大相撲

■名古屋千秋楽 手堅かった鶴竜の優勝

2019年7月24日

これより三役は異例だった。関脇玉鷲をさし
おいて小結阿炎がはいった。阿炎対琴奨菊は
7勝7敗同士なので取組的興味では上だが、
番付では玉鷲が上である。やすやすと取組順
を崩してほしくない。それにしてもこれより
三役に平幕2力士が入っているとは、今場所
の取組の貧弱さ、寂しさを表している。原因
は4大関の休場にある。

優勝争いは1敗鶴竜、2敗白鵬だが、鶴竜の
優勝は動かない。優勝42回を誇る白鵬だが、
本割・優勝決定戦を制しての逆転優勝は1回
もない。相撲仲間の間でも鶴竜優勝が支配的
であった。なお、本割・優勝決定戦を制して
の逆転優勝を達成したのは以下左力士である。

初代横綱若乃花-横綱栃錦
横綱大鵬-横綱玉の海
横綱輪島-大関北の湖
横綱大乃国-横綱北勝海
横綱旭冨士-大関小錦
横綱曙-横綱貴乃花
関脇千代大海-横綱3代目若乃花
大関栃東-大関千代大海
横綱稀勢の里-大関照ノ冨士
横綱日馬富士-大関豪栄道
190721千秋楽幕内 1156
<白鵬を寄り切って優勝を決めた鶴竜>

鶴竜か白鵬か。結びの一番は立ち合い、白鵬
右四つ鶴竜上手を取れない体勢。1度取った
が切れる。機を見て鶴竜巻きかえ、右を抜い
て上手に変える。左四つがっぷり。引きつけ
あい。白鵬上手を切りに行くところを鶴竜
まきかえ。もろざしになって寄り切った。
鶴竜の6回目の優勝が決まった。

それにしても今場所ほど鶴竜と白鵬の対戦
相手が異なった場所は珍しい。
鶴竜のみの対戦相手 明生、千代大龍、友風
白鵬のみの対戦相手 玉鷲、高安、妙義龍
190721千秋楽表彰 099
<鶴竜6日目の賜杯>

先場所は混乱・乱戦場所だった。今場所は
横綱優勝で番付通りの結果で終わった。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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