大相撲

■夏9日目 平幕優勝争いトップ朝乃山の今後

2019年5月20日

前日再出場した新大関貴景勝は今日9日目、
再び休場した。現象面だけとらえればなん
とも安直な出場であり、休場である。どの
くらい戦えると判断しての出場だったのか。
出場を決断したからには最後まで戦い抜く
覚悟は、微塵もなかったことを世に示す結果
に終わってしまった。結局この2日間、貴景
勝がもたらしたモノは、碧山への勝利と栃ノ
心への不戦勝だけだった。
190520九日目幕内 1381
<貴景勝の再休場で栃ノ心不戦勝>

1敗朝乃山と2敗竜電の一番は朝乃山が制し
て8勝1敗と勝ち越した。朝乃山の10日目の
対戦相手は正代である。この後の焦点は優勝
を争っている1敗鶴竜対朝乃山、1敗栃ノ心
対朝乃山がいつ組まれるかである。先場所、
優勝を争っている白鵬対逸ノ城戦がなぜか
実現しなかった。今場所再びこれを繰り返す
ようなことがあってはならない。

一方は平幕相手に星をかせぎ、上位の方は
星のつぶし合いをする。それで勝ち星だけで
優勝が決まるのなら、優勝の権威は失墜する。
強豪を倒して初めて強さの証明になるので
あって、ただ単に平幕から白星を積み重ねて
も強者の証明にはけしてならない。
190520九日目幕内 965
<〇朝乃山(寄り倒し)竜電>

11日目以降、審判部への注目は少なくとも
優勝を争っている力士同士を組ませるかに
かかってきた。審判部が同じ愚を繰り返す
のなら、存在価値は失われる。9日目は好
取組が乏しかった。これを打破するのは朝乃
山の取組にかかってくる。今後は勝ち進む
朝乃山に焦点がいくことになる。

相撲仲間とステーキを食べてきました。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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