大相撲

クンロク大関

2019年6月10日

五月場所、豪栄道・高安の両大関は一月場所
同様9勝6敗に終わった。これで豪栄道の
大関の成績は大関在位29場所、242勝172敗
21休、勝率5割8分5厘、2ケタ勝利6場所、
負け越し7場所となった。高安の大関の成績
は大関在位12場所、102勝49敗29休、勝率
6割7分5厘、2ケタ勝利5場所、負け越し
2場所である。
190512初日十両 1157
<豪栄道>

高安はまだ勝率がいい。しかし、クンロク
大関の傾向になりつつあるのが気になる。
豪栄道の成績は9勝6敗以下の勝率である。

大関は9勝でもいい、という見方がある。
しかし、関脇で9勝6敗を何場所続けても
大関にはなれない。なにより9勝6敗の大関
はクンロク大関と揶揄されていた。このこと
からもけして大関の成績が9勝6敗でいい
という見方はされていなかったことがわかる。
8勝7敗は論外である。

15日制以降の大関=三根山以降最高位が大関
の大関時代で1度も10勝以上の成績をあげら
れなかった大関が5人いる。どなただかお分
かりだろうか。
松登 大関15場所在位
前の山大関10場所在位
雅山 大関8場所在位
大受 大関在位5場所
現役では、今度大関に復帰する栃ノ心がいる。
貴景勝は大関在位1場所なので加えなかった。
なお、10勝が1度きりが増位山(大関在位
7場所)である。
松登
<松登のブロマイド>

また、大関は最大33勝をあげられた力士で
ある、という見方がある。だとしたら大関に
よっては、大関時代は全盛期をすぎて下り坂
の相撲ということになる。なお、筆者は毎場
所大関に優勝争いを求めているわけではない。
白鵬が不在のときはチャンスであったのに
逃したことを指摘しているのである。それ
でも大関には4場所(甘くても5場所)に
1度くらいは、優勝争いに加わっていただか
ないと存在価値を失ってしまう。
把瑠都A
<優勝した把瑠都>

最後に10勝以上の成績>9勝以下の成績を
あげた大関をあげておく。
琴風 10勝以上13場所 9勝以下9場所
把瑠都10勝以上8場所 9勝以下7場所
三根山から貴景勝まで38人の大関がいるが、
わずかに2人であることを記しておく。

1日中雨の日です。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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