平成29年三月場所(2017年春場所)の幕内優勝は横綱 稀勢の里、成績は13勝2敗。千秋楽の本割で大関 照ノ富士に突き落としで勝って13勝2敗で並び、優勝決定戦も小手投げで制した。稀勢の里は前の平成29年一月場所では大関で、この場所が横綱として最初の場所だった。
三賞は殊勲賞が高安(関脇・12勝3敗)、敢闘賞が貴景勝(前頭十三枚目・11勝4敗)。技能賞は該当なし。
田口 通廣はこの場所の観戦記を、初日から千秋楽まで各日1本ずつ15本書いている(下の一覧)。総評ではこの場所を85点と採点している。
出典: 日本相撲協会「過去の成績・番付」の各段の優勝力士・三賞力士、取組結果(2026年9月26日取得)、星取表(2026年9月25日取得)。観戦記・写真・採点は田口 通廣の記事による。
2017年春場所の優勝・三賞・優勝決定戦
協会の記録から写した。番付は協会の表記のまま(東西つき)。
| 賞 | 力士 | 番付 | 成績 |
|---|---|---|---|
| 幕内優勝 | 稀勢の里 | 西横綱 | 13勝2敗 |
| 殊勲賞 | 高安 | 西関脇 | 12勝3敗 |
| 敢闘賞 | 貴景勝 | 東前頭十三枚目 | 11勝4敗 |
| 技能賞 | 該当なし | - | - |
優勝決定戦:○ 横綱 稀勢の里(小手投げ)● 大関 照ノ富士。協会の千秋楽の取組結果にある優勝決定戦の欄から写した。
田口 通廣の15日間の観戦記|2017年春場所の初日から千秋楽まで
田口の観戦記を日目の順に並べた。題の文言は記事のまま。右の列は優勝した稀勢の里のその日の取組で、協会の取組結果から写した(○は勝ち、●は負け、下の小さな字は決まり手)。
| 日目 | 観戦記(田口 通廣) | 稀勢の里の この日 |
|---|---|---|
| 初日 | 華麗さはない4横綱 がそのまま出た初日 | ○ 豪風 押し出し |
| 二日目 | 大相撲人気を左右する稀勢の里の成績 | ○ 正代 押し出し |
| 三日目 | 白鵬に陰り | ○ 貴ノ岩 押し出し |
| 四日目 | 大関候補と4横綱へ物申す | ○ 蒼国来 寄り切り |
| 五日目 | 予想を超えた稀勢の里 | ○ 勢 寄り切り |
| 六日目 | 高安への大いなる期待 | ○ 宝富士 寄り切り |
| 七日目 | 場所のゆくえ | ○ 御嶽海 寄り切り |
| 中日 | 後半の見所は誰が稀勢、高安を倒すか | ○ 松鳳山 小手捻り |
| 九日目 | 不発に終わった二の矢、三の矢 | ○ 琴奨菊 突き落とし |
| 十日目 | 稀勢、高安優勝に近いのはどっち | ○ 玉鷲 寄り切り |
| 十一日目 | 最高の相撲で高安を撃破した鶴竜 | ○ 嘉風 送り出し |
| 十二日目 | 優勝のゆくえ | ○ 荒鷲 寄り切り |
| 十三日目 | 暗転の新横綱 | ● 日馬富士 寄り倒し |
| 十四日目 | 稀勢の里休場のすすめ | ● 鶴竜 寄り切り |
| 千秋楽 | 大波乱!稀勢の里が逆転優勝 | ○ 照ノ富士 突き落とし |
平成29年三月場所の幕内全成績|東西42人の星取
協会の星取表から、幕内42人の成績を番付の順に並べた。成績の「休」は休場した日数。優勝と三賞の印は協会の記録による。
| 東 | 番付 | 西 |
|---|---|---|
| 白鵬 2勝3敗10休 | 横綱 | 鶴竜 10勝5敗 |
| 日馬富士 10勝5敗 | 横綱 | 稀勢の里 13勝2敗 優勝 |
| 豪栄道 1勝5敗9休 | 大関 | 照ノ富士 13勝2敗 |
| 玉鷲 8勝7敗 | 関脇 | 高安 12勝3敗 殊勲賞 |
| 琴奨菊 9勝6敗 | 関脇 | |
| 御嶽海 9勝6敗 | 小結 | 正代 4勝11敗 |
| 豪風 5勝10敗 | 前頭筆頭 | 勢 5勝10敗 |
| 蒼国来 4勝11敗 | 前頭二枚目 | 貴ノ岩 6勝9敗 |
| 松鳳山 5勝10敗 | 前頭三枚目 | 宝富士 7勝8敗 |
| 嘉風 8勝7敗 | 前頭四枚目 | 荒鷲 3勝10敗2休 |
| 遠藤 8勝7敗 | 前頭五枚目 | 北勝富士 7勝8敗 |
| 千代の国 9勝6敗 | 前頭六枚目 | 碧山 8勝7敗 |
| 逸ノ城 6勝9敗 | 前頭七枚目 | 千代翔馬 9勝6敗 |
| 魁聖 3勝7敗5休 | 前頭八枚目 | 隠岐の海 10勝5敗 |
| 輝 7勝8敗 | 前頭九枚目 | 琴勇輝 5勝10敗 |
| 栃ノ心 7勝8敗 | 前頭十枚目 | 栃煌山 10勝5敗 |
| 大栄翔 11勝4敗 | 前頭十一枚目 | 石浦 7勝8敗 |
| 佐田の海 4勝11敗 | 前頭十二枚目 | 宇良 8勝7敗 |
| 貴景勝 11勝4敗 敢闘賞 | 前頭十三枚目 | 大翔丸 7勝8敗 |
| 妙義龍 6勝9敗 | 前頭十四枚目 | 旭秀鵬 5勝10敗 |
| 千代皇 3勝8敗4休 | 前頭十五枚目 | 徳勝龍 8勝7敗 |
| 錦木 5勝10敗 | 前頭十六枚目 |
田口 通廣の写真で見る2017年春場所



田口の総評と番付の記事|2017年春場所
田口は総評(平成29年三月場所総評・2017年3月27日)の結びで、この場所を85点と採点している。
千秋楽の観戦記(■春千秋楽 大波乱!稀勢の里が逆転優勝・2017年3月26日)には「まさかの逆転優勝である。がちんこ稀勢の里だからこそなしえた本割・決定戦の勝利である。」とある。
総評(平成29年三月場所総評・2017年3月27日)には「稀勢の里で始まり稀勢の里に終わった場所」とある。
この場所の番付・総評として田口が書いた記事は次のとおり。
- 三月場所番付発表 不可解な稀勢の里の位置(2017年2月27日)
- 平成29年三月場所総評(2017年3月27日)
2017年春場所についてよくある質問
Q. 2017年春場所(平成29年三月場所)で優勝したのは誰ですか?
横綱の稀勢の里です。成績は13勝2敗で、照ノ富士との優勝決定戦を小手投げで制しました。
Q. 三賞は誰が受賞しましたか?
殊勲賞が高安(関脇・12勝3敗)、敢闘賞が貴景勝(前頭十三枚目・11勝4敗)です。技能賞は該当なしでした。
Q. 休場した幕内力士はいますか?
星取表に休場(休)か不戦敗がある幕内力士は、横綱 白鵬(2勝3敗10休)、大関 豪栄道(1勝5敗9休)、前頭四枚目 荒鷲(3勝10敗2休)、前頭八枚目 魁聖(3勝7敗5休)、前頭十五枚目 千代皇(3勝8敗4休)の5人です。
Q. 田口 通廣の観戦記はどこで読めますか?
この面の「15日間の観戦記」の表に、初日から千秋楽までの15本をリンクしています。場所全体の見方は総評(平成29年三月場所総評)にあります。
前後の場所とほかの場所のアーカイブ
前の場所:2017年初場所(平成29年一月場所)の結果と田口の観戦記
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▶ あわせて読みたい:春場所(大阪場所)の優勝力士一覧/歴代優勝力士の一覧/三賞とは/番付の見方/横綱 稀勢の里の記録