1-6-3-3
これは何の数字かおわかりだろうか。実は七月場所千秋楽の優勝決
定戦の番数である。左から三段目、幕下、十両、幕内である。各段
に同点者がでれば原則十両取組後に行われる。十両の優勝候補が幕
内力士と対戦するときはその取組後ということも希にある。
三段目は7勝の天昇山(てんしょうやま)と栃武蔵の間でおこなわ
れた。天昇山は旭富士と前相撲で争ったモンゴル出身力士である。
栃武蔵は元十両で新十両優勝している。勝負は寄り切りで天昇山が
制した。天昇山は九月場所幕下上位が予想される。

幕下は生田目一人が6勝できた。一人になったのは理由があった。
幕下下位の全勝花の海、三田があいついで三段目の天昇山に敗れた
ためである。14日目、生田目は幕下優勝をかけて十両尻の6勝7敗
錦木と対戦した。ところが生田目は緊張したのか錦木に寄り切られ
てしまった。かくして幕下は7人による優勝決定トーナメント戦と
なった。旭富士が生田目・不動豊・若雅を倒して賞金50万円を獲得
した。

十両は3敗湘南乃海、4敗朝翠龍・寿之富士・嵐富士であった。と
ころが湘南乃海が敗れ、3人が勝ったため優勝決定トーナメント戦
に突入した。寿之富士と嵐富士の同部屋対決もあった。ともに元白
鵬の弟子であった。優勝を成し遂げたのは湘南乃海であった。優勝
賞金200万円を獲得した。

さてここまでで10番優勝決定戦があったため、取組は押していた。
幕内の取組を短縮しても間に合わなかった。幕内の取組が17時40分
ごろまでかかった。おまけに幕内も優勝決定戦巴戦になった。どう
みても18時までに終了できる状況ではなかった。結局NHKの大相撲
中継は18時20分までかかってしまった。これほどのオーバーは最近
では珍しい。まさにもう一つの千秋楽の変であった。