日目、豪栄道は栃ノ心に対して力負けした。ある意味堂々とわたりあって負けたともいえる。... -
大相撲
■初 2日目日馬富士敗戦の法則
横綱日馬富士がまさかの相手松鳳山に負けた。それも、あしらわれたかのような敗戦だった。松鳳山といえば、2場所前は十両力士であった。もっとも、その2場所前は13勝2敗で優勝している。その勢いのまま先場所は12勝3敗で敢闘賞を受賞している。だから... -
大相撲
■初 初日天覧相撲の中の物言い2番を分析
国技館では入場すると手荷物検査が待っていた。「天覧相撲ですか」と聞くとそうという返事だった。昭和天皇のときは幕内の土俵入りからご覧になっていた。その土俵入りは通常とは異なっている御前掛かり土俵入りだった。御前掛かり土俵入りを見たことがな... -
大相撲
一月場所の新たな見どころ
明日10日から初日が始まる。ついにか、とうとうかは人によって異なる。筆者はやり残していることがあるので、どちらかというと後者である。だが、スイッチを切りかえ、明日からの初日にそなえる。そこで一月場所はどうなるか。これまで横綱・大関に関して... -
大相撲
写真で見る明治神宮での奉納土俵入り
新春恒例の明治神宮での奉納土俵入りが行われた。年1回だけここで会う方がいる。かつて相撲を取った仲間である。といってもアマチュアではなく草相撲である。それでも夏合宿で湖畔に行ったり、大会をおこなったりした。夏合宿は1日目がちゃんこ鍋、2日... -
大相撲
新旧交代せず
「白鵬は今年引退する」と知人が言う。知人の白鵬嫌いはここまで来たか。と思わずにはいられない。しかし、筆者は冷静につっこむ。白鵬は去年1場所0勝があっても年間最多勝を取ったではないか。白鵬が引退する理由はいったい何なのか。桜の花が散る如く... -
大相撲
連続写真で見る朝青龍のスピードと集中力
2015年末の総見で白鵬・大関は相撲を取らなかったと報じられた。横綱審議委員からは「朝青龍がいたころは11時前に終わることはなかった」という発言が出たという。朝青龍といえばスピードと集中力で相撲を取った横綱である。今の力士にはいないタイプであ... -
大相撲
相撲ショートショート
■立ち合い 相撲の勝負の7、8割は立ち合いで決まるという。それほど大切な立ち合いが乱れていたことがあった。大鵬時代の名勝負をご覧になった方はお気づきかと思うが、当時は制限時間後手をおろさない立ち合いが当たり前であった。立ち合いに待った... -
大相撲
鶴竜の課題
鶴竜は優勝した次の場所の十一月場所では9勝6敗という、大関責任勝ち星の10勝さえ下まわる成績だった。9勝6敗は横綱として2度目であった。横綱の9勝6敗は何を意味するか。<十一月場所初日 嘉風に敗れた鶴竜>横綱の9勝6敗で思い出すのは、鏡里... -
大相撲
土俵の充実の実現性
明けましておめどうございます。今年も土俵の目撃者、宜しくお願いします。土俵の充実。故北の湖理事長がスローガンにし、八角(元横綱北勝海)理事長が引き継いでいくという。それでは最初に土俵の充実を打ち出したのは誰かご存知だろうか。元栃錦の春日... -
大相撲
今年1年ご愛読ありがとうございました
今年(2015年)1年ご愛読誠にありがとうございました。昨年(2014年)よりpvが約38100多いという結果を得られたのもご愛読いただいた皆様のおかげです。土俵の目撃者はいいものはいい、よくないものはよくないと書くことを指針としてきました。また同時に... -
大相撲
続 今年の土俵の目撃者を振り返って
土俵の目撃者は写真にこだわっている。文字千字で表現するよりも1枚の写真のほうが説得力をもつからである。1年前、「土俵の目撃者の源流」で源流は3つあり、その1つが日本スポーツ出版社のプロレス専門誌ゴングであったことを述べた。日本スポーツ出... -
大相撲
今年の土俵の目撃者を振り返って
今年も残すところ2日強となった。振り返れば土俵の目撃者は様々なテーマに取り組んできた。10月には3回にわたって「無念!玉の海}を書いた。腰で取る相撲で抜群の安定感を誇った玉の海が、27歳という若さで帰らぬ人となったときの衝撃・悲しみは一生忘... -
大相撲
初期の外国人の優勝
日本人の優勝が出なくなって久しい。日本出身の日本人の最後の優勝は平成18年一月場所の大関栃東である。それでは逆に外国人の初優勝はというと昭和47年七月場所の高見山である。この年は一月場所から誰が優勝するかわからない戦国場所であった。事実一月... -
大相撲
来年はどうなる 大関陣
照ノ富士65勝25敗稀勢の里62勝28敗琴奨菊 50勝39敗1休豪栄道 48勝41敗1休これが2015年の大関の成績である。(照ノ富士は大関3場所)大関の責任勝ち星は10勝である。大関として合格なのは照ノ富士と稀勢の里の2力士である。ただし、稀勢の... -
大相撲
首投げ一閃
十一月場所、カド番豪栄道は7勝7敗で千秋楽を迎えた。まさに背水の陣である。対戦相手は関脇栃煌山である。実力者だけに勝てるとは限らない。立ち合い、栃煌山が双差しになる。豪栄道敗れたり。と誰もが思った一瞬、豪栄道がはなった捨て身の首投げが決... -
大相撲
一月場所の番付発表
12月年の瀬の影響で、木曜日に一月場所の番付が発表された。白鵬は西横綱のままである。照ノ富士も東大関の座をあけわたした。人気の勢が2度目の小結についた。これまで横綱・大関とのフル対戦での勝ち越しはないだけに真価を問われる。2015年は1勝14敗... -
大相撲
日馬富士展スタート
今日23日から5日間、日馬富士展が銀座の日動画廊で始まった。正確には「Two World」日馬富士&Zaya展である。後援は駐日モンゴル国大使館である。銀座の画廊に来るのは久しぶりである。以前は日本出版美術家連盟の画家展を中心に画廊へ足を向けていた。... -
大相撲
さようなら北の湖理事長
22日、東京は比較的暖冬であり、天気もよく晴れ渡った。そんななかで北の湖理事長の協会葬の日を迎えた。協会員も大相撲ファンも最後のお別れの日である。協会員及び関係者は1階アリーナで、大相撲ファンは2階で焼香をおこなうとのことである。協会ホー... -
大相撲
問題点を探る かくありたい協会の選挙
北の湖理事長亡き後に八角(元横綱北勝海)が1票差で理事長に就任した。多数に推されたわけでないだけに政権の脆弱さを感じる。実は11月に亡くなられた北の湖理事長は2度理事長に就いたが、快挙というより疑問をもたれての再登場であった。当時のスポー... -
大相撲
2015年大相撲10大ニュース 2位1位
■2位照ノ富士初優勝で大関昇進今年の一月場所までは勝ちこすのがせいいっぱいだった照ノ富士だったが、翌場所から変身した。三月場所は白鵬を倒して、13勝2敗という好成績を残した。期待される逸材ではあったが、ようやく開花した。照ノ富士はもともと間... -
大相撲
来年はどうなる 大関候補
一時期平成生まれの新十両・新入幕が話題になったことがある。まだ、平成生まれが珍らしかった。しかし、いまや平成27年も暮れようとしている。平成元年、あるいは平成2年生まれも20代後半になってきた。故北の湖理事長、八角新理事長ともに土俵の充実を... -
大相撲
2015年大相撲10大ニュース 4位3位
■4位旭天鵬・若の里の両ベテランが引退旭天鵬と若の里をひとくくりで扱ったことが、順位を押し上げた。単独だったら6位と8位であった。七月場所後に旭天鵬が40歳10ヶ月で引退し大島を襲名した。若の里は夏巡業に出るため、巡業終了後に39歳1ヶ月で引退... -
大相撲
来年はどうなる 優勝
白鵬 15勝白鵬 14勝1敗照ノ富士12勝3敗白鵬 14勝1敗鶴竜 12勝3敗日馬富士13勝2敗<七月場所優勝の白鵬 左は旗手旭天鵬> これが今年1年間の優勝力士である。これから何が読み解けるか。まず、優勝レベルでは、14勝以上をあげたのは白鵬一... -
大相撲
2015年大相撲10大ニュース 6位5位
■6位音羽山親方(元大関貴ノ浪)急死元大関貴ノ浪の音羽山親方が6月20午前大阪市内のホテルで倒れ、急性心不全で亡くなられた。まだ43歳という若さだった。引退後の2006年には心房細動・肺血しょう・重症肺炎になり、1年前の1月には胃がんで手術してい... -
大相撲
2015年大相撲10大ニュース 8位7位
■8位嘉風横綱・大関食いで大活躍今年の嘉風は一月場所から七月場所まで幕内中位以下であった。すなわち横綱・大関との対戦はなかった。九月場所、突如白鵬・鶴竜の両横綱、琴奨菊・豪栄道の大関を倒し、11勝4敗と好成績をあげて殊勲賞と技能賞を獲得した... -
大相撲
2015年大相撲10大ニュース 10位9位
■10位満員御礼が80日連続でストップ昨年の十一月場所の12日目から始まった満員御礼は今年に入っても続きに続いた。一月場所東京、三月場所大阪、五月場所東京、七月場所名古屋と4場所連続満員御礼達成となった。そして圧巻は九月場所であった。15日間満員... -
大相撲
2015年大相撲10大ニュース 前文
今年は重大ニュースが目立った年だった。振り返ると、ニュースは土俵外にもあったし、予期しないニュースも出てきた。そんななか、好角家・相撲通のS氏・H氏・T氏・A氏・K氏・M氏・さらにI氏に加わっていただき、7氏から今年の10大ニュースを寄せて... -
大相撲
発売8日目の一月場所チケット
チケットの発売開始から8日たった。土日祝日はその日というより、午後一か午後二には売り切れたようである。平日は13日目が残りわずかで、3日目から6日目及び9日目から12日目はまだ購入できる。当然のことながら、土俵近くになればなるほど席は少なく... -
大相撲
来年はどうなる 白鵬
今年の白鵬はよくも悪くも話題を振りまいた。○A.一月場所全勝優勝で33回目の優勝。偉大な大鵬の32回優勝超えを果たす■1.場所後の記者会見で稀勢の里戦の物言いに対して審判にクレームをつけ、問題に○B.三月場所優勝して6連覇を達成■2.場所後の恒... -
大相撲
来年はどうなる 照ノ富士
白鵬 30歳9ヶ月日馬富士31歳8ヶ月鶴竜 30歳4ヶ月稀勢の里29歳5ヶ月琴奨菊31歳10ヶ月豪栄道29歳8ヶ月これが照ノ富士以外の横綱・大関の年齢である。急成長したり、若さあふれる相撲を期待したりする時期は過ぎている。そして、次の大関は候補をあげ... -
大相撲
今年の幕内の新記録・史上初を写真で再現
今年1年間幕内ではどんな新記録・史上初がでたか。写真とともに振り返ってみよう。■一月●白鵬10度目の全勝優勝自らの9度目の全勝優勝を更新した。次点は双葉山と大鵬の8度である。●白鵬33回目の優勝で大鵬超え白鵬、ついに大鵬の偉大な記録32回優勝を超... -
大相撲
かつてあった大相撲のどえらい改革案
サラリーマンの世界では会社の業績が伸びれば、社員の 昇給・賞与(ボーナス)のアップにつながる傾向がある。 特に顕著だったのはバブル期のときである。バブル期は 昭和61年12月から平成3年2月までの4年3ヶ月続いた。 このときは証券会社勤務の娘の... -
大相撲
ビデオ採用46年半 未だ実現していないこと
いまやプロ野球のアウトかセーフか、ホームランかファールかをビデオで確認するのが、当たり前の時代になった。大相撲は他のスポーツに先駆けてビデオを採用してきた。昭和44年五月場所からである。今年で46年半が経過した。半世紀近くになる。しかし、そ... -
大相撲
チケット戦 獲得済んで(?)日が暮れて
12月5日土曜日は一月場所のチケット販売日である。大相撲ファンが最もあくせくする日である。ただ、自由席通し券狙いの方は、入手が見えている者もいる。九月場所は15日間満員札止めという、これ以上ない入りだった。九月場所は5連休があり、ツアーで国... -
大相撲
一月場所のチケット事情
一月場所から国技館窓口のチケット販売方法がいくつか変わる。1.タマリ席は電話抽選となり、国技館の窓口ではいっさい販売しない2.自由席通し券は整理券1枚につき、1セットしか購入できない3.チケット発売初日の国技館窓口の発売時刻は10時に変更... -
大相撲
伊勢ヶ濱部屋のルーツ
伊勢ヶ濱部屋には照ノ富士、照強といった力士、呼出では照喜、照矢がいて「照」の字がそれなりに使用されている。かつて伊勢ヶ濱部屋には照国という横綱がいた。それにあやかったっているという見方がある。しかし、現在の伊勢ヶ濱部屋は照国が所属してい... -
大相撲
学生相撲考
大相撲は外国出身力士と学生出身力士が花盛りである。十一月場所の番付によると幕内力士は42人である。そのうち外国出身力士が16人、学生相撲出身が10人である。学生といってもここでは大学相撲出身者を意味する。高校相撲でも明大中野、明徳、城北、栄な... -
大相撲
消え行く一代年寄
一代年寄は昭和44年五月場所、大鵬30回目の優勝の偉業をたたえて、協会から贈られた。九月場所の初日、武蔵川理事長(元出羽ノ花)以下協会幹部が土俵に上がり、紋服姿の大鵬を表彰した。大変壮観であった。一代年寄を贈られたことで、大鵬は将来大鵬部屋... -
大相撲
お知らせ
十一月場所初日から9日目まで画像がはいりました。ご覧いただければ幸いです。 記事をお読みいただきありがとうございますよければこちらをクリックいただけると幸いです。”土俵の目撃者”↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓相撲 ブログランキングへ ... -
大相撲
知られざる北の湖の記録
十一月場所13日目終了後、亡くなられた北の湖理事長の報道に、現役時代はにくらしいほど強かった。という表現が使われていた。そういう一面は確かにあった。人気の貴ノ花の敵役であった。昭和49年七月場所後、北の湖が横綱に昇進したとき優勝は2回。先輩... -
大相撲
異変から最終決定した年間最多勝
十一月場所が終了し、今年1年間の成績が確定した。今年1年間幕内に在位したのは30力士である。九月場所までは照ノ富士が白鵬を2勝リードしていた。しかし、十一月場所の成績で白鵬が12勝、照ノ富士が9勝のため、逆転して白鵬の66勝での年間最多勝が確... -
大相撲
2015年観客数を検証
2013年九月場所、遠藤の入幕をきっかけに、大相撲の人気は上昇傾向が続いた。そしてついに、昨年の十一月場所12日目から今年の十一月場所初日まで80日間連続満員御礼がでるほど今年の観客数はすさまじかった。では,どれほどの数だったのか表を見ていただき... -
大相撲
北の湖理事長国技館にお別れ
十一月場所13日目終了後急死した北の湖理事長は、千秋楽の午前北の湖部屋に無言の帰宅をした。葬儀は家族による密葬で行われた。今日26日が告別式であった。午前中降っていた冷たい雨は、昼が近づくとともにあがっていった。しかし、寒さは一段と厳しい。... -
大相撲
総評
★場所中13日目終了後、北の湖理事長の急死があったが体調が思わしくないとはいえ、まったく予期せぬできごとで驚いた。62歳は若すぎる。場所は残り2日間だけに、ぶじに場所を終えてからの発表が望ましかった。北の湖部屋の力士が弔い合戦のごとき目で見ら... -
大相撲
■福岡千秋楽 まったく盛り上がらない千秋楽
琴奨菊休場のため照ノ富士の対戦相手が注目されたが、琴勇輝になった。2敗の松鳳山がいるではないか。取組は琴勇輝のフォーに不快感を示した(ように見えた)照ノ富士が怒りの押しで吹っ飛ばした。ここ数日の稀勢の里は精細がない。そうはいってもガチン... -
大相撲
■福岡14日目 白鵬の不可解な負け方
琴奨菊、大砂嵐、豊ノ島と3人いっぺんの休場は土俵を寂しくした。では出場した力士は熱戦を展開したかというとそうではなかった。1敗と優勝争いのトップ白鵬が7勝とまだ勝ちこせない照ノ富士相手にやや長い相撲を取った。右四つに組んだままの相撲であ... -
大相撲
■福岡13日目なぜ伏せられなかった北の湖理事長の急死
13日目が終わった後、訃報が入ってきた。北の湖理事長の急死である。腰を悪くして土俵に上がれないが、福岡国際センターで勤務していたと聞いていた。それだけにまさかの思いである。相撲仲間に連絡したり、連絡がきたりと情報が駆け巡った。<北の湖理事... -
大相撲
■福岡12日目 弱くなった3力士
昭和41年復活インターナショナル選手権についたジャイアント馬場に地上最大の挑戦者が名乗りをあげた。ルー・テーズである。その来日第一声は「馬場は強くなったようだね。楽しみにしている」だった。これとは逆に弱くなった力士が3人いる。負けたからい... -
大相撲
■福岡11日目 白鵬対稀勢の里 照ノ富士対嘉風を斬る
今場所の白鵬は落ち着いている。多少の揺さぶりに動じない。1番危険な相手稀勢の里に余裕の対応。こうなると稀勢の里に対応する術はなくなる。加えて前日豊ノ島に負け、2敗に後退してモチベーションが下がっていた。稀勢の里はあっさり負けが目立つ。<... -
大相撲
■福岡10日目 横綱の変化、けたぐり、猫だましに一言
白鵬が栃煌山に繰り出した猫だましは遠目にははっきりわからなかったが、近くで見た方にはパチンと音が聞こえたという。以前出羽錦が大鵬に猫だましをしたときは、目の前でパチンと音がしたとまるで効かなかったコメントを大鵬は出している。横綱のやる技... -
大相撲
昭和・平成の10大ニュース11 順位
最後に昭和・平成の10大ニュースの順位をつけてみる。これは異論反論が出てくるのはやむを得ないと思うほど難しい作業であった。衝撃やそれ以降の時代に与えた影響を考慮して次のようになった。1.八百長発覚と大量処分2.春秋園事件3.玉の海急死4.... -
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昭和・平成の10大ニュース10白鵬、大鵬の優勝32回超え
白鵬が今年(平成27年)一月場所で33回目の優勝を達成し、大鵬の32回を超えた。大鵬が32回目の優勝を達成したときは、次が双葉山の12回(年2場所制)だったのだから、不滅の記録と思われていた。その後北の湖が最年少横綱になったが、優勝は24回だった。3... -
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昭和・平成の10大ニュース9 八百長発覚と大量処分
これまで八百長の疑惑はあったが、証拠がなかった。相撲協会もあくまでないと言ってきた。しかし、初めて物的証拠が出てきた。それは野球賭博事件で調べていた力士の携帯メールの削除した内容を復元することでうかびあがった。平成23年2月2日毎日新聞が... -
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昭和・平成の10大ニュース8 両国国技館誕生
蔵前国技館は海軍の飛行機組み立て工場の解体した鉄骨で建てたため、老朽化が進んだ。建て直すか、新たに建てるかという中、両国駅前に国鉄(現JR)の用地があり、早くから交渉に入ったのが功を奏した。蔵前の土地も都が買収し、具体的に話が進んだ。昭... -
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昭和・平成の10大ニュース7 玉の海急死
玉の海が急死したのは昭和46年10月11日のことである。現役横綱の死は衝撃的な出来事だった。玉の海は虫垂炎を患っていた。玉の海は持ち前の責任感から切らずに注射で散らしていた。それが夏の巡業、九月の本場所と長期に渡っていた。場所が終われば今度こ... -
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昭和・平成の10大N6大鵬の連勝記録が誤審でストップ
連勝記録が誤審でストップする。そんなあほなと思えることが昭和44年三月場所2日目に起きた。経緯は以下である。戸田(後の羽黒岩)の押しに大鵬は後退したが、まわりこんで突き落としにいった。戸田の足が蛇の目の砂を大きくはね、その後大鵬が正面に落... -
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昭和・平成の10大ニュース5 九重部屋破門独立
出羽海部屋を大部屋にしたのは明治の角聖常陸山である。元出羽ノ海の常陸山亡き後、出羽海を継いだのは元両国(前名国岩)である(ここから出羽ノ海の「ノ」の字はなくなる)。出羽海が分家独立を許さずという不文律ができたのは元両国(前名国岩)の出羽海... -
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昭和・平成の10大ニュース4両国国技館から蔵前国技館へ
以前、相撲史を真っ二つにするとどこで分けるかというテーマで書いたとき、明治42年6月に開設した両国国技館とした。雨に左右されない常設館はそれほど画期的で大相撲に変化をもたらした。ところが、その両国国技館が使用できなくなる時代がくるとは、戦... -
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昭和・平成の10大ニュース3双葉山69連勝でストップ
現代では連勝というと1年以内のケースになる。事実、白鵬が63連勝を達成したときも一月場所から十一月場所までであった。双葉山は年2場所の時代だから、足かけ4年にわたって勝ち続けたのである。双葉山の連勝は、昭和11年春場所平幕のとき、当時の第一... -
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昭和・平成の10大ニュース2 春秋園事件
春場所の新番付は昭和7年1月5日に発表された。しかし、この番付で興行がおこなわれることはなかった。大相撲をゆるがす大事件が起きたためである。新番付は、出羽海勢が東方から西方に変わり、そこへ西方だった錦華山が出羽海の方屋に移ってきた。西方... -
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昭和・平成の10大ニュース1 東西合併
現在でこそ職業相撲の団体は1つだが、江戸時代、力士集団は地域ごとにあった。主に江戸、大坂、京都が中心であった。明治には東京・大坂・京都で合同興行をおこなったり、力士の移籍もあった。初代梅ヶ谷は大阪から来た力士である。大正時代、京都は人数... -
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昭和・平成の10大ニュース前文
昭和・平成の10大ニュースというテーマは、あまりにも大きく、10大ニュースの選考はかなり難航した。人によって選出されるニュースは、異なりすぎることが予想される。そこで選考にあたって、A氏、TM氏に協力をいただいて、10大ニュースを選出すること... -
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◆お知らせ 賢明な読者の皆様へ
土俵の目撃者をいつもご愛読いただき誠にありがとうございます。足を使い、この目で見た生の大相撲をお届けするため十一月場所の10日目から千秋楽は場所後に掲載いたします。暫くお待ち願います。その間「昭和・平成の10大ニュース」をお届けします。興味... -
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■福岡9日目 場所のゆくえ
1.白鵬を倒すのは誰か休場明け白鵬が全勝で突っ走っている。ほとんど危なげない相撲内容である。妙義龍戦でやや揺さぶられたが、こらえて勝利した。残り6日間、白鵬を倒す力士はいるのか。白鵬にとって危険な相手は両横綱よりも稀勢の里である。ただ稀... -
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■福岡8日目 あまりにも無謀だった照ノ富士の横綱昇進
照ノ富士が豪栄道に対して、立ち合いから変化という、らしくない相撲で墓穴を掘り、4勝4敗の五分になった。この後の対戦相手を考えると、勝ち越しすら危うい。場合によっては休場も。休場は試合放棄である、と言ったのはクリーン魁傑である。この言葉は... -
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■福岡7日目 1敗稀勢の里・琴奨菊は優勝を争えるか
照ノ富士が勢に負けて3敗目。負け方も力なくあっさり土俵を割った。照ノ富士は昨年の十一月場所から今年の九月場所までの1年間、関脇以下には1場所平均1.8敗しかしていなかった。早くも敗戦オーバーである。3横綱・4大関のここ1年間の地位別対戦成績... -
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■福岡6日目 日馬対嘉風戦 琴奨菊対逸ノ城戦を分析
メディアの中には、全勝は誰、1敗は誰と色分けするのがお好きなところがあるようだが、まだ序盤戦が終わったばかりである。この時点で先走って分類することにどれほどの意味があるのか。昭和45年三月場所大関清国は7勝1敗で折り返したが、7連敗して結局... -
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■福岡5日目 高レベルの大相撲を成立させる白鵬
鶴竜が妙義龍にいいところなく、あっさり負けた。嘉風、妙義龍は優勝した先場所でさえ負けている。それが今場所も繰り返されるとは横綱の堪えられない軽さを感じずにはいられない。大相撲には鶴竜の法則がある。横綱が同じ対戦相手に負けるなんとも情けな...