大相撲

平成29年十一月場所のゆくえ

2017年11月21日

優勝は白鵬以外考えられない。9連勝と負け
なしの上、相撲内容が一番安定している。
ただし絶対ではない。昭和42年十一月場所、
11勝1敗で独走していた大鵬が休場して優勝
を逃したことがある。そういう意味で、白鵬
も絶対とはいえない。

追いかける上位力士は、2敗豪栄道、玉鷲、
北勝富士、逸ノ城と続く。しかし、白鵬が
追いかけてはじめて互角の展開になるが、
これでは逆である。仮に白鵬が休場する事態
におちいった場合、優勝ラインは低くなり
そうである。

今年は、千秋楽直接優勝を争ったのは、三月
場所の稀勢の里と照ノ富士だけであった。
先場所は優勝ではなく、1位争いであった。
今場所も優勝をかけての激突は見られそうも
ない。

それでは三賞候補はどうだろうか。いい相撲
を取っているのは現時点では、玉鷲、貴景勝、
北勝富士である。あるいは、安美錦の涙の
敢闘賞も今後の活躍によってはあるかもしれ
ない。

今場所は土俵外が過熱で、本場所がいまひと
つ盛り上がらない。そのためにも一番一番の
熱戦を期待したい。

新潮45に日馬富士の記事が掲載されて
います。
興味深いテーマをこれからもお届けます。

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  • この記事を書いた人
denkouriki

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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