大相撲

■七月千秋楽 大波乱!地獄を見てきた照ノ富士が優勝

2020年8月2日

2敗照ノ富士対3敗御嶽海
3敗同士朝乃山対正代

優勝の行方は千秋楽結び前の一番及び結びの
一番にかかってきた。国技館に入る前、相撲
仲間と談義した。相撲仲間は巴戦になると
予想した。その場合、巴戦では照ノ富士の膝
は持つまい。朝乃山は勢いが失われた。そう
なると正代と御嶽海の争いか。この2人なら
御嶽海に優勝してもらいたいという。

筆者は巴戦のような面倒は好かない。照ノ
富士はひざがもたないなら最初の一番に掛け
てくる。しかし、巴戦になったらNHKはどこ
まで放送するのだろうか。と余計な心配に
頭がいく。午後5時半取組終了。優勝決定巴
戦は10分後。決着10分後に表彰なのだから。

三月場所、幕内優勝の表彰は賜杯、優勝旗、
内閣総理大臣杯だけだった。七月場所は各国
の表彰、地方の団体などが加わっている。
全部で15の優勝力士表彰に名を連ねている。
ただし、土俵では表彰しないが、陰で済ま
せる表彰が3つほどあるという。それでも
通常の本場所より少ない。なお、優勝インタ
ビューと優勝パレードはない。

<照ノ富士(寄り切り)御嶽海>

取組は優勝に直結する二番に向けて着々と
進行していく。そして千秋楽恒例のこれより
三役まで進んできた。大栄翔対妙義龍戦後
ついに照ノ富士対御嶽海が土俵に上がった。
単独優勝か、優勝決定巴戦か。激突の瞬間が
来た。照ノ富士踏み込んで左上手、右も挟み
込むようにして上手まわしを取ってそのまま
出て寄り切り。この瞬間、照ノ富士の約5年
ぶり2回目の優勝が決定した。

<優勝決定後の照ノ富士>

結びの3敗同士朝乃山対正代は優勝と無関係
の取組となった。だが、ここで1勝する意味
は大きい。朝乃山は連敗の悪い流れを止める。
正代は大関の足がかりを少しでも有利にした
いところである。結果は朝乃山が左上手は
取れなかったが、積極的に前に出て勝利した。

<朝乃山(押し出し)正代>

2横綱1大関休場、孤軍奮闘の朝乃山は途中
躓く波乱の中、場所を制したのは元大関で
序二段まで陥落という地獄を見てきた男、
そして誰も予想できなかった照ノ富士だった。

場所疲れです。
興味深いテーマをこれからもお届けします。

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denkouriki

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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