大相撲

■春6日目 高安への大いなる期待

2017年3月17日

白鵬に続き、4連敗の豪栄道が今日から休場
した。これによって横綱・大関リーグ戦は
5番しか行われなくなった。このままいけば
12日目までに横綱・大関リーグ戦はないこと
になる。先場所は12日目と14日目という終盤
戦に横綱・大関リーグ戦が2日間もなかった。
本来は横綱・大関が優勝を争い、直接対決で
サバイバル戦となるのが理想である。4横綱
で始まった大阪場所だが、一天にわかにかき
曇ってきた。

今日鶴竜が松鳳山の突き押しに何もできずに
敗退した。これで2敗である。日馬富士は
動きが速い嘉風相手に揺さぶられ、アップ
アップの状態から辛勝した。鶴竜、日馬富士
はすでに2敗である。残った3横綱のうち、
2横綱は崖っぷちである。3敗は優勝からの
脱落を意味する。不安はつきまとう。

急激に強くなっているのが、高安である。
照ノ富士との全勝対決は、相手の上体を起こ
し一気の突き押しで、土俵の外へもっていって
しまった。高安の強さだけが光った一番だっ
た。優勝争いは高安に期待をかけたい、と
思うのは自然である。ただ、稀勢の里と同部
屋で直接対決はない。

先場所、白鵬を倒したとき、「稀勢の里の
援護射撃になりましたね」という質問に対し
て「自分のためです」と答えた。その言や
よし。「人のために相撲はとらない」と言っ
たのは玉錦である。詳細は以下をクリック
していただきたい。
高安に通じるモノがある。

高安の残りの対戦相手は鶴竜、日馬富士、
玉鷲、宝富士、嘉風などである。どこまで
稀勢の里についていけるか、未知数である。
ただ、今の強さを発揮すれば、大きく崩れる
ことはない。しまらなくなりそうな優勝争い
を面白くするのは高安しかいない。高安の
今後に期待したい。

場所中は何かと多忙です。

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よしなに
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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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