大相撲

復活なるか2横綱

2017年9月1日

横綱審議委員会による稽古総見が行われたが、
土俵に入った横綱は日馬富士一人だという。
白鵬は左ひざ、稀勢の里は左上腕と左足首、
鶴竜は右足首が万全ではないため申し合い
合いはしなかった。もっとも、最年長横綱の
日馬富士とてけして万全ではなかったと思わ
れるが、一人奮闘した。
161127千秋楽幕内表彰A 693
<H28年11月 3回目の優勝鶴竜>

今年3回の途中休場で鶴竜は、進退をかける
ところまで急速に追い込まれてしまった。
進退をかけるとなれば九月場所にすべてを
かけるわけにはいかない。今は稽古十分、
体調万全にはまだまだ遠い状態である。すべ
てをかけて臨むのは、九月場所では時間が
なさすぎる。鶴竜が勝負をかけるのは十一月
場所になるのではと思われる。

千代の山は10勝5敗、全休、5勝8敗2休、
全休の不成績あと、3場所連続12勝3敗で
のりきった。鶴竜にはもう一度再起をして、
雄姿を見せていただきたい。5場所前には
14勝1敗の堂々たる成績で優勝している。
今のまま終わるとは思いたくない。
170326千秋楽幕内・表彰 558
<今年の三月場所、負傷から逆転優勝した稀勢の里>

連続途中休場の稀勢の里は、もう中途半端な
出場は許されないところまできている。五月
場所、七月場所の出場は、結果論ではなく、
無理だと思っていた。出場するなら最後まで
取りきる覚悟が必要であった。判断の誤りを
何度も繰り返すようだと、稀勢の里はもう
だめだと思われてしまう。今年の三月場所、
照ノ富士との優勝決定戦が最後の華であって
はいけない。
170326千秋楽パレード 014
<三月場所 稀勢の里の優勝パレード>

先代師匠の隆の里は糖尿病に勝った。千代の
富士打倒に研究しつくし、対戦成績は勝ち
越している。4度の千代の富士との相星決戦
は3勝1敗だった。稀勢の里にはまだやり
残していることがある。それは白鵬と横綱
決戦で優勝をかけて戦い、勝つことである。
相撲を面白くするか否かは稀勢の里にかかっ
ている。復活稀勢の里をどうしても見たい。

急に涼しくなりました。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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