全勝高安対貴ノ岩戦
何とか勢いのある高安を止めようとして貴ノ
岩は変化に出た。だが、高安はくずれない。
逆にあわてる貴ノ岩をはたき落としてしまっ
た。変化をくうのは立ち合いが斜め上に向け
て立たないからである。高安に奇策は通じ
なかった。
全勝稀勢の里対玉鷲戦
玉鷲の攻撃力は威力のある突き押しである。
だが、稀勢の里は立ち合い素早く組みとめ
玉鷲の突き押しを封じてしまった。その
瞬間勝負あった。
さて、稀勢の里と高安が優勝へマッチレー
スとなっている。はたし稀勢の里と高安
どっちが優勝に近いのだろうか。
まず、10日間の相撲内容を比較してみよう。
二人ともほぼ完璧に近い。それではどちらに
つけいるスキがありそうか。しいていえば
高安のほうである。
残りの対戦相手からはどうか。
▼稀勢の里
鶴竜、日馬富士、照ノ富士、嘉風(確定)
▼高安
鶴竜(確定)、日馬富士、玉鷲、嘉風
あとひょっとしたら両力士に平幕の好調
力士を当てるかもしれない。
両力士のカギをにぎるのは、鶴竜、日馬
富士の両横綱である。今場所は心もとない
土俵が続いているが、意地と存在感を見せ
てほしい。稀勢の里は1敗で快進撃中の
照ノ富士戦を残しているのが大きい。予想
では千秋楽に対戦するが、展開によっては
大一番になる可能性がある。
結論。高安は未知の領域に挑むことになる
のに対し、優勝を経験している稀勢の里が
やや有利とみたい。
<大阪情報>
大阪は雨でした。夕方までにはやみ、千秋
楽まで再び降ることはないとのことである。
かさをぬらしたくないので、高速道路の
下を通って大阪府立体育館まで行きました。
大阪府立体育館の出口は狭いので、人で
ごった返します。
興味深いテーマをこれからもお届けます。
よしなに
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
↑↑↑↑↑↑↑↑↑