大相撲

■春12日目優勝圏内横綱・大関と平幕組は別次元の世界

2019年3月21日

12日目、平幕の優勝圏内の対戦相手は以下で
ある。
1敗逸ノ城に朝乃山
2敗碧山に竜電
2敗琴奨菊に千代大龍
琴奨菊と千代大龍はいい勝負をするかもしれ
ない。しかし、他の2番はまったく興味が
わいてこない。勝負は優勝圏内力士がすべて
勝った。

ただし、逸ノ城は大関戦3番、碧山と琴奨菊は
横綱・大関戦ゼロである。つまり中身がとも
なっていないのである。これは彼らの責任では
ない。審判部の重大責任である。

逸ノ城の13日目の対戦は小結御嶽海である。
今場所の御嶽海は強さともろさが同居して
いる。碧山は嘉風、琴奨菊は明生と平幕
相手である。

横綱・大関・関脇は星のつぶし合いをして
いる。今場所の豪栄道は強い。貴景勝を
相手に当たり負けしなかった。これが勝因
である。豪栄道は2敗を守った。貴景勝は
4敗となり、大関昇進にむけてもう負けら
れなくなった。

2敗同士の鶴竜対高安は見ごたえ十分な
展開となった。だが、気迫で高安が優り、
勝利した。

厳しい相手を退けた豪栄道と高安。難しい
とはいえない相手に勝利した逸ノ城・碧山・
琴奨菊。何かこの2つは別次元の世界の
ことに思えてしかたがない。

【大阪情報】
館内何箇所かに稀勢の里の引退相撲のポスタ
ーが貼られている。横綱の姿である。一般
発売が迫ってきている。里山の引退相撲の
案内を持っている方を見かけた。こちらは
すでに販売中である。

【大相撲写真館】
20120428高砂一門感謝祭 1023
<2012年の八角(元北勝海)親方>

朝は雨の大阪になりました。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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