大相撲

平成29年秋!横綱・大関に挑む11人のサムライ

2017年9月9日

3横綱が休場という異常事態で、いささか
挑みがいが薄い横綱・大関の数である。ここ
へきて2枚目の碧山まで休場となって、上位
陣の寂しさは増すばかりである。そのため
上位にフルに挑む力士は東5枚目正代までと
なる異例さである。東関脇御嶽海から東5枚
目正代までのここ1年間の上位戦の成績が
以下である。なお、琴奨菊は元大関のプライ
ドのため表からはずした。
17秋A

上位に通じている関脇以下最強の力士は、
御嶽海である。目下上位で4場所連続勝ち
越し中である。特に横綱戦はここ1年で7勝
10敗(不戦勝1あり)と好成績を残している。
今場所横綱は日馬富士のみだが、ここ1年で
2勝している。横綱・大関が4人なら2ケタ
は勝っておきたいところである。
170909初日前日 203
<御嶽海>

もう1人の上位の実力者は玉鷲である。大関
にはここ1年11勝3敗と圧勝している。横綱
日馬富士にはここ1年で2勝している。先場
所惜しくも7勝8敗と負け越したが、突き
押しの威力は鋭い。今場所は再び勝ち越す
チャンスである。まだ勝てない御嶽海に勝つ
ことも大切である。
170909初日前日 010
<玉鷲>

パワー相撲が多い中で異色なのが、スピード
で勝負する嘉風である。特に日馬富士には
分がよく、先場所も勝っている。2場所連続
小結・関脇だが、成績は8勝で終わっている。
それ以上の成績と三役に定着するのが嘉風の
課題である。

先場所上初挑戦で見事勝ち越したのが、北勝
富士である。それだけに今場所は真価が問わ
れる。上位は研究してくるだけに、その上を
いけるかどうかがカギとなる。

上位戦初挑戦なのが阿武咲である。阿武咲は
十両時代が長かった。新十両から途中幕下
落ちを含め、入幕まで14場所かかった。それ
が入幕したとたん、2場所連続10勝であっと
いう間に上位にきた。突き押し相撲だけに
横綱・大関をくうこともあり得る。
170617うっちゃりトーク 116
<阿武咲>

宇良は先場所、横綱・大関に初挑戦ながら、
横綱日馬富士にうまさ勝ちした。負けた相撲
も内容的には善戦した。手ごたえをつかんだ
だけに、2度目の挑戦となる今場所は宇良
から目が離せない。また、技能賞を取る宇良
をみてみたい。
170717九日目幕内 1033
<H29年7月 日馬富士に勝利した宇良>

実力者とフレッシュな挑戦者が挑む九月場所
は明日から始まる。

幕内は5人休場で取組数が減ってしまい
ます。

興味深いテーマをこれからもお届けます。

マーク2カ所をクリックして支援してください。

よしなに
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
にほんブログ村 

相撲 ブログランキングへ 

↑↑↑↑↑↑↑↑


 

当サイトはブログランキングに参加しています、どうか応援をお願いいたします!

【ブログランキング】で、土俵の目撃者を応援して頂けるかたは↓をクリック


【日本ブログ村】で、土俵の目撃者を応援して頂けるかたは↓をクリック
にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
にほんブログ村
  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

-大相撲

Copyright© 土俵の目撃者(毎日更新) , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.