大相撲

■秋11日目 豪栄道が土俵を締めた

2017年9月20日

追うものは敗れ、リードする者は勝利する。
11日目はそんな日になった。

2敗千代大龍の対戦相手は5場所連続三役の
玉鷲である。玉鷲の突きと千代大龍の突きと
どちらの突きが先手を取るか。焦点はそこで
ある。両力士立ちあがって、先手は千代大龍
が取ったが、玉鷲はさがらない。千代大龍は
逆にまともに引いてしまい呼び込んでしまっ
た。玉鷲はそこを一気に出て押し出してしま
った。千代大龍、これでは勝てず3敗。
170920十一日目幕内 481
<〇玉鷲(押し出し)千代大龍>

2敗がいなくなり、豪栄道は勝って2差つけ
ておきたいところ。もし今日敗れるようなら、
優勝は混沌としてくる。1敗豪栄道は関脇
御嶽海と対戦。ただ、御嶽海は今場所もう
一つ破壊力がない。とはいえ1つ間違うと、
いっぺんにもっていかれる。国技館内は御嶽
海の応援団だらけである。そんななか、少数
派ながら豪栄道の応援者の声も身近から聞こ
えてきた。

勝負は立ち合いで決まった。豪栄道は両まわ
しともいいところを取って御嶽海の重心を
起こして寄り切った。御嶽海は何もできな
かった。豪栄道の完勝であった。ここにきて
豪栄道の強さは自信とともに増してきた。
170920十一日目幕内 556
<御嶽海(寄り切り)豪栄道〇>

豪栄道は単独1敗となり、次点に2差をつけ
て優勝に前進した。まだ4日あるから油断は
できないが、豪栄道は少しでもいい成績で
優勝しておきたいところである。何しろ今場
所は3横綱、2大関が休場で不在である。
どうしてもラッキー場所の感は否めない。
170920十一日目幕内 564
<勝負後>

それでも誰が優勝するかわからないなかから、
大関豪栄道が土俵を締めてきた意義は大きい。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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