まだ確定ではないが、もしかしたら九月場所
は3横綱の休場があるかもしれない。4横綱
時代、最悪の一歩手前状態である。鶴竜の
休場は濃厚である。稀勢の里は万全にはほど
遠い状態である。白鵬もケガからか出稽古を
避けているという。仮に出場しても最後まで
取れるとは限らない。とすれば日馬富士に
とって大きなチャンスになる場所になる。
これまで4横綱時代で、実質一人横綱になっ
たケースは、どのくらいあるのだろうか。
場所中の引退を含めて8例ある。そのうち
ただ一人出場した横綱が優勝したケースは
半分の4例である。思っていたより少ない。
その4例のうち、栃木山と東富士は新横綱
優勝であった。東富士・千代ノ山・羽黒山・
照國の4横綱は、2回3横綱休場がある。
2回目たった一人出場の羽黒山は9勝6敗で
さんざんな成績だった。
日馬富士は昨年七月場所以降優勝がない。
優勝争いに加わってもいない。優勝するには
13勝以上必要である。豪栄道も照ノ富士も
優勝経験者である。大関カド番優勝も珍しく
なくなっている。それでも13勝以上あげる
のは、日馬富士よりハードルが高い。高安は、
意欲はあるが、未知数である。日馬富士の
よさは鋭い立ち合いとスピード、そして集中
力である。これに稀勢の里はしばし苦戦して
いる。五月場所は日馬富士のよさがでた。
ただ、星数が11勝と足りなかった。
日馬富士は今年の4月、33歳になった。4横
綱の中では最年長である。でも案外、モンゴ
ル人力士は、力士生命が長いのでは、と思っ
ている。旭鷲山や朝青龍は体力の限界で引退
したわけではない。旭天鵬は40歳まで取った。
日馬富士もまだまだ取れると見ている。
チャンスを生かす、それが九月場所の日馬
富士の使命である。
場所の準備で多忙です。
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よしなに
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