大相撲

相撲好者旭国

2017年10月4日

相撲好者といっても相撲好きのファンのこと
ではない。力士旭国のことである。ついた
あだ名はピラニア。くいついたら離れない
相撲である。小兵力士にこうしたあだ名が
つけばしめたものである。相撲のうまさは
ピカ一。やがてあだ名は理詰めな相撲から
相撲博士へと変わっていく。
旭国!
<相撲好者旭国の記事>

大関になれば次に目指すのは横綱である。
ところが旭国は「横綱…そうですね。一生
懸命やって運がよければね。でもなったとた
んに成績が悪くて引退じゃつまらんもん。
それより大関落ちてでもできるだけ長く相撲
を取っていたいな。そういう力士を目指して
いるんです」と語る。

この人は心底相撲が好きなのだ。こんなエピ
ソードがある。持病のすい臓病で入院中、
病院を抜け出して土俵に上がってしまった
のだ。そして勝ってしまったのである。
「それもこれも相撲が好きだからです。長く
やっていたいというのは、土俵に上がった
ときに、ワーという観衆の声を聞くのが最高
にたまらない一瞬だから、やめられないん
ですよ」と言う。
旭国
<本物の相撲取りは旭国ひとりの記事>

稽古で固めた体。本物の相撲取りは旭国一人
とまでいわしめるほどの稽古の虫であった。
「なんでも目いっぱいやるんです。それで
ダメで相撲生活が終わったとしても悔いは
ないでしょう」ともすれば力士は相撲を職業
としてとらえがちだが、この人は根本から
違うのである。どこまでも相撲好きなので
ある。

時間を忘れるほど相撲談議に夢中。
興味深いテーマをこれからもお届けます。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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