大相撲

■春10日目 優勝圏内戦で番付下剋上となった二番

2019年3月19日

優勝圏内の直接対決二番が行われた。いずれ
も番付下位力士が上位力士を倒すという下剋
上になった。

最初の一番が1敗高安と1敗逸ノ城戦であった。
前回高安が勝てば問題ないと書いた。だが、
勝負は問題のあるほうに転んだ。土俵際で
逸ノ城が高安を土俵に這いつくばらせた。
これで逸ノ城は1敗を守った。逸ノ城は3大関
戦は済んだが、横綱戦があるのか、現時点
では不明である。

仮にあっても、横綱・大関リーグ戦のいずれ
かが消滅する事態となる。これは審判部の
取組編成のまずさの表れである。

さらに平幕の1敗碧山は横綱・大関戦は皆無
である。これで優勝しては権威は全くない
ことになってしまう。本来、比較できない数字
を単純比較しているから起きることなので
ある。取組編成はどうなるのか。今からでは
何をやっても手遅れである。

その間横綱・大関は星をつぶしあうのだから
碧山有利になってしまっても不思議ではない。

優勝圏内同士のもう一番は1敗鶴竜対2敗
貴景勝戦である。この相撲は突き合い、
押し合いになった。これは貴景勝得意の
相撲である。これでは鶴竜に勝ち目はなかっ
た。

白鵬は玉鷲を土俵際まで攻めながら、またも
後ろむきにされかかった。だが、先場所より
スピードがあった。玉鷲がついていけず、
白鵬が全勝を守った。

10日目を終え、全勝白鵬、1敗逸ノ城、碧山。
2敗鶴竜、高安、豪栄道、貴景勝、琴奨菊と
なった。サバイバル戦は明日も続く。

【大相撲写真館】
110928琴奨菊大関 069
<2011年の琴奨菊>

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  • この記事を書いた人
denkouriki

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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