豊昇龍休場により大の里の一人横綱になる。大の里は優勝から遠ざ
かって5場所になる。途中休場ー全休ー9勝とここ3場所は試練だ
った。大の里本来の相撲が取れていなかった。夏巡業の稽古でどこ
まで自信を取り戻したか。前半どういう相撲が取れるかがカギにな
る。
霧島の横綱昇進なるかという話題はどうもピンとこない。決め手に
欠ける。初代横綱審議委員長だった酒井氏は13勝以上の連続優を口
にしている。12勝の優勝は想定していなかったのである。横綱は本
来品格力量抜群の一項があれば十分である。横綱ほどピンからキリ
まで差があるものはない。本来これではいけない。

安青錦は左足のケガの治り具合が気になる。先場所は左足のケガの
不安のなか優勝してしまった。場所前の稽古総見では相撲を取らな
かった。これは万全でないことを意味している。不安のなかの九月
場所になりそうである。吉とでるか凶とでるか、勝負の時が迫る。
熱海富士の大関が話題になっているが、正直ハードルは高い。直近
33勝をクリアするためには九月場所12勝が求められる。今の12勝は
優勝しかねない成績である。熱海富士は一月場所と七月場所優勝決
定戦及び優勝決定巴戦で敗れている。これが連続したときが大関昇
進のときである。

そのほかにも新関脇藤ノ川及び新小結の伯乃富士の勝ち越しはなる
か。三役を明け渡した義ノ富士・琴勝峰のリベンジはなるか。初の
上位に番付を上げた琴栄峰はどこまでやるか。新入幕朝翠龍・寿之
富士の敢闘賞はあるのか。見所満載のなか九月場所は始まろうとし
ている。