MENU

関脇以下の優勝力士キラー3

戦後の混乱期、日本の古いものはすべてダメ
という風潮のなか、相撲人気はどん底であっ
た。そんななか、相撲協会と記者クラブが
人気回復に考え出したのが、優勝決定戦制度
であり三賞であった。これまで同点の成績の
場合、番付上位者の優勝であった。また、
優勝はごく限られた力士しかねらえないが、
三賞なら誰にでもチャンスがある。という
ことでファンにも好評であった。
また、昭和20年代は場所数が、3場所から
4場所へと増えていく時期であった。当然
優勝力士が増えるとともに優勝力士キラーも
増えてくる。昭和20年代をみていこう。
キラー戦後A
関脇以下の優勝力士キラーはのべ23人いる。
そのなかで勝ち越した力士は22人。かなり
高い数値である。このうち三賞を受賞した
優勝力士キラーはのべ10人である。
鏡里は3場所連続優勝力士に土をつけている。
千代ノ山に2度、東富士を1度倒している。
東富士には師匠の双葉山が敗れているだけに、
してやったりだった。三賞は、昭和24年秋場
所殊勲と敢闘をダブル受賞している。3場所
連続の1年後に大関に昇進している。最終的
には横綱にまでなったが、地味なイメージの
力士であった、
鏡里 
<鏡里のブロマイド>

三根山は3度優勝力士キラーになっている。
東富士に2度、栃錦に1度勝利している。
150キロ以上の巨体で一気に出る前進相撲で
破壊力があった。後年逆転したが、下から
上がってきた栃錦の壁となっていた。三根山
の場合すべて三賞受賞につながっている。
殊勲賞2回、敢闘賞1回である。
三根山
<三根山のブロマイド>

かつて栃錦は怒涛の寄りといわれた横綱東富
士に3度まともにいき玉砕した。東富士に
栃錦はまともにくるなと思わせて、4度目に
奇襲けたぐりで勝利した。その栃錦は優勝
東富士から2勝している。これが東富士から
の2勝目、3勝目になっている。いずれも
技能賞を受賞している。技能派栃錦の面目
躍如である。
栃
<栃錦のブロマイド>

梶原一騎読本を読んでいます。

興味深いテーマをこれからもお届けします。
マーク2カ所をクリックして支援して
ください。

よしなに
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
にほんブログ村 

相撲 ブログランキングへ 

↑↑↑↑↑↑↑↑ 

ブログランキング

当サイトはブログランキングに参加しております。記事をよんでいただいたら、以下バナーをクリックいただくと、ランキングに反映されます、1日1クリックよろしくおねがいします
にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

目次