大相撲

■秋7日目 アンバランスな取組&勝負ポイント

2017年9月16日

まず、今日の取組でいただけなかった点を
指摘しておきたい。取組は昨日つくられた
ものだが、1敗の大栄翔と対戦したのは、
休場から再出場した佐田の海である。どう
みてもアンバランスだし、佐田の海に勝ち目
は薄い。結果はその通りになった。
170916七日目幕内 176
<佐田の海(はたき込み)大栄翔〇>

同様なことが1敗の大翔丸対1勝の徳勝龍
にもいえる。こちらも勝者は大翔丸であった。
休場者が多く、取組編成が難しいのはわかる
が、だからといって間逆な取組は安易でいた
だけない。

ちなみに明日中日は、1敗大栄翔は3勝4敗
の隠岐の海、1敗大翔丸は2勝5敗の豪風と
対戦する。

7日目期待の一番は北勝富士対阿武咲戦で
ある。若くて、パワーがあって、将来楽しみ
な逸材同士が真っ向からぶつかった。押し
合いのなか、阿武咲が北勝富士をおこして
から右からいなして、およいだ北勝富士を
押し出した。勝負は短いが、見ごたえ十分で
あった。
170916七日目幕内 422
<〇阿武咲(押し出し)北勝富士>

1敗阿武咲は明日中日、1勝の栃ノ心と対戦。
今後は栃煌山、琴奨菊、千代大龍、松鳳山、
正代、貴景勝との対戦が予想される。

豪栄道は正代相手に厳しい攻めの連続で快勝
した。これがきっかけで、白星だけでなく
内容が伴えば、優勝を争える。日馬富士は
すぐには組めなくてもバランスをくずすこと
なく松鳳山と攻め合いとなった。いったん
組みとめると勝負は決まった。日馬富士は
調子を取り戻してきた。
170916七日目幕内 540
<〇豪栄道(押し出し)正代>

満員御礼ではあるが、いくぶん空席が目に
つく。筆者は絶対的強者なき混戦を嘆いて
いるが、人によっては、誰が優勝するか
わからない面白さがあるという。だとする
と好成績者が絞られる終盤はお客さんが
戻ってくるかもしれない。

遠方から来た相撲ファンと楽しく観戦。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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