七月場所千秋楽、豪栄道が高安に負け、負け
越しが決まった。九月場所は6度目のカド番
である。大関在位18場所で6回の負け越しで
ある。負け越し率は33.3%。七月場所途中
休場した照ノ富士は5度目のカド番である。
こちらは13場所で5回の負け越しである。
負け越し率は38.4%である。ともにいささか
多すぎるのでは、という印象である。
15日制、系統別総あたりが定着した三根山
以降の大関で最も負け越しが多いのは千代
大海の19場所である。もっとも4場所は
公傷である。これも最多である。千代大海
は魁皇と並び大関在位最多場所数の65場所
である。負け越し率は29.2%である。次に
負け越しが多いのが魁皇である。魁皇は
公傷を含め15場所負け越している。負け
越し率は23%である。
大海の19場所である。もっとも4場所は
公傷である。これも最多である。千代大海
は魁皇と並び大関在位最多場所数の65場所
である。負け越し率は29.2%である。次に
負け越しが多いのが魁皇である。魁皇は
公傷を含め15場所負け越している。負け
越し率は23%である。
2ケタ負け越し場所数があるのは琴ヶ濱と
栃東の12場所である。琴ヶ濱は3場所連続で
大関陥落の時代だったので、この恩恵を随分
受けている。2場所連続負け越しが4回ある。
大関在位28場所で、負け越し率は42.9%にも
なる。栃東は大関を2度落ち、復帰規定の
10勝以上で2度復帰している。負け越し率は
40%である。
負け越し率の値が最も大きいのは大関在位
5場所で3場所負け越しの大受である。負け
越し率60%である。続くのが、雅山で大関
在位8場所で4場所負け越し。負け越し率
50%である。続くのがクリーン魁傑である。
大関在位9場所中4場所負け越している。
魁傑は1度大関を落ちて、復帰規定によら
ないで大関に復帰して、再度落ちた珍しい
ケースである。負け越し率は44.4%である。
逆に負け越し場所数、負け越し率が最も少な
いのが、琴風である。負け越し場所数は2場
所。これは把瑠都、琴光喜と同じで最小数で
ある。ただし、大関在位場所数が、把瑠都の
15場所、琴光喜の17場所より多い22場所の
ため、負け越し率は9.1%と最もいい数字を
残している。
九月場所、豪栄道と照ノ富士のカド番はそれ
ほど話題にはならないかもしれない。だが、
両力士とも久々に存在感を示して頂きたい。
国技館近くで新たなビルの建築を初めていました。
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よしなに
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