大相撲

■初13日目 思わぬ方向に動き出した場所

2018年1月26日

ここへ来て、相撲界の不祥事のごとく、鶴竜
の連敗が止まらない。13日目は5連敗中の
関脇御嶽海戦だった。しかし、相撲内容は
一方的に押され後退して負けた。鶴竜は3連
敗。まるで先祖帰りしたかのような相撲で
ある。せっかくの優勝のチャンスを自ら放棄
するかのような負け方である。
180126十三日目幕内 650
<御嶽海に敗れ、3敗となった鶴竜>

栃ノ心は逸ノ城相手に力負けすることなく、
正面から堂々と寄り切った。1敗を守り、
後続と2差となった。この精神的優位は大き
い。そもそも場所前から栃ノ心のここまでの
活躍を予想した方がいただろうか。

栃ノ心はこれまで優勝争いをしたことがある
わけではない。昨年の成績は41勝40敗9休で
対横綱戦は1勝5敗、対大関戦は1勝6敗と
大物食いなわけでもない。それが大関を倒し
たり、若手を退けたりと快進撃である。
180126十三日目幕内 455
<逸ノ城を寄り切った栃ノ心>

しかも、今の栃ノ心は力強い。わが子がジョ
ージアで誕生し、会いにいくためには好成績
をあげなくては。という気持ちが いい方向
に働いた面がある。残り2日間、明日は松鳳
山である。一月場所は思わぬ方向へと動き
出している。

朝乃山ファンのKW氏と観戦しました。
興味深いテーマをこれからもお届けます。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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