優勝争いが2差となったせいか、どうも取組
がもうひとつ盛り上がらない。たんたんと
進行していく感が否めない。盛り上がった
優勝争いなら、取組の進行とともに徐々に
熱くなっていきクライマックスへ達する。
五月場所の鶴竜対栃ノ心戦のときはまさに
そうだった。
まして今日は横綱同士の取組、白鵬対稀勢の
里戦があるが、好調白鵬と波がある稀勢の里
では好勝負になりにくい、という予感がする。
残念ながら、稀勢の里には白鵬を倒すだけの
要素が見当たらない。そして取組はまさに
そのように展開した。
白鵬右四つ、稀勢の里左四つのケンカ四つで
ある。だが白鵬はあえて左差しにいった。
出ながら、右おっつけでもろ差し。まわり
込む稀勢の里に何もさせずに素早く寄り切っ
た。白鵬の完勝であった。白鵬13勝。
鶴竜と豪栄道の2敗同士のサバイバル戦は、
豪栄道が一気に鶴竜を押し出した。鶴竜は
横綱だから土俵を締める使命・責任がある。
それにもかかわらず、負け方が悪すぎた。
横綱だから土俵を締める使命・責任がある。
それにもかかわらず、負け方が悪すぎた。
白鵬が優勝できないパターンは本割2連敗、
優勝決定戦で負けた場合のみである。つまり
3連敗した場合のみである。優勝決定戦が
巴戦になる場合もある。しかし、大方の予想
は白鵬が本割で優勝を決定する、とみている。
残された見所は白鵬の全勝優勝なるか、で
ある。そのカギをにぎるのは14日目対戦する
豪栄道である。今場所の豪栄道はいい相撲・
強い相撲を取ってきた。豪栄道の気力あふ
れる相撲が白鵬の牙城をくずすか。焦点は
そこに移った。
うっとうしい雨の日の観戦でした。
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よしなに
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