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本場所レポート
■初 5日目 混乱・波乱の優勝がもたらしたモノ
予想通り鶴竜は休場した。3場所連続休場である。いくらなんでも4場所連続休場は許されない。横綱は休場しても地位は変わらない。これは特権である。しかし、横綱の責任を果たせないときは自らが決断を迫られる。権利があれば義務がある。特権だけを主張... -
コラム・論考
決まり手新分類6
決まり手を公式の並び順でひと通り見るなら、相撲の決まり手 一覧(全82手と非技5つ)に置いてある。この連載は、その手を分類し直して読んでいくものである。 足の裏以外を土俵につける技10分類のうち捻り技に目をむけていこう。■投げ技■足技■足取り技■捻... -
記録と統計
入幕から三役までの所要場所数番付(2020年一月場所)|最速は阿武咲の3場所、玉鷲は38場所
2020年一月場所の幕内力士で、新入幕から三役に上がるまでが最も早かったのは阿武咲の3場所、次いで白鵬と妙義龍の4場所だった。最も長くかかったのは玉鷲の38場所で、魁聖30場所・遠藤28場所・大栄翔26場所が続く。 相撲記者・田口 通廣が2020年一月場所... -
コラム・論考
決まり手新分類4
決まり手を公式の並び順でひと通り見るなら、相撲の決まり手 一覧(全82手と非技5つ)に置いてある。この連載は、その手を分類し直して読んでいくものである。 足の裏以外を土俵につける技10分類のうち足技に目をむけていこう。■投げ技■足技外掛け内掛け蹴... -
コラム・論考
決まり手新分類3
決まり手を公式の並び順でひと通り見るなら、相撲の決まり手 一覧(全82手と非技5つ)に置いてある。この連載は、その手を分類し直して読んでいくものである。 上手投げ下手投げ小手投げすくい投げ上手出し投げ下手出し投げ掛け投げ首投げ二丁投げ櫓投げ一... -
コラム・論考
決まり手新分類2
決まり手を公式の並び順でひと通り見るなら、相撲の決まり手 一覧(全82手と非技5つ)に置いてある。この連載は、その手を分類し直して読んでいくものである。 足の裏以外を土俵につける技に目をむけていこう。こちらは次の10に分類した。■投げ技■足技■足... -
コラム・論考
優勝請負人の優勝ペース
白鵬が十一月場所で43回目の優勝を達成した。これまで40回超えはいなく、白鵬ただ一人である。大鵬に実に11回の差をつけた。もっとも晩年の白鵬の相撲は肘打ち式かちあげで、必ずしも歓迎されていない。といっても、審判部が問題視している気配はない。わ... -
力士・人物
優勝回数物語2横綱最終優勝年齢番付付き
戦後、昭和22年夏場所から優勝決定戦制度が開始された。また、昭和24年から年3場所制になった。戦後の混乱期で一定の会場をもたなかったが、昭和25年から蔵前仮設国技館で興行するようになった。年3場所制は昭和27年まで続き、昭和28年から年4場所制に... -
コラム・論考
優勝回数物語1
白鵬が十一月場所で43回目の優勝を成し遂げた。大鵬の優勝回数を上回ること実に11回。まさしく前人未到の域に入り、絶後の数字にならんとしている。これまで最多優勝回数はどのような歴史的流れで進んできたのだろうか。改めてふり返ってみた。<白鵬、43... -
コラム・論考
北の富士さんの解説|77歳の2019年、放送席に人が集まった名解説者と後継の行方
北の富士さんは第52代横綱で、NHKの大相撲中継の解説者を55歳から80歳まで務めた。77歳だった2019年十一月場所には、福岡の放送席にその姿を見ようと人が集まった。聞きやすく端的に指摘する語り口で好評だったが、2023年三月場所から解説席に姿を見せなく... -
場所の総括と番付
大相撲 2019年九州場所(令和元年十一月場所)の結果|優勝は白鵬、三賞・幕内の全成績と田口の15日間の観戦記
令和元年十一月場所(2019年九州場所)の幕内優勝は横綱 白鵬、成績は14勝1敗。同じ成績で並ぶ力士はいなかったので、優勝決定戦は行われていない。次点は11勝4敗の小結 朝乃山・前頭十枚目 正代。 三賞は殊勲賞が大栄翔(前頭筆頭・8勝7敗)、敢闘賞が正... -
記録と統計
2019年 年間最多勝最終形
十一月場所を終了したことで今年1年間の成績が確定した。九月場所までは御嶽海と阿炎が45勝で最多勝に並んでいた。それを朝乃山が1差で追走していた。すべて関脇以下である。横綱・大関が、いかに休場が影響したかを物語っている。それでは、幕内1年間... -
本場所レポート
■福岡9日目 白鵬と朝乃山の優勝争いはどこまで続く
2横綱3大関がたちまち1横綱1大関へと激変した十一月場所。取組的には貴景勝対北勝富士が今日の好取組である。貴景勝は北勝富士に対し激しく突き押し、ときにはゆさぶり、最後は突き落としで決めた。北勝富士は東土俵下までころがり落ちた。一時気力を... -
力士・人物
大関優勝あれこれ
大関の優勝がとだえて久しい。平成29年一月場所の稀勢の里が最後の大関優勝となっている。優勝制度が協会制定となったのは大正15年からである。先場所の御嶽海優勝まで461場所経過した。そのうち大関の優勝は110場所ある。全体の約23.9%である。<優勝稀... -
力士・人物
若隆景の出世街道
大波3兄弟の末弟、若隆景が入幕を果たした。三段目付出ながら2年4場所とスピード出世である。なお、同じ三段目付出の豊山は1年1場所という超スピード出世で入幕している。若隆景の祖父は昭和22年から34年まで幕内で活躍した時津風(元双葉山)部屋の... -
記録と統計
続 記録からみた優勝決定戦
九月場所、関脇御嶽海対関脇貴景勝の優勝決定戦は78回目であった。御嶽海は優勝決定戦で関脇として8人目の優勝を飾った。優勝決定戦で関脇優勝したのは以下である。増位山朝汐佐田の山長谷川千代の富士千代大海出島御嶽海<御嶽海>優勝決定戦最多優勝は... -
記録と統計
記録からみた優勝決定戦
優勝決定戦は、本割(通常の取組)を終えて同じ星(勝ち数)で並んだ力士が、優勝者を決めるために千秋楽の結びの一番のあとに行う取組である。1947年(昭和22年)秋場所に始まった。それ以前は同成績なら番付上位者が優勝だった。2人なら一番勝負、3人以... -
力士・人物
嘉風の経歴|日体大でアマチュア横綱、前相撲から関脇へ・現在は中村親方
嘉風は大分県出身の元関脇で、2019年九月場所限りで引退し、年寄中村を襲名した。日体大3年でアマチュア横綱になりながら卒業を優先し、尾車(元琴風)部屋に前相撲から入門した。序ノ口から8場所で新十両、十両を3場所で通過して入幕している。 ※相撲記者... -
記録と統計
大関の優勝間隔
九月場所、2横綱が休場したにも関らず、大関は優勝争いに加われなかった。豪栄道は10勝、栃ノ心にいたっては負け越しなのだから話にならない。これで大関の優勝なしは16場所連続となり、継続中である。平成29年一月場所の大関稀勢の里の優勝以降大関の優... -
力士・人物
関脇以下の2回優勝2
昭和49年十一月場所、千秋楽を迎えて横綱北の湖2敗、小結魁傑3敗であった。魁傑は前日伏兵の大鷲に敗れていた。北の湖の千秋楽の対戦相手の横綱輪島は不調で8勝6敗であった。それだけに流れは北の湖に傾きつつあった。魁傑は平幕の福の花に勝って3敗... -
力士・人物
関脇以下の2回優勝1
九月場所、御嶽海が2回目の優勝を成し遂げた。関脇で2回優勝は昭和32年の朝汐以来と報じたメディアがあった。朝汐は最初の優勝は9勝-9勝-12勝優勝で大関昇進はならなかった。ところが2回目の優勝は8勝-8勝-13勝優勝で大関に昇進した。昭和30年... -
力士・人物
豊昇龍は朝青龍の甥|十両昇進で語った目標「おじさん朝青龍より上に」
豊昇龍は朝青龍の甥(おい)にあたる。2019年九月場所で十両昇進が決まった豊昇龍は、「目標はおじさん朝青龍より上に行きたい」と語った。序ノ口から十両までにかかったのは朝青龍が9場所、豊昇龍が10場所で、十両入りの年齢は豊昇龍のほうが若かった。 ※... -
場所の総括と番付
大相撲 2019年秋場所(令和元年九月場所)の結果|優勝は御嶽海、三賞・幕内の全成績と田口の15日間の観戦記
令和元年九月場所(2019年秋場所)の幕内優勝は関脇 御嶽海、成績は12勝3敗。関脇 貴景勝と12勝3敗で並び、優勝決定戦を寄り切りで制した。 三賞は殊勲賞が御嶽海(関脇・12勝3敗)と朝乃山(前頭二枚目・10勝5敗)、敢闘賞が隠岐の海(前頭八枚目・11勝4... -
本場所レポート
■秋千秋楽 優勝御嶽海の大関取り
近年関脇以下の初優勝が珍しくなくなった。栃ノ心御嶽海貴景勝玉鷲朝乃山九月場所は、関脇以下初優勝組から2回目の優勝力士をだすのか。それとも初優勝力士がまだ続くのか。千秋楽に結果が出る。まず、3敗同士の関脇貴景勝と平幕隠岐の海が対戦した。隠... -
本場所レポート
■秋14日目 あってもいい幕内2部優勝
もはや、白鵬・鶴竜・高安不在のなかで低レベルの優勝争いを語るのは、気が進まない。だが、触れないわけにはいかない。まず新入幕の剣翔。にわかに浮上しただけに当然上位好調組との対戦は皆無である。この日の対戦相手は琴勇輝。相撲は琴勇輝のパワーに... -
記録と統計
鶴竜をめぐる優勝記録
七月場所、6回目の優勝を飾った鶴竜。以前熱狂的な鶴竜ファンと5回は優勝しときたいと話したことがあったが、それを上まわったことになる。本人はさらに2ケタ優勝を目指すようだが、それは容易ではない気がする。鶴竜が初優勝したのは、平成26年三月場... -
力士・人物
優勝10回以上20回未満の横綱2
輪島は学生出身の唯一の横綱である。そして今後も出そうにない気配である。輪島以前には豊山(前名内田)がいた。豊山は大関までスピード出世したが、ついに優勝はなく、横綱に届かなかった。豊山がここ一番の勝負に弱かったのに対し、小坂秀二氏の言葉を... -
力士・人物
優勝10回以上20回未満の横綱1
15日制では上位で10勝という2ケタ勝利が大関につながる成績となる。横綱の優勝回数はどうだろうか。横綱として納得のいく優勝回数は、大関以下の優勝回数を含めて通算10回以上ではないだろうか。20回以上の優勝になるとさすがに超人的である。優勝10回以... -
相撲の歴史
6大関時代とは|平成24年五月場所から3場所、鶴竜の昇進で6人の大関が並んだ
6大関時代は、平成24年五月場所から九月場所までの3場所。把瑠都・日馬富士・稀勢の里・琴奨菊・琴欧洲の5大関に、三月場所に関脇で13勝2敗をあげた鶴竜が加わって6人になった。日馬富士が九月場所の全勝優勝で横綱昇進を決定的にし、6大関時代は3場... -
記録と統計
初優勝から2回目の優勝への間隔2
前回初優勝から連続優勝した5力士と初優勝から2回目の優勝が、15場所後以上の柏戸・北の富士を取り上げてきた。その続きを記す前に初優勝から2回目の優勝が10場所後以上14場所後までの力士を参考までに列記しておこう。鏡里 11場所後魁傑 11場所後北... -
場所の総括と番付
大相撲 2019年名古屋場所(令和元年七月場所)の結果|優勝は鶴竜、三賞・幕内の全成績と田口の15日間の観戦記
令和元年七月場所(2019年名古屋場所)の幕内優勝は横綱 鶴竜、成績は14勝1敗。同じ成績で並ぶ力士はいなかったので、優勝決定戦は行われていない。次点は12勝3敗の横綱 白鵬・前頭十六枚目 照強。 三賞は殊勲賞が友風(前頭七枚目・11勝4敗)、敢闘賞が照... -
本場所レポート
■名古屋千秋楽 手堅かった鶴竜の優勝
これより三役は異例だった。関脇玉鷲をさしおいて小結阿炎がはいった。阿炎対琴奨菊は7勝7敗同士なので取組的興味では上だが、番付では玉鷲が上である。やすやすと取組順を崩してほしくない。それにしてもこれより三役に平幕2力士が入っているとは、今... -
記録と統計
【7月21日】初優勝から2回目の優勝への間隔1
大正15年から始まった優勝制度は99人の優勝力士を誕生させた。47人が初優勝で終わっているとこれまで書いて来た。そのなかには栃ノ心、御嶽海、貴景勝、玉鷲、朝乃山も含まれている。逆にいうと52人は2回以上の優勝を達成してきたわけである。初優勝から... -
コラム・論考
【7月17日】新優勝力士100人
朝乃山の優勝を太刀山以来の富山県出身力士の優勝と紹介するメディアがあった。太刀山は明治末から大正6年ごろまで活躍した強豪力士であるが、この当時は厳密にいうと優勝制度はなかった。あったのは時事新報社による幕内最高成績者の額を国技館に掲げる... -
力士・人物
優勝争いに加われるか否かで決まる鶴竜の存在感
先場所横綱鶴竜は11勝4敗に終わった。優勝次点である。これだけ見るのなら特に問題はないように思われる。しかし、実際は14日目に平幕朝乃山に優勝を決定される、という横綱の面目丸つぶれの結果であった。第一人者の横綱白鵬は休場、大関は未知数のなか... -
力士・人物
ジンクス!平幕優勝力士は大関になれない
「平幕優勝力士は大関になれない」というジンクスはまぎれもなくあった。大正15年協会が優勝制度を設定してから8人、大蛇山、山錦、綾櫻、出羽湊、備州山、時津山、玉乃海、若三杉(のちの大豪)とことごとく大関に到達できなかった。間違っていない。そ... -
力士・人物
クンロク大関とは|9勝6敗の意味と、15日制以降で一度も10勝できなかった大関
クンロク大関とは、9勝6敗(クンロク)の成績しかあげられない大関を揶揄した言葉である。田口は2019年の記事で、15日制以降に最高位が大関だった力士のうち、大関在位中に一度も10勝以上をあげられなかったのを松登・前の山・雅山・大受と、大関に復帰す... -
相撲の歴史
優勝予測不能の時代
五月場所の朝乃山の優勝を場所前予想できた方はほとんどいなかったのではないだろうか。3人優勝候補をあげても難しかったのでは、と思われる。こうした傾向が昨年(2018年)の一月場所の栃ノ心から続いている。9場所経過して初優勝が5人、それも関脇以... -
コラム・論考
平幕優勝の翌場所の成績2
昭和46年七月場所からようやく幕内中位以下でも、好成績者は横綱・大関と対戦させるという規定が施行された。さすがに横綱・大関戦ゼロの平幕優勝は消えた。ところが朝乃山の例でわかるように、どこか徹底されていない。5例は横綱・大関の部分対戦での優... -
コラム・論考
平幕優勝の翌場所の成績1
<五月場所平幕のべ26人目の優勝朝乃山>令和最初の場所は朝乃山の平幕優勝で終わった。早くも朝乃山の翌場所の成績を気にする声がある。朝乃山は七月場所で初めて横綱・大関とフルに対戦する。五月場所で出場した横綱・大関とフル対戦して関脇以下で勝ち... -
場所の総括と番付
大相撲 2019年夏場所(令和元年五月場所)の結果|優勝は朝乃山、三賞・幕内の全成績と田口の15日間の観戦記
令和元年五月場所(2019年夏場所)の幕内優勝は前頭八枚目 朝乃山、成績は12勝3敗。同じ成績で並ぶ力士はいなかったので、優勝決定戦は行われていない。次点は11勝4敗の横綱 鶴竜。 三賞は殊勲賞が朝乃山(前頭八枚目・12勝3敗)、敢闘賞が阿炎(前頭四枚... -
本場所レポート
■夏9日目 平幕優勝争いトップ朝乃山の今後
前日再出場した新大関貴景勝は今日9日目、再び休場した。現象面だけとらえればなんとも安直な出場であり、休場である。どのくらい戦えると判断しての出場だったのか。出場を決断したからには最後まで戦い抜く覚悟は、微塵もなかったことを世に示す結果に... -
本場所レポート
■夏6日目 優勝のチャンスを生かせない大関
全勝栃ノ心は関脇逸ノ城と右四つがっぷりから力相撲となった。途中栃ノ芯が一瞬もろざしになったものの、右四つから長い相撲になった。最後は栃ノ心が渾身の力で寄り切った。先場所逸ノ城の唯一の黒星は栃ノ心からだった。勝負はともかく栃ノ心にとって、... -
本場所レポート
■夏5日目 優勝争いは1年前の再現になる?
今日5日目から大関貴景勝が休場した。一気に寂しい場所になってしまったが、どうしようもない。残された大関豪栄道は力なく大栄翔に敗れ、早くも2敗。大関高安は千代大龍に土俵際まで押し込まれ、かろうじて勝つ始末。どうもしまらない相撲内容である。... -
力士・人物
白鵬の優勝ペース
三月場所、白鵬は42回目の優勝を全勝で飾った。これまでの大鵬の32回の優勝回数を大幅に上回るというとてつもない回数である。舞の海氏は専門誌で白鵬は数字だけの横綱と書いていたが、その数字がとてつもない域であり、横綱に対してずいぶん失礼で一方的... -
力士・人物
豪栄道と高安の優勝の可能性を探る
大阪場所、豪栄道は地元優勝を目指して奮闘し、12勝3敗の好成績をあげた。豪栄道が上位で12勝をあげたのは、関脇時代2度、大関時代は3度目である。豪栄道にはほかに15膳全勝優勝をしたときがある。平成28年九月場所である。もはや過去のことになりつつ... -
力士・人物
その後の横綱の優勝率
横綱の優勝率は約4年前に触れている。当時現役だった日馬富士は、今なら固定評価できるし、その後横綱になった稀勢の里も同様である。また、休場が増えた白鵬の横綱優勝率はどう変化したのか。優勝回数を増やした鶴竜の横綱優勝率はどう変わったのか、み... -
場所の総括と番付
大相撲 2019年春場所(平成31年三月場所)の結果|優勝は白鵬、三賞・幕内の全成績と田口の15日間の観戦記
平成31年三月場所(2019年春場所)の幕内優勝は横綱 白鵬、成績は15勝0敗。同じ成績で並ぶ力士はいなかったので、優勝決定戦は行われていない。次点は14勝1敗の前頭四枚目 逸ノ城。 三賞は殊勲賞が逸ノ城(前頭四枚目・14勝1敗)、敢闘賞が碧山(前頭七枚... -
本場所レポート
■春12日目優勝圏内横綱・大関と平幕組は別次元の世界
12日目、平幕の優勝圏内の対戦相手は以下である。1敗逸ノ城に朝乃山2敗碧山に竜電2敗琴奨菊に千代大龍琴奨菊と千代大龍はいい勝負をするかもしれない。しかし、他の2番はまったく興味がわいてこない。勝負は優勝圏内力士がすべて勝った。ただし、逸ノ... -
本場所レポート
■春10日目 優勝圏内戦で番付下剋上となった二番
優勝圏内の直接対決二番が行われた。いずれも番付下位力士が上位力士を倒すという下剋上になった。最初の一番が1敗高安と1敗逸ノ城戦であった。前回高安が勝てば問題ないと書いた。だが、勝負は問題のあるほうに転んだ。土俵際で逸ノ城が高安を土俵に這い... -
本場所レポート
■春4日目 精彩欠く先場所優勝者玉鷲
先場所優勝した玉鷲が負け先行と苦しんでいる。4日目は鶴竜、貴景勝を撃破している御嶽海が対戦相手である。玉鷲は目下御嶽海に7連敗中であり、優勝した先場所も負けている。相手が悪いかもしれないが、あきらめたら勝負はそこで終わりである。だが、相... -
力士・人物
大翔鵬の経歴|千葉で育ったモンゴル出身、流山南高から追手風部屋・入幕まで6年
大翔鵬はモンゴル出身で、少年期に来日して千葉県で育った力士である。千葉県立流山南高校の相撲部から追手風(元大翔山)部屋に入り、新十両で5勝10敗の壁に当たりながら、6年かけて入幕した。モンゴル出身では25番目の入幕力士にあたる。 ※相撲記者・田... -
力士・人物
横綱・大関が敗退の中、孤軍奮闘の高安が優勝
日本大相撲トーナメント第43回大会が開催された。国技館には9時50分頃到着した。開場は11時の予定である。知った顔は以前国技館前テント村で知り合ったY氏である。O氏は、今回姿が見えなかった。なんでも別の指定席のチケットにしたという話である。会... -
コラム・論考
初優勝の裏側
一月場所は先場所の貴景勝に続き、玉鷲が初優勝した。連続初優勝である。昨年は一月場所、栃ノ心、七月場所御嶽海とこのところ初優勝が目立ってきている。それでは初優勝の次点は誰だったのか。優勝栃ノ心14勝1敗 次点大関高安12勝3敗優勝御嶽海13勝2... -
力士・人物
初優勝玉鷲、栄光のグラフ
横綱稀勢の里引退、横綱鶴竜休場、大関栃ノ心が休場するなか、玉鷲が堂々たる相撲で初優勝を達成した。片男波部屋の優勝は昭和46年七月場所の玉の海以来である。玉鷲は34歳での初優勝だが、相撲は若々しい。本人は「40歳まで取る」というが、いけそうな気... -
場所の総括と番付
大相撲 2019年初場所(平成31年一月場所)の結果|優勝は玉鷲、三賞・幕内の全成績と田口の15日間の観戦記
平成31年一月場所(2019年初場所)の幕内優勝は関脇 玉鷲、成績は13勝2敗。同じ成績で並ぶ力士はいなかったので、優勝決定戦は行われていない。次点は11勝4敗の関脇 貴景勝。 三賞は殊勲賞が玉鷲(関脇・13勝2敗)と御嶽海(小結・8勝4敗3休)、敢闘賞が玉... -
本場所レポート
■初 12日目 がぜん目が離せない展開になった優勝争い
白鵬が前日1敗したことによって、この日の白鵬対2敗玉鷲の直接対決は優勝の行方を左右する一番となった。白鵬は対戦相手の突き押しのパワー相撲にどう対応するのか。少なくとも後退すると危うい。こうした見立てで結びの一番をむかえた。相撲は次のよう... -
本場所レポート
■初 6日目 しぼむ(?)優勝争い
2勝3敗の鶴竜が今日から休場した。3横綱3大関でスタートした一月場所だが、序盤で一気に半減した。横綱同士の対戦は今場所ない。横綱・大関リーグ戦はたった3番しかない。それが果たして優勝をかけた一番になるかは、はなはだ疑わしい。また、5連勝... -
記録と統計
横綱の連敗記録|ワーストは稀勢の里の10連敗(不戦敗含む)、常陸山以降54人
常陸山以降の横綱で、連敗記録のワーストは稀勢の里の10連敗である(田口の数え方で、不戦敗を含む)。平成30年(2018年)九月場所の千秋楽から、引退した平成31年(2019年)一月場所の4日目まで、不戦敗2つを含めて負け続けた。それまでのワーストは照國... -
力士・人物
小結優勝の翌場所の成績
十一月場所で、貴景勝が数少ない小結優勝を達成した。史上9例目であった。関脇優勝が26場所あるのと比較しても、小結優勝がいかに珍しいかがわかる。それでは小結優勝の翌場所はどういう成績をあげているのか、調査してみた。それが以下である。小結優勝... -
力士・人物
最高位大関の大関在位中の優勝は稀
先の十一月場所、大関高安は千秋楽御嶽海に敗れ、3敗となって優勝を逃した。高安が上位で12勝をあげたのは4度目である。逆にいうと高安は13勝の壁を破れないでいるわけである。特に十一月場所3横綱が休場していただけに千載一遇のチャンスをモノにでき... -
記録と統計
平成30年年間最多勝決着
十一月場所は貴景勝の初優勝で幕を閉じた。同時に各力士の年間成績が確定した。今年は5力士が優勝、そのうち3力士が初優勝であった。新しい流れができつつある1年間であったといえる。幕内は2つある。横綱・大関と対戦する地位とそうでない地位の2つ... -
力士・人物
貴景勝栄光の初優勝グラフ
小結貴景勝の優勝は、場所前ほとんどの方が予想できなかった。予想外の展開の中、貴景勝が快進撃のなか勝ち進み、堂々と初優勝を飾った。その栄光を写真で振り返ってみよう。<八角(元北勝海)理事長より賜杯を受ける貴景勝><優勝旗を阿武士松審判部長... -
場所の総括と番付
大相撲 2018年九州場所(平成30年十一月場所)の結果|優勝は貴景勝、三賞・幕内の全成績と田口の15日間の観戦記
平成30年十一月場所(2018年九州場所)の幕内優勝は小結 貴景勝、成績は13勝2敗。同じ成績で並ぶ力士はいなかったので、優勝決定戦は行われていない。次点は12勝3敗の大関 高安。 三賞は殊勲賞が貴景勝(小結・13勝2敗)、敢闘賞が貴景勝(小結・13勝2敗)... -
本場所レポート
■福岡11日目 仮定 貴景勝初優勝で貴乃花が失ったモノ
貴景勝はますます弾みがつき、勢いづいてきた。この日はかつての優勝トップ上位グループだった栃煌山を問題なく倒した。もうそこには優勝を争う好敵手ではなくなっていた。貴景勝は1敗を守り、トップを維持した。ここから先は仮定の話だが、もし貴景勝が... -
本場所レポート
■福岡7日目 優勝該当者なしがあってもいい場所
全勝貴景勝は御嶽海と激しい攻防の末敗れた。1敗栃煌山は北勝富士にいいところなく敗退した。高安は竜電に食い下がられ、辛抱したが体勢をよくすることができず、土俵を割った。つまり優勝戦線にいる上位はすべて負けたわけである。絶対的強者がいないの... -
本場所レポート
■福岡6日目 大関優勝の期待値
大関栃ノ心はまたもや正代にやられた。不戦敗を含めて5連敗である。苦手が克服できていない。相撲内容も堂々と負けている。横綱不在のなかで、それに代わるべき大関が3勝3敗では存在価値を問われる。それは豪栄道にもいえる。負け越すことはないかもし... -
本場所レポート
■福岡初日 稀勢の優勝に影響する貴景勝戦の敗北
横綱対小結は初日取組の慣例である。通常なら東横綱白鵬対小結の一番が組まれるはずだった。しかし、白鵬、鶴竜がそろって休場。なおかつもう1人の小結魁聖が初日から休場である。3力士の休場が重なり、1人横綱稀勢の里対1人小結貴景勝戦を組む運命へ... -
力士・人物
不可思議高安の優勝の条件
高安に不可思議な現実がある。15日制が定着した三根山以降の大関36人のなかで、勝率6割8分1厘はトップなのである。晩年の成績が入ってないとはいえ、立派な成績であることは間違いない。これまでは琴風と把瑠都の6割5分8厘が最高であった。<高安>... -
記録と統計
続 知られざる大横綱の連勝記録
羽黒山は双葉山の陰に隠れた横綱だった。 14勝1敗で2度、13勝2敗で2度優勝できな かった。羽黒山が脚光をあびたのは戦後で あった。相撲どころではなかったが、羽黒山 は全勝優勝が、4回ある。そのなかで2場所 連続優勝をし、その前後の場所をあわせ... -
記録と統計
知られざる大横綱の連勝記録
連勝記録といえば、谷風、初代梅ヶ谷、太刀山、双葉山、大鵬、千代の富士、白鵬の名前が、あがってくるし、その連勝数はよく知られている。それでは彼ら以外の大横綱はどのような連勝記録をもっているのだろうか、調べてみた。雷電(為)。横綱ではないが... -
力士・人物
輪島大士とは|学生出身初の横綱、優勝14回と70歳で死去するまでの栄光と波乱
輪島大士は、学生出身で初めて横綱になった第54代横綱である。2年連続の学生横綱をひっさげて角界に入り、横綱昇進を15戦全勝優勝で決め、優勝は14回を数えた。2018年10月8日、70歳で亡くなった。 ※相撲記者・田口 通廣が亡くなった2日後の2018年10月10日... -
場所の総括と番付
大相撲 2018年秋場所(平成30年九月場所)の結果|優勝は白鵬、三賞・幕内の全成績と田口の15日間の観戦記
平成30年九月場所(2018年秋場所)の幕内優勝は横綱 白鵬、成績は15勝0敗。同じ成績で並ぶ力士はいなかったので、優勝決定戦は行われていない。次点は12勝3敗の大関 豪栄道。 三賞は3つとも該当なし。 田口 通廣はこの場所の観戦記を、初日から千秋楽まで... -
本場所レポート
■秋14日目 白鵬の今後の優勝回数を推測する
結びの一番、白鵬と豪栄道が土俵に上がり、仕切りを繰り返す。そうすると館内は豪栄道コールが響き渡る。白鵬の声援はないのか、かけにくいのか届いてこなく、豪栄道コール一色に聞こえる。だが、白鵬はそんなコールに動じていないようすである。<白鵬、... -
本場所レポート
■秋13日目 場所の焦点は白鵬の全勝優勝
優勝争いが2差となったせいか、どうも取組がもうひとつ盛り上がらない。たんたんと進行していく感が否めない。盛り上がった優勝争いなら、取組の進行とともに徐々に熱くなっていきクライマックスへ達する。五月場所の鶴竜対栃ノ心戦のときはまさにそうだ... -
力士・人物
鶴竜の未達成優勝
昨年鶴竜は18勝17敗55休、皆勤1場所というさんざんな成績だった。優勝が初めてなかった年でもあった。4場所連続休場で進退が問われた。それを11勝4敗でのりきった。するとその後13勝優勝、14勝優勝と初めての連続優勝も達成した。あざやかな転身であっ... -
力士・人物
栃ノ心優勝のカギ
七月場所、快調に白星を重ねていた栃ノ心が、6日目思わぬ負傷で休場に追い込まれた。スタートの場所につまずくのはなんともいやな感じである。新大関から一転カド番に陥ってしまう。新大関の休場は15日制が定着した昭和24年夏場所以降では、前の山、大受... -
力士・人物
関脇以下の優勝力士キラー10最終回
関脇以下の優勝力士キラーのテーマはついに現代まできた。それだけに記憶に新しいのではないだろうか。四股名も現役が多い。例外は大砂嵐で、不祥事のためすでに引退している。照ノ冨士、豊ノ島は幕下に陥落中である。平成29年九月場所、大関から降格した... -
力士・人物
関脇以下の優勝力士キラー9
平成13年から平成25年までの優勝力士キラーをみていこう。ただし、横綱・大関と対戦のない平幕優勝力士及び横綱・大関と部分対戦の平幕優勝力士に勝った力士は、対象外とさせていただいた。この時期は朝青龍が一気に横綱にかけあがり、長い間一人横綱を務... -
力士・人物
関脇以下の優勝力士キラー8
平成初期その後から平成12年までの優勝力士キラーをみていこう。ただし、横綱・大関と対戦のない平幕優勝力士及び横綱・大関と部分対戦の平幕優勝力士に勝った力士は、対象外とさせていただいた。この時期は貴花田、曙、若花田が優勝し始め、大関・横綱へ... -
力士・人物
知られざる十両優勝
七月場所千秋楽、十両で貴ノ岩対隆の勝の優勝決定戦がおこなわれた。貴ノ岩が勝利し、平成25年一月場所以来2回目の十両優勝となった。5年半ぶりの十両優勝であった。優勝賞金200万円とともに貴ノ岩は来場所の再入幕を決定した。<貴ノ岩と隆の勝の十両優... -
力士・人物
関脇以下の優勝力士キラー7
昭和最後から平成初期の優勝力士キラーをみていこう。ただし、横綱・大関と対戦のない平幕優勝力士及び横綱・大関と部分対戦の平幕優勝力士に勝った力士は、対象外とさせていただいた。この時期は千代の富士の優勝街道を邁進中であり、弟弟子の北勝海が台... -
力士・人物
関脇優勝その翌場所4
取口を変えて急激に強くなったのが、千代の富士である。それまで投げが中心だった。そのため、よく肩を脱臼した。8回も脱臼すれば、あきらめの境地になっても不思議ではない。しかし、千代の富士は鍛えぬき、筋肉の鎧を身につけた。そして前褌を取って寄... -
力士・人物
関脇優勝その翌場所3
大鵬から年6場所制である。比較的現代の制度に近づいてきている。大鵬は入幕した年に関脇優勝している。驚異の新人であった。成績も11勝-12勝-13勝優勝だから文句なしの大関昇進であった。大鵬は関脇で優勝しながら三賞が1つももらえなかった。... -
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関脇優勝その翌場所2
東西合併後年4場所だった大相撲は、昭和8年から年2場所制に戻っている。この時期関脇で優勝した力士は翌場所皆大関に昇進している。男女ノ川の関脇優勝は実は2回目の優勝である。男女ノ川は昭和7年におきた春秋園事件で協会を脱退していた。復帰した... -
力士・人物
関脇優勝その翌場所1
七月場所関脇御嶽海の優勝の余韻を残す場所後である。いつの時代も初優勝はどこか感動的である。御嶽海は関脇で優勝しながら、大関は来場所かけることになる。三月場所7勝8敗、五月場所9勝6敗では無理からぬことであった。<NHK金杯を受ける御嶽海>関... -
力士・人物
初優勝御嶽海、栄光のグラフ
3横綱・新大関が休場するなか、御嶽海が堂々たる相撲で昭和55年一月場所の三重ノ海以来の優勝を出羽海部屋にもたらした。関脇の優勝は平成27年五月場所の照ノ富士以来で、25人目である。朝汐が2度関脇で優勝しているのを1人として数えている。なお、最... -
本場所レポート
■名古屋10日目 強者の激突なき優勝争い
場所は3横綱1大関が休場している。その分残された者ががんばる、とはいかなかった。そのマイナスの影響がもろにでてしまっている。御嶽海はりっぱだが、もう一人優勝を争う強者と「両者激突の一瞬来たれり」、とはいきそうもない。<御嶽海、輝を退け1... -
力士・人物
【7月22日】関脇以下の優勝力士キラー6
昭和49年五月場所から57年一月場所までの優勝力士キラーをみていこう。ただし、横綱・大関と対戦のない平幕優勝力士及び横綱・大関と部分対戦の平幕優勝力士に勝った力士は、対象外とさせていただいた。この時期は輪湖時代から北の湖時代、さらに千代の富... -
相撲の歴史
安馬は日馬富士の旧四股名|写真で見る安馬の時代、技能賞から白鵬撃破まで
安馬は、第70代横綱日馬富士が関脇まで名乗っていた四股名である。入門した部屋の名前が最初は安治川部屋だったため、安美錦と同じく「安」の字を頭につけた。平成18年の技能賞から、白鵬や朝青龍を破った平成20年までの安馬を、田口の写真でたどる。 ※相... -
本場所レポート
■名古屋2日目 再び遠のく日本人優勝
初日、正代を油断ならない力士になってきたと書いたばかりだが、今日の白鵬戦はなすすべなく簡単に負けた。最初立ち合い手つき不十分のやり直しで、気力がそがれたわけではないだろうけど、それにしてもあっけない勝負であった。白鵬は今年に入って優勝が... -
力士・人物
白鵬優勝の可能性を探る
白鵬が稀勢の里と稽古したり、胸を貸したりと話題を呼んでいる。その白鵬は今年に入って相撲人生初の連続休場をした。昨年は2回休場しながら、3回優勝したが、今年はまだない。五月場所は終盤失速して、優勝争いから脱落した。白鵬はもはや昔の白鵬でな... -
力士・人物
関脇以下の優勝力士キラー5
昭和40年から49年三月場所までの優勝力士キラーをみていこう。ただし、横綱・大関と対戦のない平幕優勝力士に勝った力士は対象外とさせていただいた。昭和40年一月場所から部屋別総当たり制が始まった。それは今日まで続いている。この時期は大鵬時代から... -
力士・人物
優勝をねらえる新大関栃ノ心
一月場所、思いもかけず優勝したのが栃ノ心である。その自信とプライドを背景に戦ったのが三月場所であった。前場所の優勝者として恥ずかしい成績は残せないという思いが伝わってきてくる相撲であった。それが10勝という成績につながった。<健闘を誓う鶴... -
力士・人物
関脇以下の優勝力士キラー4
昭和30年代の優勝力士キラーをみていこう。ただし、横綱・大関と対戦のない平幕優勝力士に勝った力士は対象外とさせていただいた。昭和32年福岡で本場所が開催され、年5場所になった。しかし、年5場所はこの年だけで、翌年の昭和33年は名古屋が本場所に... -
力士・人物
琴恵光の経歴|祖父松恵山を超えて苦節11年で入幕、現在は尾車親方
琴恵光は宮崎県延岡市出身の元幕内力士で、引退後は年寄・尾車を名乗っている。15歳で佐渡ヶ嶽部屋に入り、十両止まりだった祖父・松恵山(立浪部屋)を超えて、苦節11年で新入幕を果たした。十両まで44場所、十両を突破するのにも12場所かかった苦労人で... -
力士・人物
関脇以下の優勝力士キラー3
戦後の混乱期、日本の古いものはすべてダメという風潮のなか、相撲人気はどん底であった。そんななか、相撲協会と記者クラブが人気回復に考え出したのが、優勝決定戦制度であり三賞であった。これまで同点の成績の場合、番付上位者の優勝であった。また、... -
力士・人物
関脇以下の優勝力士キラー2
大正15年協会制定の優勝制度が始まった。それに伴い取り直し、不戦勝制度が整備されていった。最初の優勝者は常ノ花である。昭和初期の関脇以下の優勝力士キラーの特徴は2度達成した力士が出てきたことである。第1号は清瀬川である。大正12年春場所横綱... -
力士・人物
関脇以下の優勝力士キラー1
五月場所、松鳳山は横綱鶴竜に勝ちながら、殊勲賞は鶴竜が優勝した場合というので、最後まで待たされた。幸い結びの一番で鶴竜が白鵬を寄り切り、14勝1敗で優勝を決めたので、松鳳山の殊勲賞受賞が決定した。松鳳山は優勝鶴竜に勝った唯一の力士として価... -
力士・人物
栃ノ心の4場所連続優勝|膝の大ケガから幕下55枚目、平成26年に幕内へ戻った奇跡
栃ノ心は右膝の大ケガで幕下55枚目まで落ちたあと、4場所連続優勝で幕内に戻った。平成25年七月場所に右膝前十字靭帯断裂などを負って3場所を全休し、平成26年に幕下で2場所、十両で2場所続けて優勝した。最後の十両は15戦全勝で、幕内に復帰した場所では1...