稀勢の里対貴景勝戦は、稀勢の里の立ち合い
負けである。後手にまわっておこされ、残り
腰はなかった。輪島なら貴景勝タイプには、
立ち合い前褌を取ることにすべてをかけた
相撲を取るのだが、稀勢の里は無策だった。

<スポーツニッポンの記事>
さて、日馬富士による貴ノ岩への暴行事件が
少しずつ明るみになってきた。今やこの問題
は本場所の中継時間より、合計放送時間が
長くなってきている。1番組のワイドショー
で50分を超える放送がでてきているほどで
ある。今回の事件を時系列でみていくとこう
なる。
▼10月
25日から26日未明 モンゴル力士による飲み
会及び二次会 暴行事件は二次会でおきた
26日 鳥取巡業 貴ノ岩参加
29日 貴乃花親方鳥取県警に被害届け提出
30日 番付発表 日馬富士・安美錦会見
▼11月
2日 貴ノ岩、田川市役所を表敬訪問
鳥取県警が協会に電話
3日 協会、貴乃花親方、伊勢ヶ濱(元旭富
士)親方に電話ヒアリング 両親方「わから
ないと」と返答
5日~9日 貴ノ岩入院
9日 診断書出る
11日 伊勢ヶ濱(元旭富士)親方、貴乃花
親方に謝罪
13日 貴ノ岩の診断書発表
14日 暴行事件発覚
新たに判明したことは、日馬富士による暴行
は、ビール瓶だけではなかった。マイク、
灰皿などの器具と平手30発が加わっている。
貴ノ岩は出血していたという。悪質の上塗り
としかいいようがない。酒癖が悪いでは済ま
されない。これほどの相撲界をゆさぶる事件
は、進退を人の判断に委ねることなく、自ら
決断ほうがいい。
今回事件をよくわからなくしている源は、
貴乃花親方である。貴乃花親方が早々と被害
届けを鳥取県警に提出しながら、協会の電話
ヒアリングには「わからない」と答えている
のは不可解である。何のためにそんな回答を
する必要があるのか。

<夕刊フジの記事>
また、事件が判明してからこの事件をどう
思っているのか、弟子の貴ノ岩の状態などは
伝わっていない。伝わっているのは「被害
届けを取り下げるつもりはない」である。

<貴ノ岩>
貴ノ岩の今後が一番心配である。全治2週間
は、通常の生活の話である。力士として再
出発できるということではない。十両落ちに
よる収入源ですまないかもしれない。貴ノ岩
の力士生命が心配である。日馬富士は本当に
罪深いことをしてくれた。
旅支度をしています。
興味深いテーマをこれからもお届けます。
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