大相撲

■春5日目 貴景勝の大関昇進の可能性を探る

2019年3月14日

5日目、関脇同士の対戦が実現した。大関を
目指す貴景勝と精彩を欠いていた玉鷲の一戦
である。この日の玉鷲は違った。果敢に突き
押しで攻め立て、思わず貴景勝が足を踏み
出すほどであった。玉鷲らしさが発揮された
一番だが、貴景勝は序盤で2敗となった。

おそらく、貴景勝は星勘定をしていないと
思う。結果に一喜一憂していないと見る。
自分は全力で相撲を取るだけと割り切って
いる、それが貴景勝という力士である。

しかし、ファンの立場となると気になる。
貴景勝は関脇・小結戦は終わった。それが
1勝2敗となった。残す対戦相手は横綱戦
2番、大関戦3番、平幕戦が5番である。
明日6日目の魁聖戦は確定である。後の平幕
は遠藤、大栄翔、正代、栃煌山である。場合
によっては成績がよくない力士ではなく、
逸ノ城戦になるかもしれない。

問題はやはり、横綱・大関戦になる。栃ノ心
には大関昇進以降負けていない。今場所の
豪栄道はいつもの豪栄道ではない。鬼の如き
強さを発揮している。地元で優勝するという
意欲にあふれている。高安には相撲内容は
ともかく、結果として負けている。横綱戦の
ほうが思い切り取れるかもしれない。だが、
手順がくるうと黒星につながる。

結局貴景勝は今後平幕に5勝、横綱・大関に
3勝2敗が求められる。これをクリアする
ことが大関への道となる。逆にいうとそれが
崩れると大関は危うくなる。

【大相撲写真館】
160325十三日目十両幕下以下 579佐藤 前は彩
<2016年 後ろ幕下時代の貴景勝(当時佐藤)

前は彩>

駅近くの100円ショップが4月中旬で閉店
です。

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denkouriki

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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