史上最強の新弟子といわれた幕下の旭富士が十両で相撲を取った。
対戦相手は栃大海である。1度入幕したことがある。旭富士は初日、
2日目と連日の土俵となった。相撲はもつれて投げのうちあいで両
力士青房下土俵に落ちていった。行司のうちわは栃大海。物言いが
ついたが、栃大海の勝利となった。決まり手は上手投げであった。

さて幕内はどう展開したか。前日危ない相撲を取った大の里は琴勝
峰と対戦した。大の里は今後も半枚下がった相手と対戦していく流
れになる。立ち合いは琴勝峰が先に攻めた。大の里逆襲のパワー相
撲で圧倒。土俵際勢い余って出そうになるが、琴勝峰が出るのを見
ながら俵の外に出た。まだ80%くらいの相撲である。
2日目最も注目の取組が霧島対伯乃富士戦である。五月場所、優勝
目前だった霧島が痛恨の1敗をきっした。その相手が伯乃富士であ
った。ここまで霧島の4勝3敗と接戦である。一歩間違えると危険
な相手である。

相撲は、霧島が伯乃富士の出足を止めて左四つ。両力士とも上手が
取れない体勢となった。さぐり合いのなかで、霧島がすくってから
右上手をひいた。こうなったら霧島のものである。一気に寄り倒し
た。霧島の勝因は無理攻めすることなく、万全の体勢をつくったこ
とである。
安青錦は高安と組まれた。安青錦の4連勝中である。勝負は突き合
いさぐり合いの攻防のなかから四つになった。安青錦が左下手低く
はいった。高安右上手取って投げにいくが、安青錦が差し手を突き
つけて寄り切った。今のところ安青錦に左足のケガの影響は見られ
ない。

先場所優勝同点の熱海富士について触れておきたい。対戦相手は美
ノ海である。上位に定着しつつある力士である。相撲は、熱海富士
が体をぶつけ一気に出て正面土俵の外へもっていった。熱海富士は
とてつもない強さをみせた。

横綱・大関は連日白星で無難なスタートとなった。