大相撲

■秋12日目 消えた1敗力士

2018年9月20日

昨日鶴竜に土をつけた栃ノ心だけに対白鵬戦
に期待する方がいても不思議ではない。だが、
その一縷の期待は白鵬には通じなかった。
白鵬は一瞬で栃ノ心を倒した。瞬殺であった。
白鵬のスピード、技の切れ、そしてなにより
反応の速さは復活している。そして調子を
上げていっている。
180920十二日目幕内 1206
<充実白鵬、栃ノ心を寄せつけず>

1敗鶴竜対2敗高安の一番は鶴竜にいいとこ
ろがなく、高安の力強さのみが目立った一番
になった。10日目まで完璧な相撲を取って
いた鶴竜だが、緊張の糸がきれたかのような
あっけない負け方だった。一月場所10連勝
した鶴竜が4連敗したことがあった。その
再現だけは避けたいところである。
180920十二日目幕内 1294
<高安に敗れ2敗となった鶴竜>

苦闘のなかから勝利してきた稀勢の里。よう
やく調子が上向いたと思ったら、もろい負け
方をするなどつかみどころがない。今日の
相手は6勝5敗と調子をおろしている御嶽海
である。御嶽海が組みにいった。稀勢の里
攻略法から外れる戦法である。稀勢の里は
左差しにこだわり、御嶽海の揺さぶりにしぶ
とく残し、右上手を引くと寄り切った。下降
線の御嶽海と対戦したのが稀勢の里の幸運か。
180920十二日目幕内 1434
<稀勢の里、御嶽海を寄り切って9勝>

12日目を終え、これで1敗力士がいなくなっ
た。全勝白鵬を2敗で鶴竜、豪栄道、高安が
追いかける展開になった。白鵬の対戦相手は
明日稀勢の里、14日目豪栄道、千秋楽鶴竜で
ある。この中で打倒白鵬を実現できる力士は、
果たして出てくるのか。最終盤の興味は1敗
力士が消えたことで違う展開を見せてきた。

kW氏、KY氏とその友人で楽しく観戦
しました。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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