これより三役は異例だった。関脇玉鷲をさし
おいて小結阿炎がはいった。阿炎対琴奨菊は
7勝7敗同士なので取組的興味では上だが、
番付では玉鷲が上である。やすやすと取組順
を崩してほしくない。それにしてもこれより
三役に平幕2力士が入っているとは、今場所
の取組の貧弱さ、寂しさを表している。原因
は4大関の休場にある。
優勝争いは1敗鶴竜、2敗白鵬だが、鶴竜の
優勝は動かない。優勝42回を誇る白鵬だが、
本割・優勝決定戦を制しての逆転優勝は1回
もない。相撲仲間の間でも鶴竜優勝が支配的
であった。なお、本割・優勝決定戦を制して
の逆転優勝を達成したのは以下左力士である。
初代横綱若乃花-横綱栃錦
横綱大鵬-横綱玉の海
横綱輪島-大関北の湖
横綱大乃国-横綱北勝海
横綱旭冨士-大関小錦
横綱曙-横綱貴乃花
関脇千代大海-横綱3代目若乃花
大関栃東-大関千代大海
横綱稀勢の里-大関照ノ冨士
横綱日馬富士-大関豪栄道
横綱日馬富士-大関豪栄道
<白鵬を寄り切って優勝を決めた鶴竜>
鶴竜か白鵬か。結びの一番は立ち合い、白鵬
右四つ鶴竜上手を取れない体勢。1度取った
が切れる。機を見て鶴竜巻きかえ、右を抜い
て上手に変える。左四つがっぷり。引きつけ
あい。白鵬上手を切りに行くところを鶴竜
まきかえ。もろざしになって寄り切った。
鶴竜の6回目の優勝が決まった。
それにしても今場所ほど鶴竜と白鵬の対戦
相手が異なった場所は珍しい。
鶴竜のみの対戦相手 明生、千代大龍、友風
白鵬のみの対戦相手 玉鷲、高安、妙義龍
先場所は混乱・乱戦場所だった。今場所は
横綱優勝で番付通りの結果で終わった。
スイカを購入。
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