7日目が終了し、場所は思わぬ展開をみせて
きた。思わぬとは予想を超えているという
ことである。まず、白鵬がもろい負け方をし、
早々と休場していまったことである。場所前、
稀勢の里を指名して稽古した横綱とは思え
ない結果である。稀勢の里に対抗できる力士
は白鵬しかいないのに、一気に興ざめの展開
である。
予想外の第二は稀勢の里の安定性である。
7戦全勝。7日間の相撲は磐石である。落ち
着き、まったく危なげがない。新横綱とは
思えない取り口が続いている。御嶽海のよう
なパワー相撲に対してには馬力負けしない。
正代のようにさしみにこだわるタイプには、
おっつけ突き押しで勝負をつけた。今後要注
意なのは、動きの速い嘉風、突き押しの威力
が増している玉鷲である。
予想外の第三は高安の恐るべき強さである。
これが最も驚異的である。高安は今までの
強さをはるかに超えている。圧倒的な突き
押しの威力を発揮している。大きな照ノ富士
を根こそぎもっていき、圧倒してしまった。
昨年の七月場所以降上位で11勝-10勝-7勝
-11勝と三役定着と2ケタ勝利の実績を残し
てきた。大関は近い。後半の強敵は鶴竜、
日馬富士、玉鷲である。
逆に予想通りなのが、鶴竜と日馬富士である。
鶴竜はパワー相撲に弱く、日馬富士に取り
こぼしはつきものである。ともに前半早々と
2敗してしまった。これでは優勝が遠い。
両横綱はこれからは必死の相撲が続く。2敗
のまま最終盤にはいれば上できである。
結論、本命は稀勢の里、対抗は高安。かなり
差があって大穴は照ノ富士と日馬富士である。
23日は大相撲、WBC、高校野球に証人喚問が
加わり、テレビ中継はどうなるるのでしょう
か。
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よしなに
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