昨年鶴竜は18勝17敗55休、皆勤1場所という
さんざんな成績だった。優勝が初めてなかっ
た年でもあった。4場所連続休場で進退が
問われた。それを11勝4敗でのりきった。
するとその後13勝優勝、14勝優勝と初めての
連続優勝も達成した。あざやかな転身であっ
た。これまで鶴竜の優勝の翌場所は不成績を
も覆した。それが急転。七月場所は途中休場
してしまった。
鶴竜が初めて休場したのは横綱になってから
である。平成27年三月場所、横綱6場所目の
ことである。実は休場明けの鶴竜には優勝が
ない。鶴竜の休場明けの成績は以下である。
2場所連続休場 12勝3敗
途中休場 10勝5敗
途中休場 10勝5敗
4場所連続休場 11勝4敗
鶴竜に休場明け優勝はないという法則をあて
はめると、九月場所は鶴竜の優勝はないこと
になる。しかし、鶴竜にしてみれば、残り
2場所で1回優勝すれば、年3回になる。
これは今年半分を制覇したことになる。今年
の顔といってもいい実績になる。鶴竜にして
も休場明け優勝なしのジンクスをくずしたい
ところである。
もうひとつ鶴竜が達成していない優勝が全勝
優勝である。14勝優勝が3回、14勝優勝同点
が1回あるだけである。栃錦が全勝優勝した
のは、優勝9回目である。初代若乃花は8回
目、大鵬は11場所目であった。鶴竜はまだ
早い(?)ということか。全勝は、鶴竜が
心身充実し、最高潮のときスキのないときに
生まれるかもしれない。
鶴竜がまだない優勝は、もう一つある。それ
は名古屋での優勝がないことである。名古屋
は目下3年連続休場中である。優勝以前の
状態なわけである。今年の名古屋は異常な
猛暑日続いた。名古屋での優勝が鶴竜にとっ
て案外難しいかもしれない。
本場所に向けて準備着々。
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よしなに
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