優勝– tag –
-
場所の総括と番付
大相撲 2018年夏場所(平成30年五月場所)の結果|優勝は鶴竜、三賞・幕内の全成績と田口の15日間の観戦記
平成30年五月場所(2018年夏場所)の幕内優勝は横綱 鶴竜、成績は14勝1敗。同じ成績で並ぶ力士はいなかったので、優勝決定戦は行われていない。次点は13勝2敗の関脇 栃ノ心。 三賞は殊勲賞が松鳳山(前頭二枚目・8勝7敗)、敢闘賞が栃ノ心(関脇・13勝2敗... -
本場所レポート
■夏6日目 優勝を狙える実力者に暗雲
15日間あれば気合がはいらない日、あるいは調子を落とす日もあるさ、と戦う力士は言う。6日目は優勝を狙える実力者にその兆候がみられた。初めて上位に番付を上げた豊山(前名小柳)はここまで5連敗。しかも横綱戦がまだない。対戦相手の栃ノ心は最も相... -
コラム・論考
大相撲優勝・次点力士9 平成後期
平成後期に入り、現在に近づいてきた。優勝・次点をみていこう。次点は当然優勝者に次ぐ成績の力士だが、横綱・大関と対戦のない力士及び部分対戦力士ははずした。複数いるときは上位力士とした。大相撲は白鵬時代に入った。この時期の白鵬は19場所中13場... -
コラム・論考
大相撲優勝・次点力士8 平成中期
平成中期の優勝・次点をみていこう。次点は当然優勝者に次ぐ成績の力士だが、横綱・大関と対戦のない力士及び部分対戦力士ははずした。複数いるときは上位力士とした。貴乃花は平成10年の九月場所以来13場所優勝から遠ざかっていた。休場5場所、1ケタ勝... -
コラム・論考
大相撲優勝・次点力士7 平成前期
平成は来年(2019年)4月、今上天皇退位により終了予定である。そこで平成は前期・中期・後期に分けて優勝・次点力士に触れていくことにする。次点は当然優勝者に次ぐ成績の力士だが、横綱・大関と対戦のない力士及び部分対戦力士ははずした。複数いると... -
コラム・論考
大相撲優勝・次点力士6 昭和50、60年代
昭和51年から輪島と北の湖が本格的に対抗する時代へ突入した。次点は当然優勝者に次ぐ成績の力士だが、横綱・大関と対戦のない力士及び部分対戦力士ははずした。複数いるときは上位力士とした。この時期優勝・次点を輪島、北の湖で連ねたことが7回ある。... -
コラム・論考
大相撲優勝・次点力士5 昭和40年代
昭和40年から部屋別総当たり制が始まった。これはNHK解説者の玉の海梅吉氏が、時津風(元双葉山)理事長に進言したことに始まる。時津風理事長は、好取組が増えるという世論をバックに協会内の反対論を「いまや人情におぼれているときではない」と一括... -
コラム・論考
大相撲優勝・次点力士4 昭和30年代
昭和33年名古屋が本場所に昇格し、年6場所制がスタートした。あまりの間隔の短さに「優勝候補は先場所の優勝者になるのでは」という見方がされたほどであった。また、大日本相撲協会が日本相撲協会に改称した年でもある。<栃錦のブロマイド>次点は当然... -
コラム・論考
大相撲優勝・次点力士3 戦前~戦後 場所数変遷期
昭和7年から系統別総当たり制になった取組は、昭和15年東西制に戻った。これは出羽海部屋の力士が半数近くなったことが大きかった。9年ぶりの復活だが、以前の東西制を知る力士は、男女ノ川、幡瀬川くらいになっていた。次点は当然優勝者に次ぐ成績の力... -
コラム・論考
大相撲優勝・次点力士2 戦前編
大正15年4月、摂政宮殿下(後の昭和天皇)の御下賜の金一封で賜杯がつくられた。当時は摂政賜杯と呼ばれ、幕内最優秀成績者に渡されることになった。大正15年春場所から協会が個人優勝制度を正式にスタートさせ、表彰するようになった。それにともない、... -
相撲の歴史
大相撲優勝・次点力士1 明治・大正編|33場所の優勝と次点、太刀山と栃木山が9回
明治42年夏場所から大正14年夏場所までの33場所で、優勝に最も多く名前があるのは太刀山と栃木山の9回、次いで大錦の5回である。ただし、この時代の優勝は時事新報社が幕内最高成績の力士の額を国技館に掲げたもので、協会の表彰は無かった。協会が個人優... -
角界ニュース・論
永遠のテーマ?女性土俵問題
舞鶴巡業で思わぬことが起こった。舞鶴市長が挨拶中に土俵に倒れて動かなくなったのである。この緊急事態に土俵に駆けつけ応急処置をほどこした中に女性が何人か含まれていた。女性は心臓マッサージを開始。場内アナウンス担当の行司は周囲の声もあり、「... -
力士・人物
鶴竜優勝の足跡
三月場所は千秋楽を待たずに鶴竜が4回目の優勝を決めた。昨年(平成29年)は6場所中5度休場という窮地に陥った。フル出場した三月場所も10勝5敗と平凡な成績に終わっている。それを思えば、よく立ち直ったものである。<H30年三月場所 鶴竜4回目の優... -
記録と統計
40回優勝の白鵬でも破れない優勝記録
2勤1休のペースできた白鵬が三月場所休場して、初めて連続休場した。既に前人未到の40回優勝を達成して偉大な横綱にかわりはない。しかし、そんな白鵬でも優勝に関する記録で抜けない記録が実はある。<白鵬の優勝パレード 旗手石浦>◆入幕した年から引... -
場所の総括と番付
大相撲 2018年春場所(平成30年三月場所)の結果|優勝は鶴竜、三賞・幕内の全成績と田口の15日間の観戦記
平成30年三月場所(2018年春場所)の幕内優勝は横綱 鶴竜、成績は13勝2敗。同じ成績で並ぶ力士はいなかったので、優勝決定戦は行われていない。次点は12勝3敗の大関 高安・前頭六枚目 魁聖。 三賞は殊勲賞が栃ノ心(関脇・10勝5敗)、敢闘賞が魁聖(前頭六... -
本場所レポート
■春千秋楽 優勝予想は難しい時期に突入
千秋楽結びの一番は、出る高安、まわりこむ鶴竜。行司は鶴竜にあげたが、物言いがついて長い長い協議となった。結果は取り直しとなった。鶴竜の引き技はもう効かない。出る高安を止めない限り、鶴竜に勝ち目はない。出足を止めるには鋭く踏み込んで前褌を... -
本場所レポート
■春14日目 優勝をかけた実力者の激突なし
鶴竜が大阪のヒーロー豪栄道相手に引き足早く、13勝目をあげ千秋楽を待たずに優勝を決めた。今場所も優勝をかけた実力者同士の激突は見られなかった。魁聖は鶴竜に比べると対戦相手が大関戦なし、関脇戦なしのゆるやかで、見かけ上の優勝圏内力士に過ぎな... -
本場所レポート
■春12日目 そして優勝圏内は全員敗れ去った
明日13日目は全勝鶴竜と1敗魁聖が組まれることになった。これはこれで喜ばしい。その代わり鶴竜対御嶽海の横綱対関脇戦はなくなったことになる。小結以上は役力士なのだから、リーグ戦が当然である。この点が物足りない。かつて貴闘力が平幕優勝したと... -
本場所レポート
■春7日目 鶴竜、優勝への道
結びの一番、鶴竜の対戦相手は難敵の貴景勝である。貴景勝の突き押しは破壊力がある。立ち合い間違えると窮地に陥る恐れがある。だが、果敢に攻めていったのは鶴竜であった。いっぺんに貴景勝を西土俵に追い詰めもっていった。勝負あったかに見えたが、物... -
力士・人物
高安に優勝のチャンス
先場所は栃ノ心の優勝にわいて目立たなかったが、次点は12勝3敗の高安だった。高安が久々に好成績をあげたわけである。高安は昨年の大阪場所で自己最高の12勝3敗の成績で、大関の足固めをした。だが、大関に昇進したとたん、9勝6敗、1勝2敗12休、8... -
観戦と楽しみ方
強さ持続!栃ノ心がトーナメントで優勝
日本大相撲トーナメント第42回大会が開催された。国技館に到着したら入場の列ができていた。以前国技館前テント村で知り合った彼は5時からに並んだという超人ぶり。筆者は10時15分に国技館に着いたが、正門が見える範囲であった。列は4、5人の幅であっ... -
力士・人物
優勝栃ノ心の相撲内容を採点する
一月場所、栃ノ心はまさかの快進撃で快走。1敗で前半を折り返した。トップを走る横綱鶴竜が11日目から連敗すると、優勝戦線のトップに浮上。そのまま連戦連勝で突っ走り、14日目に優勝を決めた。左上手を取ると引きつけが強く、一月場所ほど力強さを発揮... -
本場所レポート
■初14日目 栃ノ心悲願の初優勝
栃ノ心は控えにいた。観客は彼の取組を固唾を飲んで待っていた。しかし、後半戦最初の取組のため、前半最後の取組終了から間が入っていた。それでも観客は栃ノ心の取組を心待ちしていた。注目していた。今日優勝が決まるのか。明日へと延びるのか。土俵が... -
本場所レポート
■初11日目 優勝の行方
ここまでスキのない相撲を取ってきた鶴竜が、玉鷲に不覚をとった。それも負けを呼ぶはたきが出た。玉鷲はここまで7敗と成績は今一歩である。だが、油断できる相手でない。鶴竜は、玉鷲の調子が上がらないとみて、軽くあしらおうとしたのか。あるいは15日... -
場所の総括と番付
大相撲 2017年九州場所(平成29年十一月場所)の結果|優勝は白鵬、三賞・幕内の全成績と田口の15日間の観戦記
平成29年十一月場所(2017年九州場所)の幕内優勝は横綱 白鵬、成績は14勝1敗。同じ成績で並ぶ力士はいなかったので、優勝決定戦は行われていない。次点は11勝4敗の前頭筆頭 玉鷲・前頭十二枚目 隠岐の海・前頭筆頭 貴景勝・前頭三枚目 北勝富士。 三賞は... -
コラム・論考
年間最多優勝争いになる十一月場所
納めの十一月場所の優勝は白鵬か稀勢の里か。白鵬になっても、稀勢の里になっても今年3回目の優勝になり、年間最多優勝になる。ともに休場明けの場所となる。白鵬は過去休場後の成績は以下である。関脇6勝3敗6休→9勝6敗大関全休→10勝5敗▼横綱0勝3... -
記録と統計
阿武咲と貴景勝の比較|同じ平成8年生まれ、アマチュア時代から入門・出世街道まで
阿武咲と貴景勝は、ともに平成8年生まれのライバルである。阿武咲は高校1年で中退して阿武松部屋へ、貴景勝は埼玉栄高校3年の9月に貴乃花部屋へ入り、入幕は貴景勝が2場所早かったが、小結には阿武咲が先に上がった。貴景勝はのちに大関になり、今は年寄・... -
力士・人物
優勝大台40回に挑む白鵬
優勝大台の40回を目前にして九月場所は休場してしまった白鵬。前人未到の優勝記録は十一月場所以降に持ち越しとなった。大鵬が32回の優勝回数を達成したときは、今後破られない記録になるのでは、と思われた。なにしろそれまでの優勝最高記録は年2場所制... -
相撲の歴史
小錦はなぜ横綱になれなかったか|横審委員の論文と、初の外国人横綱・曙への道
小錦は史上初の外国人大関となって横綱をうかがったが、13勝で優勝、12勝、13勝で優勝というチャンスを見送られ、横綱にはなれなかった。田口は、横綱審議委員会のメンバーが「外国人横綱はいらない」という論文を発表し、あたかも小錦を横綱にさせないよ... -
場所の総括と番付
5場所経過!平成29年年間最多勝レース
月日が経つのは早いもので、今年もすでに5場所を終え、残り1場所になった。5場所までの各力士の成績はどのようになったのか。それが以下である。いつも通り、横綱・大関との対戦率によってクラス分けした。その結果横綱・大関はAクラスには一人もいな... -
角界ニュース・論
横綱審議委員会(横審)とは|メンバーと委員長、いつ開くか・内規・誕生の経緯
横綱審議委員会(横審)は、日本相撲協会が定款で置く諮問機関で、横綱の推薦など横綱に関する案件について協会の諮問に答え、自ら進言もする。委員は協会の外の有識者で、横綱の推挙は横審の答申か進言を受け、理事会の承認を経て番附編成会議で決まる(... -
場所の総括と番付
大相撲 2017年秋場所(平成29年九月場所)の結果|優勝は日馬富士、三賞・幕内の全成績と田口の15日間の観戦記
平成29年九月場所(2017年秋場所)の幕内優勝は横綱 日馬富士、成績は11勝4敗。千秋楽の本割で大関 豪栄道に寄り切りで勝って11勝4敗で並び、優勝決定戦も寄り切りで制した。 三賞は殊勲賞が貴景勝(前頭五枚目・9勝6敗)、敢闘賞が阿武咲(前頭三枚目・10... -
コラム・論考
幕内最高優勝の賞金案
平成29年九月場所は日馬富士の11勝4敗の優勝で閉幕した。幕内最高優勝の賞金は、現在1000万円である。しかし、これは成績とまるで無縁である。優勝改革として筆者はかねがね賞金は成績に応じて配分すべきだと主張してきた。ではどのようにするのがいいの... -
本場所レポート
■秋14日目 チケット完売に反比例する場所の中身
連敗豪栄道が悲鳴をさそう相撲ながら、貴ノ岩になんとか勝利して3敗で止めた。3敗でも豪栄道は単独トップである。3横綱2大関の休場はまたとない優勝チャンスであったはずだ。ほかの力士は何をしていたのか。特に実力者関脇御嶽海は期待する前に連敗ス... -
本場所レポート
■秋9日目 優勝の行方
9日目を終えて、優勝の可能性を秘めた力士がしだいにしぼられてきた。3敗まで可能性はあるが、ここでは中間視点として1敗豪栄道、2敗阿武咲、千代大龍、貴ノ岩、大翔丸のうち横綱・大関と対戦した3力士にしぼって検討してみる。碧山を退けた豪栄道は... -
コラム・論考
消えつつある優勝をかけての激突
大相撲人気が爆発したきっかけは、平成28年一月場所の大関琴奨菊の初優勝である。10年ぶりの日本出身の日本人優勝であった。十年一昔というが、さすがに長い年月であった。それだけにファンの歓喜は大きかった。このとき琴将菊は11日目、横綱白鵬と全勝同... -
力士・人物
一人横綱(?)日馬富士優勝の可能性
まだ確定ではないが、もしかしたら九月場所は3横綱の休場があるかもしれない。4横綱時代、最悪の一歩手前状態である。鶴竜の休場は濃厚である。稀勢の里は万全にはほど遠い状態である。白鵬もケガからか出稽古を避けているという。仮に出場しても最後ま... -
観戦と楽しみ方
平成29年九月場所チケットネット事情
九月場所は50分でチケットが完売したという。それは15日間全体であって、個別のねらい目は五月場所より時間的余裕があったように感じた。にもかかわらず、15日間の完売時間が短いのは、別の理由があるのでは、と思わずにはいられない。番付が発表され、初... -
角界ニュース・論
必要が迫られる優勝資格制度
戦後、日本の古いものはすべてダメということで、大相撲人気は低迷どころかどん底であった。なんとか人気を盛り返そうとする相撲協会が、記者クラブともに考案したのが、優勝決定戦制度であり、三賞制度であった。その三賞の選考が、おかしいのは既に述べ... -
場所の総括と番付
大相撲 2017年名古屋場所(平成29年七月場所)の結果|優勝は白鵬、三賞・幕内の全成績と田口の15日間の観戦記
平成29年七月場所(2017年名古屋場所)の幕内優勝は横綱 白鵬、成績は14勝1敗。同じ成績で並ぶ力士はいなかったので、優勝決定戦は行われていない。次点は13勝2敗の前頭八枚目 碧山。 三賞は殊勲賞が御嶽海(関脇・9勝6敗)、敢闘賞が碧山(前頭八枚目・13... -
本場所レポート
■名古屋千秋楽 優勝予想回数の明暗
千秋楽結びの一番は、横綱同士の白鵬対日馬富士戦。勝負は、予想通り白鵬が日馬富士をくだし、39回目の優勝を14勝1敗で飾った。以前白鵬の優勝予想回数を42回と書いたが、現実味を帯びてきた。あるいは予想を超えることさえありうる。<日馬富士を倒し、... -
コラム・論考
隆の里(第59代横綱)の素顔|稀勢の里の師匠・鳴戸親方が観客席で語ったこと
隆の里は第59代横綱で、引退後は鳴戸親方として稀勢の里を育てた。監察委員として福岡国際センターの観客席に座り、ビデオデッキが壊れるほど力士の取り口を研究する親方だった。相撲記者・田口 通廣が、九州場所の会場で親方と交わした会話をもとにその素... -
力士・人物
大関優勝の可能性
前年は琴奨菊、豪栄道が大関で優勝した。今年に入って優勝が遠かった稀勢の里が大関で優勝した。七月場所は高安が新大関で登場する。大関照ノ富士はここ2場所優勝同点、優勝次点で復活の兆しを見せている。優勝というと横綱の独壇場である。だが、大関と... -
力士・人物
知られざる十両優勝 現役編
五月場所は元幕内の錦木が安美錦との相星決戦を制して、10勝5敗で十両優勝を達成した。十両優勝を予想することはいかなる相撲通でもきわめて難しい。また、幕内優勝は覚えていても、十両優勝者は記憶から薄れていくのが常である。そこで予想ではなく、こ... -
力士・人物
優勝が遠い日馬富士
五月場所の日馬富士は立ち合いの鋭さと集中力がすばらしかった。久々に優勝に近い内容では、と思わせたが、それでいて結果は11勝4敗で終わってしまった。白鵬が5場所優勝なしで優勝が遠いと騒がれたが、日馬富士も5場所連続優勝なしになってしまった。... -
力士・人物
高安優勝の条件
新大関高安が再び優勝を口にしている。意欲と自信の裏づけがあるのだろうが、現実的にどうなのか。先場所は14日目、千秋楽と連敗し、結局11勝4敗で終わっている。三月場所は12勝と上位で自己最高の成績の成績をあげている。<賜杯>イメージだけでは、時... -
力士・人物
成績で決まる十両優勝賞金考
五月場所の十両の土俵は混戦というかどんぐりの背比べというべきか。終わってみれば錦木の単独10勝5敗の優勝となった。先場所も10勝5敗だったが、巴戦であった。十両は抜群の力士がいなければこういうこともあり得るのだろうが、成績としては寂しい限り... -
コラム・論考
ライバル差がつくとき 玉の海 北の富士
昭和44年、長く続いた大鵬時代は陰りを帯びてきた。大鵬より後から横綱になった栃ノ海、佐田の山は先に引退していた。同日横綱に昇進した柏戸は、昭和43年頃から衰えが目立ってきた。9勝6敗の成績が多くなってきた。しかし、柏戸は辞めるに辞められなか... -
場所の総括と番付
大相撲 2017年夏場所(平成29年五月場所)の結果|優勝は白鵬、三賞・幕内の全成績と田口の15日間の観戦記
平成29年五月場所(2017年夏場所)の幕内優勝は横綱 白鵬、成績は15勝0敗。同じ成績で並ぶ力士はいなかったので、優勝決定戦は行われていない。次点は12勝3敗の大関 照ノ富士・前頭十枚目 栃ノ心。 三賞は殊勲賞が御嶽海(小結・8勝7敗)、敢闘賞が阿武咲... -
本場所レポート
■夏14日目 白鵬の優勝の位置づけ
白鵬全勝。次点とは2差ある。白鵬が優勝を逃すケースは、優勝決定戦を入れて3連敗したときである。全勝でここまできた横綱が負け続けるとは考えにくい。白鵬の優勝は事実上決まって迎えた14日目。どうしても盛り上がりが乏しくなりがちである。<白鵬、... -
コラム・論考
右往左往の外国人初優勝
今でこそ外国人の優勝は当たり前の時代になっている。いや、それどころか、琴奨菊の平成28年一月場所の優勝は、日本出身の日本人優勝としては10年ぶりであった。その間モンゴル、ブルガリア、エストニアと外国勢の独占であった。そうした外国人の優勝にも... -
力士・人物
横綱の休場あけ優勝
白鵬が優勝に苦しんでいる。三月場所は新横綱稀勢の里に立ちふさがるかと思われたが、予想に反して途中休場してしまった。白鵬は元々横綱休場の少ない力士だった。横綱連続皆勤48場所の最高記録をもつ。続くのが北の湖の42場所である。白鵬は横綱になって... -
記録と統計
千秋楽 本割・優勝決定戦連勝しての優勝5
第7号は千代大海である。千代大海は当時(平成11年一月場所)まだ関脇であった。横綱3代目若乃花は横綱4場所目であった。横綱としての優勝はまだなかった。千代大海は7日目土佐ノ海、11日目安芸乃島に負けて2敗で千秋楽の若乃花戦を迎えた。若乃花は... -
観戦と楽しみ方
平成29年五月場所チケット事情
4月8日土曜10時、五月場所の前売りが始まった。大阪場所、負傷稀勢の里の本割・優勝決定戦を連勝した感動シーンで、いっそう人気は高まることが予想された。大阪場所は、2時間十数分で15日間分のチケットが完売した。大阪府立体育会館が7800人のキャパ... -
記録と統計
千秋楽 本割・優勝決定戦連勝しての優勝4
第6号は曙である。曙と貴乃花は同期の桜だ。2人は激しい出世争いをしてきた。初優勝は貴乃花(当時貴花田)が先行し、2場所後曙が追いかけるカタチで初優勝した。しかし、大関、横綱への昇進は曙が先行し、貴乃花が追いかけるカタチとなった。<曙>&nb... -
記録と統計
千秋楽 本割・優勝決定戦連勝しての優勝3
第4号は大乃国である。北勝海と大乃国はともに北海道出身。横綱に昇進した時期も近かった。北勝海が2場所早い。大乃国は新横綱の場所を8勝7敗、翌場所肝臓機能障害などで途中休場した。横綱として窮地であった。3場所目の昭和63年三月場所大乃国は2... -
記録と統計
千秋楽 本割・優勝決定戦連勝しての優勝2
第3号は横綱輪島である。輪島は昭和48年七月場所に横綱になった。その4場所前、貴ノ花と同日大関に昇進したが、次第に差がついていった。突如輪島に対抗するように出現したのが北の湖であった。昭和49年一月場所、関脇で優勝した北の湖はその勢いのまま... -
記録と統計
千秋楽 本割・優勝決定戦連勝しての優勝1
去る三月場所、左の負傷をおして出場した新横綱稀勢の里2敗。先頭を走るのは1敗大関照ノ富士。負傷稀勢の里が照ノ富士を本割・優勝決定戦と2番勝利するとは誰が想像できただろうか。<栃錦のブロマイド> 千秋楽の本割、優勝決定戦で逆転優勝した... -
場所の総括と番付
大相撲 2017年春場所(平成29年三月場所)の結果|優勝は稀勢の里、三賞・幕内の全成績と田口の15日間の観戦記
平成29年三月場所(2017年春場所)の幕内優勝は横綱 稀勢の里、成績は13勝2敗。千秋楽の本割で大関 照ノ富士に突き落としで勝って13勝2敗で並び、優勝決定戦も小手投げで制した。稀勢の里は前の平成29年一月場所では大関で、この場所が横綱として最初の場... -
本場所レポート
■春千秋楽 大波乱!稀勢の里が逆転優勝
ついに千秋楽をむかえた三月場所。しかし、期待がふくらむとはいかない。1敗照ノ富士、2敗稀勢の里。直接対決で優勝を争うのだが、稀勢の里の左肩は、重症だからまず相撲にならない、と誰しも思う。筆者も思う。しかし、稀勢の里は昨日の鶴竜との敗戦から... -
本場所レポート
■春12日目 優勝のゆくえ
ここへ来て優勝戦線は大きく様変わりした。高安は日馬富士にいいところなく敗れ、連敗。幾分優勝から後退した。高安は残り3日を勝ち抜き、13勝にしておきたいところである。稀勢の里は荒鷲を問題にしなかった。それにしても12日目に負け越している荒鷲を... -
本場所レポート
■春10日目 稀勢、高安優勝に近いのはどっち
全勝高安対貴ノ岩戦 何とか勢いのある高安を止めようとして貴ノ岩は変化に出た。だが、高安はくずれない。逆にあわてる貴ノ岩をはたき落としてしまった。変化をくうのは立ち合いが斜め上に向けて立たないからである。高安に奇策は通じなかった。全勝... -
力士・人物
新横綱の優勝確率11.1%に挑む稀勢
三月場所の優勝力士は誰か、となると決定打に欠ける。候補をあげても場所が始まってみなければ何ともいえない。いわば核となる横綱がいない状態である。本来なら稀勢の里が一番相撲が安定し、勢いがあるのだが、新横綱の優勝は簡単ではない。年2場所の時... -
相撲の歴史
大相撲冬の時代、大阪場所の人気度
大阪場所のチケットが1日、いや数時間で15日間分が売り切れた。驚異的なことである。ただし、注釈がつく。ネットダフ屋・にわかネットダフ屋が、買い占めていることが考えられるからだ。それにしても明治神宮の稀勢の里の横綱の土俵入りに1万8000人も集... -
力士・人物
稀勢の里の優勝回数を予想する
福祉大相撲の力士インタビューに出演したのは、時の人稀勢の里であった。そこで、一月場所の解説を休まざるを得なかった北の富士さんの手紙が読まれた。北の富士さんは35歳まで相撲を取って、優勝は15回してほしいと綴った。この優勝回数は半端ではない。... -
観戦と楽しみ方
日本大相撲トーナメント第41回(2017年)|新横綱稀勢の里が優勝、国技館で初の土俵入り
日本大相撲トーナメントの第41回(2017年2月)は、横綱昇進を決めたばかりの稀勢の里が、決勝で貴ノ岩を破って優勝した。稀勢の里の横綱昇進で人気が加速し、チケットは売り切れ。国技館では初めてとなる稀勢の里の横綱土俵入りに、観客の目がくぎ付けにな... -
力士・人物
優勝稀勢の里 血涙14番勝負
これまで稀勢の里の取組グラフは相撲内容を採点したケースが多かった。実は千秋楽稀勢の里と白鵬の決戦になった場合は、両者の相撲内容を徹底比較する企画を想定していた。白鵬が14日目に負けて幻となってしまった。稀勢の里の初優勝、横綱昇進の反響は想... -
場所の総括と番付
大相撲 2017年初場所(平成29年一月場所)の結果|優勝は稀勢の里、三賞・幕内の全成績と田口の15日間の観戦記
平成29年一月場所(2017年初場所)の幕内優勝は大関 稀勢の里、成績は14勝1敗。同じ成績で並ぶ力士はいなかったので、優勝決定戦は行われていない。次点は12勝3敗の前頭十枚目 蒼国来。 三賞は殊勲賞が貴ノ岩(前頭十枚目・11勝4敗)、敢闘賞が高安(小結... -
本場所レポート
■初 14日目 遅れて来た男、稀勢の里が念願の初優勝
14日目、優勝を争う横綱と大関の対戦相手は平幕という異例のなか、波乱が起きた。1敗稀勢の里が危なげなく逸ノ城に勝った。ここまでは順当である。しかし、2敗白鵬は貴ノ岩にいいところなく敗れ、その瞬間、稀勢の里の初優勝が決定した。そのとき歓喜の... -
本場所レポート
■初 9日目 暗雲漂う優勝争い
稀勢の里がカド番で2勝6敗の琴奨菊によもやの一方的敗北。稀勢の里は立ち上がるや何をしたいのかまるでわからない状態だった。棒立ちのままでいるうちに琴奨菊の上手を取れないがぶり寄りに後退。足が俵にかかることなく、を土俵外に踏み出す始末であっ... -
本場所レポート
■初 8日目 優勝戦線に異変あり
勝負に絶対はない。まして大相撲は一番相撲である。3本勝負ではない。全勝白鵬が、1勝しかしていない、しかも上位初挑戦の荒鷲に負けるとは、誰が想像できただろうか。荒鷲の勝因は立ち合い変わり気味の四つ身から、休まず攻め立てたことである。白鵬は... -
本場所レポート
■初 5日目 崩れつつある優勝争い
22勝13敗。これは横綱・大関の5日目までの成績である。よくもここまで負けたものだ、という印象である。これでは15日間満員札止めになるほど国技館に足を運んでくれるお客さんに応えられる数字ではない。負け越しそうな大関を予感させる成績さえある。相... -
コラム・論考
どうなる一月場所の優勝争い
昨年は5人の優勝者が出た。場所前からの予想通りになったのは白鵬くらいである。明日から始まる一月場所はどうか。優勝の条件としてあげられるのは、次の3つである。第一に取りこぼしを少なくする。第二に横綱・大関戦を勝ち抜く。最後は優勝争いをする... -
角界ニュース・論
今年はどうなる 白鵬復活優勝のキーポイント
明けましておめでとうございます。今年はどうなる白鵬編をお届けします。白鵬といえば魁皇の最高通算勝利1047勝超えの話題もありますが、これは時間の問題であり、数字の積み重ねで減ることはないため、ここではふれません。本編は遠ざかっている優勝をメ... -
観戦と楽しみ方
発売1週間のチケット事情
12月3日のチケット発売日から今日で1週間が経過した。土日祝日及び12日目、13日目は売切れである。1月は他のプロスポーツが少ないせいか人気があるのが、これまでであった。その反面、雪国の方は雪の影響で交通機関がどうころぶかわからないので、躊躇... -
場所の総括と番付
大相撲 2016年九州場所(平成28年十一月場所)の結果|優勝は鶴竜、三賞・幕内の全成績と田口の15日間の観戦記
平成28年十一月場所(2016年九州場所)の幕内優勝は横綱 鶴竜、成績は14勝1敗。同じ成績で並ぶ力士はいなかったので、優勝決定戦は行われていない。次点は12勝3敗の大関 稀勢の里。 三賞は敢闘賞が正代(前頭三枚目・11勝4敗)と石浦(前頭十五枚目・10勝5... -
本場所レポート
■福岡14日目 優勝とともに決まったコト
展開は思わぬ方向に動いた。日馬富士が制限時間を勘違いするハプニングがあった。日馬富士対白鵬戦は予想を覆し、日馬富士が果敢に出るも、白鵬の動き勝ちとなった。日馬富士は3敗で自力優勝はなくなった。<白鵬、日馬富士を小手投げ> 1敗の鶴竜... -
コラム・論考
初優勝からの連続優勝
九月場所予想以上の活躍で15戦全勝優勝を達成した大関豪栄道。初優勝が全勝優勝は快挙であった。そのため、十一月場所はにわかに横綱候補として浮上してきた。連続優勝すれば横綱というわけである。初優勝から連続優勝することは可能なのか、調べてみた。... -
力士・人物
豪栄道母校で優勝パレード
秋晴れの10月12日は、九月場所優勝者の豪栄道の母校への凱旋優勝パレードの日である。母校というのは相撲の名門埼玉栄高校である。現役では妙義龍、大栄翔、英乃海、大輝改め北勝富士、剣翔、佐藤などが在籍した。親方では元豊真将、元大翔山、元栃栄もこ... -
コラム・論考
全勝初優勝の翌場所
九月場所では、大関豪栄道が見事な初優勝を全勝で飾った。明治42年国技館開設以来、全勝初優勝は横綱・大関との対戦がない3例を除くと豪栄道で12例目である。豪栄道の翌場所の成績が気になるが、11例はどんな成績を残したのか。それが以下である。連続優... -
場所の総括と番付
大相撲 2016年秋場所(平成28年九月場所)の結果|優勝は豪栄道、三賞・幕内の全成績と田口の15日間の観戦記
平成28年九月場所(2016年秋場所)の幕内優勝は大関 豪栄道、成績は15勝0敗。同じ成績で並ぶ力士はいなかったので、優勝決定戦は行われていない。次点は13勝2敗の前頭十四枚目 遠藤。 三賞は殊勲賞が隠岐の海(前頭筆頭・9勝6敗)、敢闘賞が高安(関脇・10... -
本場所レポート
■秋14日目 変身豪栄道が初優勝
14日目、豪栄道の対戦相手は魁聖ではなく、玉鷲であった。しかし、どちらがきても今の豪栄道の敵ではない。豪栄道はあっさり玉鷲を退け、見事悲願の初優勝を達成した。大関13場所目のことであった。<豪栄道と玉鷲の立ち合い> 豪栄道は大関としてこ... -
本場所レポート
■秋11日目 予想外の展開となった優勝戦線
終盤戦最初の日、優勝に大きく関る大勝負2番が組まれた。まず、全勝豪栄道と2敗稀勢の里の対戦。この勝負圧倒的パワーで稀勢の里有利と思われた。事実稀勢の里は突き押しで攻め立てた。当然豪栄道は後退する。しかし、予想をはるかに超えて豪栄道は持ち... -
本場所レポート
■秋10日目 優勝の権威
中盤戦最終日の10日目は2敗同士のサバイバルとなった。まず、高安対隠岐の海戦。立ち上がって左四つ。両者上手が取れない体勢。高安下手投げで揺さぶる。様子を窺う両力士。高安が機を見て寄り立てて高安の勝利となった。隠岐の海は勝機をつかもうという... -
本場所レポート
■秋6日目 早いか遅いか大関初優勝
豪栄道は難敵高安と対戦し、攻防激しく熱戦となった。危なげなく落ち着いた取り口で最後は寄り切った。豪栄道はこれで6連勝と好調である。カド番だが、白鵬不在の場所ではまさかの線もありえる。稀勢の里は自分の相撲を取り戻しつつある。力をつけてきて... -
力士・人物
横綱出身力士の30歳以降の優勝
九月場所、稀勢の里は引き続き優勝と横綱を目指す。以前「初優勝だけの横綱昇進、その結末」を書いた。これはもちろん稀勢の里を取りまく現状から綴ったものである。お忘れの方は下記をクリックして、ご覧いただきたい。■名古屋千秋楽 初優勝だけの横綱昇... -
コラム・論考
驚愕の優勝
協会設定の優勝制度ができて今年で約90年半経った。大正15年にスタートして、442場所が経過した(中止になった平成23年三月場所を含まない)。優勝は横綱275場所(62.2%)、大関109場所(24.7%)、関脇25場所(5.7%)、小結8場所(1.8%)、平幕24場所... -
コラム・論考
優勝番外余話
大相撲の最大の焦点は優勝にある。来る九月場所で稀勢の里は優勝できるか。白鵬が通算1000勝とともに奪回するか。興味はつきない。そんな優勝に関する番外余話を紹介してみる。優勝力士への協会表彰は賜杯(盃とも書く)と優勝旗である。賜杯のサイズや重... -
相撲の歴史
4横綱時代とは|歴代16回の一覧と最長14場所の千代の山・鏡里・吉葉山・栃錦
4横綱時代とは横綱が同時に4人いた時期のことで、大正6年から平成29年(2017年)までに16回ある。最も長く続いたのが、昭和30年1月から昭和33年一月場所までの千代の山・鏡里・吉葉山・栃錦の14場所だ。ただ全員が皆勤したのは14場所中1場所だけで、4横綱... -
記録と統計
横綱の昇進年齢 一覧|最年少は大鵬・北の湖の21歳、豊昇龍・大の里は25歳
横綱に上がった年齢(横綱として最初の場所を務めたときの年齢)は、千代の山以降では大鵬と北の湖の21歳が最年少、吉葉山の33歳が最年長である。30歳以上での昇進は、田口が2016年に数えた吉葉山・琴桜・三重ノ海・隆の里・旭富士の5人に、平成29年三月場... -
場所の総括と番付
大相撲 2016年名古屋場所(平成28年七月場所)の結果|優勝は日馬富士、三賞・幕内の全成績と田口の15日間の観戦記
平成28年七月場所(2016年名古屋場所)の幕内優勝は横綱 日馬富士、成績は13勝2敗。同じ成績で並ぶ力士はいなかったので、優勝決定戦は行われていない。次点は12勝3敗の大関 稀勢の里・前頭十枚目 貴ノ岩。 三賞は殊勲賞が嘉風(前頭五枚目・10勝5敗)、敢... -
本場所レポート
■名古屋千秋楽 初優勝だけの横綱昇進、その結末
千秋楽の見どころは、2敗日馬富士対白鵬戦ではない。最大の焦点は稀勢の里が豪栄道相手に12勝をあげることができるか否かである。12勝なら横綱問題は継続する可能性が出てくる。11勝なら振り出しに戻る。対戦相手の豪栄道は、7勝7敗と手負いの獅子であ... -
本場所レポート
■名古屋9日目 白鵬に逆転優勝への執念はあるか
白鵬は星のあがらない、今まで負けたことがない勢に意外な負け方をした。勢が何かをしたというより、白鵬がバランスを失った感がある。ニュースで確認しても白鵬の右足に体勢をくずした要因があった。<白鵬、勢に敗れる> この日日馬富士も負けた。... -
コラム・論考
30歳以降の優勝
<五月場所全勝優勝した白鵬>五月場所、白鵬は15戦全勝で37回目の優勝を達成した。現在、29連勝中である。今年さらに優勝回数を増やしそうな勢いである。白鵬は今年31歳を迎えた。過去の大横綱は30歳以降の優勝をどのように達成したのか。6場所時代の... -
角界ニュース・論
かち上げとは|本来は相手の体を起こす技、白鵬の肘が問題になった2016年五月場所
かち上げは、立ち合いで腕を曲げて相手の胸に当て、体を起こしてそこを攻め込むための技である。田口によれば、古くは吉葉山や北の湖が用いたが、顔に入れる力士はいなかった。2016年五月場所に白鵬が肘で相手の顔面を狙うかち上げを繰り出し、勢を一発で... -
場所の総括と番付
大相撲 2016年夏場所(平成28年五月場所)の結果|優勝は白鵬、三賞・幕内の全成績と田口の15日間の観戦記
平成28年五月場所(2016年夏場所)の幕内優勝は横綱 白鵬、成績は15勝0敗。同じ成績で並ぶ力士はいなかったので、優勝決定戦は行われていない。次点は13勝2敗の大関 稀勢の里。 三賞は敢闘賞が御嶽海(前頭八枚目・11勝4敗)、技能賞が栃ノ心(前頭四枚目... -
本場所レポート
■夏8日目 稀勢の里優勝の条件
この日、稀勢の里は動きの速い嘉風相手にあわてることなく、離れて相撲を取っても、落ち着いてさばき押し出した。白鵬は、復調した琴勇輝相手に省エネ相撲で、相手の勢いをそいで、押し出した。中日を終え、白鵬と稀勢の里が全勝で併走している。稀勢の里... -
コラム・論考
国技館誕生は団体戦の始まり
今、大相撲の興味の1つに優勝争いがある。この優勝はもちろん個人優勝である。○○場所がどんな場所だったか。そういう場合××が△△と優勝を争い、優勝した場所として記憶されることがある。また、優勝争いは、数々のドラマをみせ、ときには横綱誕生をともな... -
場所の総括と番付
大相撲 2016年春場所(平成28年三月場所)の結果|優勝は白鵬、三賞・幕内の全成績と田口の15日間の観戦記
平成28年三月場所(2016年春場所)の幕内優勝は横綱 白鵬、成績は14勝1敗。同じ成績で並ぶ力士はいなかったので、優勝決定戦は行われていない。次点は13勝2敗の大関 稀勢の里。 三賞は殊勲賞が琴勇輝(前頭筆頭・12勝3敗)。敢闘賞・技能賞は該当なし。 田... -
記録と統計
白鵬の63連勝5 白鵬、連続全勝優勝を達成
平成22年五月場所の優勝争いは13日目で決まり、千秋楽は魁皇の通算勝利1000勝が見られるかが見所になってしまった。しかし、把瑠都(10勝5敗)がくずれればこうなることはわかっていた。三月場所の最後まで優勝が決まらなかったほうが例外で、今後は五月...