大相撲

平成29年五月場所チケット事情

2017年4月8日

4月8日土曜10時、五月場所の前売りが始ま
った。大阪場所、負傷稀勢の里の本割・優勝
決定戦を連勝した感動シーンで、いっそう
人気は高まることが予想された。大阪場所は、
2時間十数分で15日間分のチケットが完売
した。大阪府立体育会館が7800人のキャパシ
ティに対し、両国国技館は1万以上の入場数
である。大阪のようにはいくまい。という
見方があった。だが、そんな見方を吹き飛ば
す現実が待っていた。

まず、土日のチケットが数分で完売した。
おそらく、土日を一人で複数枚購入するのは
かなり難しかったと思われる。知人2人は
14日目のみを購入しようとしたが、2人とも
全滅だった。また7日目、8日目の単独購入
もギブアップした方がいた。土日は想像以上
に購入が困難であった。
五月
<チケット案内>
 
平日は土日ほどではないが、大阪以上のスピ
ードであった。11時半ごろ両国国技館にでむ
いた。チケット情報を見ると15日間完売で
あった。12時からは国技館窓口での発売だが、
その前になくなっていたのである。今回、
整理券は前日の7時ではなく、当日200枚ほど
配布したとのことだが、ただの紙切れになった。

人気は確かにあるのだろうが、それだけでは
ない。大阪場所もそうだったが、ネットダフ
屋、にわかネットダフ屋が陰で暗躍している
のである。つまり大相撲ファンではなく、大
相撲をひと儲けの手段にしようという不心得
者がいるのである。
新聞
<読売新聞の記事>
 
これまで協会は、協会窓口を12時発売にした
り、2人マスを減らしたり、自由席通し券の
廃止と大相撲冬の時代を支えてきたファンを
片隅に追いやった。だが、本来やるべきは、
主催者権限によってネットの高値チケットの
掲載の削除であろう。読売新聞によると音楽
業界などではこうした高値チケットのネット
販売対策にのり出すという。

協会は、チケットが売れさえすればいい、では
あまりにも無策である。チケットの高価転売
商売禁止に取り組まない限り、大相撲は今後
もクイモノにされていく。

国技館でチケットを買えないお客さんを
見るのはつらかった。
興味深いテーマをこれからもお届けます。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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