大相撲

5場所経過!平成29年年間最多勝レース

2017年10月9日

月日が経つのは早いもので、今年もすでに
5場所を終え、残り1場所になった。5場所
までの各力士の成績はどのようになったのか。
それが以下である。いつも通り、横綱・大関
との対戦率によってクラス分けした。その
結果横綱・大関はAクラスには一人もいない
結果となった。これは、あいついで横綱・
大関が途中休場するため、対戦にアンバラン
スを生んでいることが原因である。
5場所成績A
対象は5場所幕内在位の力士だが、千代大龍
は4場所在位で30勝以上のため加えた。十一
月場所で十両落ちが予想される石浦は年間
成績から姿を消す可能性が高い。

七月場所までの高安と白鵬の年間最多勝争い
は、両力士が九月場所を休場したことで一変
した。5場所を経過してトップは日馬富士の
47勝20敗8休である。続くのは御嶽海で45勝
35敗である。残り1場所で2勝差を関脇が
横綱を上回るのはかなり難しい。日馬富士に
アクシデントがない限り、年間最多勝はこの
ままなだれ込みそうである。それにしても
日馬富士は13勝以上をあげない限り60勝未満
の年間最多勝になりそうである。どちらに
なっても、いささか寂しい数字である。
170312初日十両 927
<年間最多勝に最も近い日馬富士>

それにしても御嶽海が横綱・大関戦で25戦
しているのに対し、日馬富士は8戦と開きが
大きすぎる。これは日馬富士の責任ではない
が、Aクラスの最多勝は御嶽海ということで
住み分けできる流れになりそうである。
170108初日十両 338
<最多横綱・大関戦の御嶽海>

年間最多勝は十一月場所の千秋楽に西日本
新聞社が表彰する。これに対し、年間最優秀
力士を選出しているのが、スポーツ報知で
ある。こちらは必ずしも、年間最多勝力士に
なるとは限らない。
170528千秋楽挨拶パレード 054
<現在年間2回優勝の白鵬>

今年に入って稀勢の里と白鵬は2回優勝して
いる。十一月場所どちらかが優勝すれば年3
回優勝で、今年の場所の半分を制覇したこと
になる。これは年間最優秀力士の有力候補に
なる。十一月場所、日馬富士が優勝すれば、
稀勢の里、白鵬、日馬富士が各2回優勝と
なる。その場合は勝率や相撲内容で決定され
ることになりそうである。決定は例年だと
12月下旬であり、一月場所初日で表彰される。
170122千秋楽幕内・表彰 627
<一月・三月と連覇した稀勢の里>

十一月場所を各力士はどんな成績を納めるか。
年間成績の戦いも繰り広げられることになる。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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