大相撲

■初11日目 優勝の行方

2018年1月24日

ここまでスキのない相撲を取ってきた鶴竜が、
玉鷲に不覚をとった。それも負けを呼ぶはた
きが出た。玉鷲はここまで7敗と成績は今
一歩である。だが、油断できる相手でない。
鶴竜は、玉鷲の調子が上がらないとみて、
軽くあしらおうとしたのか。あるいは15日間
のなかにはふっと気が抜けることがあると
いうが、その日だったのか。とにかく鶴竜は
1敗となった。

だがこれで優勝は鶴竜が有利とはいいきれ
なくなってきた。1敗の栃ノ心が併走して
きているのだ。その栃ノ心は宝富士と熱戦を
展開。物言いがつくきわどい相撲をとりなが
ら、勝利となる幸運を伴っている。

ここで両力士の残り4日の対戦相手を予想
する。
鶴竜 遠藤、御嶽海、高安、豪栄道
栃ノ心 玉鷲、北勝富士、千代大龍、逸ノ城
御嶽海は調子を落としている。鶴竜にとって
難敵は高安になる。後退すると危ない。

栃ノ心にとって強敵は玉鷲、逸ノ城である。
玉鷲は7敗しているが、鶴竜戦の勝利に気を
よくしているので気が抜けない。逸ノ城は
真っ向からぶつかると体力負けをする。右の
相四つだが、がっぷり四つでは苦しい。ただ、
栃ノ心が再十両のとき、本割り、優勝決定戦
で逸ノ城に連勝したことがある。

優勝はどちらが星を落とすかで決着する。
あるいは鶴竜、栃ノ心とも落として優勝決定
戦になる可能性もある。鶴竜が10日目までの
完璧な取り口を取り戻せば有利に展開する。
鶴竜か栃ノ心か残り4日間で決着する。

寒さ厳しい季節です。
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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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