大相撲

一人横綱(?)日馬富士優勝の可能性

2017年9月6日

まだ確定ではないが、もしかしたら九月場所
は3横綱の休場があるかもしれない。4横綱
時代、最悪の一歩手前状態である。鶴竜の
休場は濃厚である。稀勢の里は万全にはほど
遠い状態である。白鵬もケガからか出稽古を
避けているという。仮に出場しても最後まで
取れるとは限らない。とすれば日馬富士に
とって大きなチャンスになる場所になる。
130823-24レセプ_初日前段階 045
<期待される日馬富士>

これまで4横綱時代で、実質一人横綱になっ
たケースは、どのくらいあるのだろうか。
場所中の引退を含めて8例ある。そのうち
ただ一人出場した横綱が優勝したケースは
半分の4例である。思っていたより少ない。
その4例のうち、栃木山と東富士は新横綱
優勝であった。東富士・千代ノ山・羽黒山・
照國の4横綱は、2回3横綱休場がある。
2回目たった一人出場の羽黒山は9勝6敗で
さんざんな成績だった。
160724千秋楽幕内表彰 616
<H28年七月場所で優勝>

日馬富士は昨年七月場所以降優勝がない。
優勝争いに加わってもいない。優勝するには
13勝以上必要である。豪栄道も照ノ富士も
優勝経験者である。大関カド番優勝も珍しく
なくなっている。それでも13勝以上あげる
のは、日馬富士よりハードルが高い。高安は、
意欲はあるが、未知数である。日馬富士の
よさは鋭い立ち合いとスピード、そして集中
力である。これに稀勢の里はしばし苦戦して
いる。五月場所は日馬富士のよさがでた。
ただ、星数が11勝と足りなかった。
170324十三日目幕内 553
<H29年3月 稀勢の里を速攻で倒した日馬富士>

日馬富士は今年の4月、33歳になった。4横
綱の中では最年長である。でも案外、モンゴ
ル人力士は、力士生命が長いのでは、と思っ
ている。旭鷲山や朝青龍は体力の限界で引退
したわけではない。旭天鵬は40歳まで取った。
日馬富士もまだまだ取れると見ている。

チャンスを生かす、それが九月場所の日馬
富士の使命である。

場所の準備で多忙です。
興味深いテーマをこれからもお届けます。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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