大相撲

千秋楽 本割・優勝決定戦連勝しての優勝1

2017年3月31日

去る三月場所、左の負傷をおして出場した
新横綱稀勢の里2敗。先頭を走るのは1敗
大関照ノ富士。負傷稀勢の里が照ノ富士を
本割・優勝決定戦と2番勝利するとは誰が
想像できただろうか。
栃
<栃錦のブロマイド>
 
千秋楽の本割、優勝決定戦で逆転優勝した
ケースはほかにあるのだろうか。第1号は
土俵の鬼初代若乃花である。昭和34年五月
場所、横綱栃錦は初日から14連勝。横綱若乃
花は新横綱朝汐に13日目負けただけの1敗で
ある。栃錦はここまで8回優勝、若乃花は
5回優勝していた。

千秋楽、1差で追う若乃花は本割、優勝決定
戦で栃錦を2番破って優勝という劇的な幕切
れとなった。羽織紋付を用意していなかった
若乃花は弟弟子の若秩父とともにまわし姿で
オープンカーに乗り込んだ。裸の優勝パレー
ドといわれた。
若
<若乃花のブロマイド>
 
第2号は横綱大鵬である。昭和46年一月場所、
大鵬はすでに晩年であった。大関琴桜に負け
ただけの1敗。取り盛りで抜群の安定感が
ある横綱玉の海は初日から14連勝。しかも
2連覇中であった。玉の海が2番続けて負け
ることは考えられえなかった。

大鵬は「明日(千秋楽)は2番ともわしが
勝つ」と宣言していた。本割はあっさり、
大鵬がもろ差しで勝った。優勝決定戦は、
水入りとなったが、玉の海は終始上手が取れ
ず、攻め手を欠いていた。かくして大鵬が
優勝決定戦も制して、逆転優勝した。この
優勝で「おそるべき大鵬の執念」とまでいわ
れた。
横綱玉の海土俵入り写真
<玉の海>
 
しかし、後日談があってこの一番は八百長
だったということが判明した。玉の海はその
四股名を玉の海梅吉氏から譲り受けるにあた
って、けして八百長はやらないという条件付
だったが、大先輩の圧力に痛恨の二番を取ら
されてしまった。
大鵬1
<大鵬>
このケースの場合は、厳密には逆転優勝に
あてはまらないのかもしれない。

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  • この記事を書いた人
denkouriki

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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