大相撲

■秋12日目 豪栄道2敗の意味

2017年9月21日

優勝戦線トップの豪栄道が、松鳳山に敗れて、
2敗となった。立ち合いは2度不成立。3度
目に立って突き合い、押し合いの応酬から
豪栄道が引いた。まわり込んで再び攻めに
転じたとき、はたき込まれてしまった。豪栄
道の敗因は引いた点にある。
170921十二日目幕内 627
それでもトップには変わりないが、この1敗
の意味は大きい。今場所は13勝2敗もしくは
12勝3敗の優勝の恐れがでてきた。これより
下は最悪のケースになる。今場所は3横綱、
2大関が不在である。そうした中での優勝と
しては物足りない数字になりそうである。
170921十二日目幕内 629
これは何を意味するか。今場所の優勝は横綱
につながらないということである。もちろん、
3横綱、2大関が休場したのは、豪栄道の
責任ではない。豪栄道のあずかりしらぬこと
である。だからといって、通常の場所と同列
には扱えない。今場所の優勝はラッキー優勝
の要素が大きい。だから成績が大事になるの
だ。
170921十二日目幕内 637
加えて、豪栄道は先場所7勝8敗と負け越し
ている。負け越して品格力量抜群とはとても
いえない。近年横綱の昇進基準である2場所
連続優勝が一人歩きしてしまっている。第一
項にある品格力量抜群がなおざりにされて
いる。本来横綱の昇進基準は、第一項で十分
である。横綱昇進の実態が第一項とかけ離れ
ているため、同じ横綱といっても差があり
すぎる結果を生んできている。
170921十二日目幕内 639
<豪栄道(はたき込み)松鳳山〇>

豪栄道が今場所仮に優勝しても抜群の力量に
よる優勝とは言いがたい。来場所、横綱を
かけての場所にはなりにくい今日の敗戦で
あった。

疲れが出てきました。
興味深いテーマをこれからもお届けます。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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