大相撲

■秋6日目 注目の三番を斬る

2017年9月15日

絶対的強者がいない場所は、戦国場所かサバ
イバル場所か、はたまたどんぐりの背比べ
場所か。メディアの中には星が先行している
力士に注目しがちだが、彼らが勝ち進んで
いけるとは限らない。その前に実力者がたち
ふさがるのを見落としてはいけない。

それが御嶽海対琴奨菊戦である。御嶽海は
ここまで2勝3敗。琴奨菊は1横綱2大関を
倒しての4勝1敗である。しかし、御嶽海は
上位で4場所連続勝ち越している実力者で
ある。相撲は立ち合い当たりあって御嶽海の
左が入って圧倒、すぐに右も入って琴奨菊の
上体がおきた。その瞬間御嶽海は左からすく
った。御嶽海の強さが目立った一番だった。

全勝阿武咲対1敗豪栄道の直接対決がこの日
実現。勢いは阿武咲にある。豪栄道はなんと
か1敗できた印象が強い。勝負はこう展開し
た。立ち合がるや押し相撲の阿武咲が先手を
とって押し込んだ。だが、豪栄道はまわり
込んで、勢い余った阿武咲を押し出した。
豪栄道は自分の相撲がほとんど取れていない
が、着実に白星を積み重ねてきた。

3日目の琴奨菊戦で力を出さずに負けたのが、
影響しているのか日馬富士が迷走している。
それでも、横綱審議委員会から横綱最後の砦
として出場を嘆願されるほどである。この日
はパワー相撲の千代大龍。対戦相手としては、
いやな相手にはいる。だが、日馬富士は立ち
合い素早く組み勝ち、勝負をつけた。なにか
吹っ切れたような様変わりの相撲であった。

今日から佐田の海が出場し、照ノ富士が休場
した。誰か引退する者が出るのでは、と心配
したが、それだけはなかった。
台風情報で大相撲中継が変更になるのを
心配しています。
興味深いテーマをこれからもお届けます。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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