大相撲

■初14日目 栃ノ心悲願の初優勝

2018年1月27日

栃ノ心は控えにいた。観客は彼の取組を固唾
を飲んで待っていた。しかし、後半戦最初の
取組のため、前半最後の取組終了から間が
入っていた。

それでも観客は栃ノ心の取組を心待ちして
いた。注目していた。今日優勝が決まるのか。
明日へと延びるのか。土俵が掃き清められ、
栃ノ心が呼び上げられた、14日目の対戦相手
は、動きでかきまわすことができる松鳳山で
ある。
180126十三日目幕内 251
<突き合いとなった松鳳山対栃ノ心戦>

仕切りを繰り返す両力士。やがて仕切り制限
時間となり、観客の声援のなか東松鳳山、
西栃ノ心が立ち上がるや激しい突き合いと
なった。両者一歩もゆずらない。松鳳山が
いなし。栃ノ心は終始落ち着いていて残し、
左をいれるや体を寄せて寄り切った。栃ノ心
の初優勝達成の瞬間であった。観客の賞賛の
拍手、大歓声が館内に響いた。
180126十三日目幕内 271
<栃ノ心初優勝の瞬間>

力士人生最高の栄冠となった。ジョージア
出身初の優勝力士となった。平幕優勝といっ
ても、平幕上位であり、横綱・大関全員と
対戦しているのだから価値ある優勝であった。
横綱・大関が崩れていくなか、栃ノ心は救い
の光となって輝いた。
180126十三日目幕内 284
<勝負後の栃ノ心>

今場所の栃ノ心は力強かった。こんなに強い
栃ノ心は見たことがない。明日もう1日遠藤
戦がある。有終の美を飾り、最高の表彰の
瞬間を迎えていただきたい。

栃ノ心ファンの娘さんの母にメールしました。
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よしなに
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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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