大相撲

■秋13日目 場所の焦点は白鵬の全勝優勝

2018年9月21日

優勝争いが2差となったせいか、どうも取組
がもうひとつ盛り上がらない。たんたんと
進行していく感が否めない。盛り上がった
優勝争いなら、取組の進行とともに徐々に
熱くなっていきクライマックスへ達する。
五月場所の鶴竜対栃ノ心戦のときはまさに
そうだった。

まして今日は横綱同士の取組、白鵬対稀勢の
里戦があるが、好調白鵬と波がある稀勢の里
では好勝負になりにくい、という予感がする。
残念ながら、稀勢の里には白鵬を倒すだけの
要素が見当たらない。そして取組はまさに
そのように展開した。
180921十三日目幕内 1315
白鵬、稀勢の里を寄り切り13勝>

白鵬右四つ、稀勢の里左四つのケンカ四つで
ある。だが白鵬はあえて左差しにいった。
出ながら、右おっつけでもろ差し。まわり
込む稀勢の里に何もさせずに素早く寄り切っ
た。白鵬の完勝であった。白鵬13勝。

鶴竜と豪栄道の2敗同士のサバイバル戦は、
豪栄道が一気に鶴竜を押し出した。鶴竜は
横綱だから土俵を締める使命・責任がある。
それにもかかわらず、負け方が悪すぎた。

白鵬が優勝できないパターンは本割2連敗、
優勝決定戦で負けた場合のみである。つまり
3連敗した場合のみである。優勝決定戦が
巴戦になる場合もある。しかし、大方の予想
は白鵬が本割で優勝を決定する、とみている。
180921十三日目幕内 1396
<鶴竜、豪栄道に敗れ3連敗>

残された見所は白鵬の全勝優勝なるか、で
ある。そのカギをにぎるのは14日目対戦する
豪栄道である。今場所の豪栄道はいい相撲・
強い相撲を取ってきた。豪栄道の気力あふ
れる相撲が白鵬の牙城をくずすか。焦点は
そこに移った。

うっとうしい雨の日の観戦でした。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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