大相撲

稀勢の里の本当の価値

2017年3月30日

稀勢の里が春巡業を休場して、治療に専念
するという。治療は1ヶ月を要する。巡業で
稀勢の里に会うことを楽しみにしていたファ
ンには残念なことかもしれない。しかし、
稀勢の里の力士生命を大切に思うなら、ケガ
を直すことが第一である。
160522千秋楽幕内表彰 540
<モンゴルに対抗する稀勢の里>
 
治療に1ヶ月かかっても、戦える体、左が
使えるようになるには、さらに時間が必要で
ある。そう考えると五月場所までは時間が
足りない。場合によっては、五月場所休場も
やむを得ないかもしれない。

稀勢の里は横綱に昇進以来、多忙な日々を
過ごしてきた。それでいて自滅することなく、
スケジュールを抑えてきた。このへんは、
琴奨菊や豪栄道に学んだ。ここらで休養が
必要である。のびきったゴムは切れやすく
なる。
160723十四日目幕内 693
<がちんこ相撲の稀勢の里>
 
稀勢の里は奇跡の逆転劇で連続優勝を達成
した。稀勢の里が今後の目標とするのが、
全勝優勝である。ここまでは師匠であった
隆の里も達成している。あとは通算5回優勝
すれば師匠超えになる。

しかし、稀勢の里の本当の価値はこうした
数字ではない。彼が貫くがちんこ相撲の精神
にある。がちんこは大変だし、苦しいときも
ある。しかし、力士として最もリスペクト
できる点である。稀勢の里にはそれがある。

今日は専門誌の発売日。
興味深いテーマをこれからもお届けます。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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