大相撲

■春7日目 場所のゆくえ

2017年3月18日

7日目が終了し、場所は思わぬ展開をみせて
きた。思わぬとは予想を超えているという
ことである。まず、白鵬がもろい負け方をし、
早々と休場していまったことである。場所前、
稀勢の里を指名して稽古した横綱とは思え
ない結果である。稀勢の里に対抗できる力士
は白鵬しかいないのに、一気に興ざめの展開
である。

予想外の第二は稀勢の里の安定性である。
7戦全勝。7日間の相撲は磐石である。落ち
着き、まったく危なげがない。新横綱とは
思えない取り口が続いている。御嶽海のよう
なパワー相撲に対してには馬力負けしない。
正代のようにさしみにこだわるタイプには、
おっつけ突き押しで勝負をつけた。今後要注
意なのは、動きの速い嘉風、突き押しの威力
が増している玉鷲である。

予想外の第三は高安の恐るべき強さである。
これが最も驚異的である。高安は今までの
強さをはるかに超えている。圧倒的な突き
押しの威力を発揮している。大きな照ノ富士
を根こそぎもっていき、圧倒してしまった。
昨年の七月場所以降上位で11勝-10勝-7勝
-11勝と三役定着と2ケタ勝利の実績を残し
てきた。大関は近い。後半の強敵は鶴竜、
日馬富士、玉鷲である。

逆に予想通りなのが、鶴竜と日馬富士である。
鶴竜はパワー相撲に弱く、日馬富士に取り
こぼしはつきものである。ともに前半早々と
2敗してしまった。これでは優勝が遠い。
両横綱はこれからは必死の相撲が続く。2敗
のまま最終盤にはいれば上できである。

結論、本命は稀勢の里、対抗は高安。かなり
差があって大穴は照ノ富士と日馬富士である。

23日は大相撲、WBC、高校野球に証人喚問が
加わり、テレビ中継はどうなるるのでしょう
か。

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よしなに
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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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