大相撲

■春4日目 精彩欠く先場所優勝者玉鷲

2019年3月13日

先場所優勝した玉鷲が負け先行と苦しんで
いる。4日目は鶴竜、貴景勝を撃破している
御嶽海が対戦相手である。玉鷲は目下御嶽海
に7連敗中であり、優勝した先場所も負けて
いる。相手が悪いかもしれないが、あきらめ
たら勝負はそこで終わりである。

だが、相撲は一方的になった。玉鷲突いて
いくが、御嶽海が圧力をかけ前に出る。ふと
ころに入ってあっさり勝負をつけた。これで
玉鷲は横綱・大関戦を残し、1勝3敗とさら
に苦しい展開になった。

最近の初優勝力士の翌場所の成績は以下で
ある。
琴奨菊 8勝7敗
豪栄道 9勝6敗
稀勢の里13勝2敗優勝
栃ノ心 10勝5敗
御嶽海 9勝6敗
貴景勝 11勝4敗
成績は明暗を分けているが、負け越した力士
はいない。玉鷲が負け越すと平成24年七月
場所の旭天鵬以来になる。

昭和47年七月場所、高見山が初優勝を成し
遂げた。しかし、翌場所はなんと5勝10敗と
大敗した。そのとき、相撲評論家玉の海さん
は「本当に地力で達成した優勝なのか」と
疑問符を投げかけた。

玉鷲は第二の高見山になってはいけない。
玉鷲は現在15場所連続上位在位の実力者で
ある。実力者には実力者にふさわしい相撲が
あるはずである。精彩を欠く相撲から脱却
して、活気あふれる突き押し相撲を復活させ
る。それこそが玉鷲の使命であるはずだ。

【大相撲写真館】
060709十両幕下 073○景山対下田●

<2006年 幕下時代の栃煌山
(当時景山)>
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denkouriki

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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