大相撲

鶴竜の未達成優勝

2018年9月4日

昨年鶴竜は18勝17敗55休、皆勤1場所という
さんざんな成績だった。優勝が初めてなかっ
た年でもあった。4場所連続休場で進退が
問われた。それを11勝4敗でのりきった。
するとその後13勝優勝、14勝優勝と初めての
連続優勝も達成した。あざやかな転身であっ
た。これまで鶴竜の優勝の翌場所は不成績を
も覆した。それが急転。七月場所は途中休場
してしまった。
140323千秋楽表彰 050
<平成26年三月場所 鶴竜初優勝>

鶴竜が初めて休場したのは横綱になってから
である。平成27年三月場所、横綱6場所目の
ことである。実は休場明けの鶴竜には優勝が
ない。鶴竜の休場明けの成績は以下である。
2場所連続休場 12勝3敗
途中休場 10勝5敗
途中休場 10勝5敗
4場所連続休場 11勝4敗

鶴竜に休場明け優勝はないという法則をあて
はめると、九月場所は鶴竜の優勝はないこと
になる。しかし、鶴竜にしてみれば、残り
2場所で1回優勝すれば、年3回になる。
これは今年半分を制覇したことになる。今年
の顔といってもいい実績になる。鶴竜にして
も休場明け優勝なしのジンクスをくずしたい
ところである。
150927千秋楽表彰 732
<平成27年9月 2回目の優勝>

もうひとつ鶴竜が達成していない優勝が全勝
優勝である。14勝優勝が3回、14勝優勝同点
が1回あるだけである。栃錦が全勝優勝した
のは、優勝9回目である。初代若乃花は8回
目、大鵬は11場所目であった。鶴竜はまだ
早い(?)ということか。全勝は、鶴竜が
心身充実し、最高潮のときスキのないときに
生まれるかもしれない。
20161127_190654
<平成28年11月 3回目の優勝 親方夫妻から祝福される
鶴竜 写真提供 熱狂的鶴竜ファン>

鶴竜がまだない優勝は、もう一つある。それ
は名古屋での優勝がないことである。名古屋
は目下3年連続休場中である。優勝以前の
状態なわけである。今年の名古屋は異常な
猛暑日続いた。名古屋での優勝が鶴竜にとっ
て案外難しいかもしれない。

本場所に向けて準備着々。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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