大相撲

平成29年福岡 横綱・大関に挑む9人のサムライ

2017年11月11日

横綱白鵬・稀勢の里、大関高安が土俵に戻っ
てくる。3横綱2大関の上位にフルに挑む
力士は3枚目北勝富士までである。東関脇
御嶽海から北勝富士までのここ1年間の上位
戦の成績は以下である。なお、照ノ富士、
琴奨菊は元大関のプライドのため、表から
はずした。ただし、三賞では元大関だからと
いって除外することはないように、心がけて
いただきたい。

挑戦A

この1年、上位で最も勝ち越している力士は、
御嶽海である。目下上位で5場所連続勝ち
越し中である。特に横綱戦はここ1年で7勝
11敗(不戦勝1あり)と好成績を残している。
その反面大関には3勝11敗とさほど勝てて
いない。また、一月場所11勝した以外2ケタ
勝利がない。大関を目指すなら今後2ケタ
勝利がほしいところである。
170719十一日目幕内 524
<H29年7月 優勝白鵬に土をつけた御嶽海>

もう1人の上位の実力者は玉鷲である。大関
にはここ1年12勝4敗と圧勝している。横綱
戦は5勝10敗の成績を残している。先場所、
先々場所と連続7勝8敗と惜しくも負け越し
ている。今場所踏みとどまらないとずるずる
と後退しかねない。再び突き押しの威力を
土俵で発揮していただきたい。

新しい力、新小結阿武咲と前頭筆頭の貴景勝
は楽しみな力士である。真っ向から突き押し
で勝負する相撲は若々しく魅力的である。
横綱・大関は後手にまわったり、引いたり
しては危ない。先場所は横綱・大関が休場
していただけに、阿武咲と貴景勝の真価が
試されるのは今場所になる。
170914五日目幕内 748
<H29年9月阿武咲旋風  日馬富士を圧倒>

北勝富士は七月場所初上位で勝ちこしたもの
の、先場所は惜しくも1点の負け越しであっ
た。今場所はリベンジ場所になる。横綱戦は
2勝2敗、大関戦は4勝2敗と数字は、飛躍
する可能性を秘めている。稀勢の里とは初
対戦になる。

関脇嘉風が3場所連続上位勝ち越しで安定し
ている。スピード勝負の嘉風は、特に日馬
富士には分がいい。先場所は初日から4連敗
でどうなるかと思ったが、8連勝して勝ち
越した。実力者ぶりを示した場面であった。
横綱・大関は最後の最後、勝負ガ決まるまで
油断できない。
170514初日幕内 737
<H29年5月 嘉風、稀勢の里から殊勲>

実力者とフレッシュな挑戦者が挑む十一月
場所は明日から始まる。

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  • この記事を書いた人
denkouriki

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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