大相撲

引退相撲雑感

2017年8月14日

朝赤龍が平成30年2月4日に引退相撲をおこ
なう。引退相撲は東京の国技館でおこなわ
れることが多く、相撲ファンでも地方の方は
なかなか見る機会が少ない。もっとも名古屋
で合流した相撲仲間は、引退相撲には必ず
かけつける熱心なファンである。
170723千秋楽パレード 011
<元朝赤龍の錦島親方>

国技館以外の会場を使用するとなると、客席
としてイスを用意しなければならない場合が
ある。イスに番号をはっていかなければなら
ない。力士、行司、呼び出し、関係者の控え
室を設けなければならなくなる。なにより
土俵を設置するのか否かで費用が違ってくる。
そしてそれらの片づけが当然必要になって
くる。そう考えると国技館使用のほうが手間
と時間が省ける。
140208把瑠都引退相撲 907
<師匠とあいさつをする把瑠都>

朝赤龍の場合は単独興行だが、時には2人で
合同興行を行うことがある。栃栄と栃乃花は
このケースにあたる。昭和22年の神宮外苑の
土俵では、先代鶴ヶ嶺、鯱ノ里、二瀬川、
神東山の4人で引退興行を行っている。一人
で3日間引退興行をおこなった力士もいる。
明治の角聖常陸山である。3日間で4万5000
人を動員した。

把瑠都の引退相撲は7000円の自由席のみで
あった。引退相撲の日は雪が降るという、
天候不安がついてまわった。そのため、筆者
は両国の隣駅の錦糸町のホテルに泊まった
ほどである。これをみた琴欧洲は予定でいく
と、冬の引退相撲になるところ、日程を縮め
て秋に引退相撲を実施した。
141004琴欧洲断髪式 436
<琴欧洲にはさみをいれた父>

引退相撲はマゲ及び現役との惜別、そして
新たな人生への船出となる晴れの舞台でも
ある。

3連休は交通機関のチケットが取りにくい。

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よしなに
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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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