大相撲

続 知られざる大横綱の連勝記録

2018年10月25日

羽黒山は双葉山の陰に隠れた横綱だった。
14勝1敗で2度、13勝2敗で2度優勝できな
かった。羽黒山が脚光をあびたのは戦後で
あった。相撲どころではなかったが、羽黒山
は全勝優勝が、4回ある。そのなかで2場所
連続優勝をし、その前後の場所をあわせて
32連勝を達成している。連勝は大関前田山に
よってストップしている。
羽黒 輪湖1
<羽黒山のブロマイド>

栃錦、若乃花は大横綱というより名横綱かも
しれないが、時代を築いた横綱には間違い
ない。栃錦は全勝優勝が1度ある。その翌場
所を加え、24連勝している。連勝は安念山に
ストップされている。前場所の千秋楽、本割、
優勝決定戦で若乃花に連敗している。この
若乃花戦に勝っていれば41連勝できていた
ことになる。
栃若
<栃錦と若乃花のブロマイド>

若乃花も全勝優勝は1回ある。史上初の横綱
同士による千秋楽の全勝決戦であった。若乃
花は栃錦を寄りきり初の全勝優勝を成し遂げ
た。後年の栃錦若乃花戦は若乃花に分があっ
た。連勝は栃錦と同じ24連勝。北の洋に負け
て連勝はストップした。

玉の海は現役中に亡くなる悲運の横綱であっ
た。相撲は腰で取り、安定感は抜群であった。
3場所連続千秋楽に負けて全勝を逃している。
全勝優勝は大鵬引退後に達成している。その
翌場所は虫垂炎を注射で散らす不調の場所で、
連勝は19までしかいかなかった。それでも
この場所は貴ノ花を二枚越しで放り出した
相撲を取っている。玉の海は不調ながらも
12勝3敗の成績を残した。そしてこの場所が
最後になった。
3_玉の海
<玉の海>

今月亡くなられた輪嶋は天才であった。その
輪島が最も強かったのは、横綱2場所目、
3場所目であった。2場所目2度目の全勝
優勝。3場所目も初日から連戦連勝で、この
当時の輪島は負ける気がしなかった。12日目
貴ノ花との一番で指の間を裂傷することが
なければ連勝はどこまで続いたかわからな
かった。そう思わせるほどの安定感、強さで
あった。輪島の連勝は27までであった。
羽黒 輪湖2
<輪島(左)と北の湖>

北の湖は全勝優勝が、7回ある。しかし、
連続はない。この辺が北の湖が連勝をイメー
ジさせない点である。北の湖の連勝は4度目
の全勝前後の場所をはさんでの32連勝が最高
である。ほかに24連勝、22連勝がある。にく
らしいほど強いといわれた北の湖だが、思わ
ぬ負けもあった。

朝青龍といえば1年すべて優勝したり、年間
84勝6敗の成績を残したりした。相撲に対す
る集中力とスピードは抜群であった。朝青龍
には全勝優勝が5回ある。1度だけ連続全勝
優勝がある。横綱6場所目、7場所目のこと
である。8場所目5連勝した後、北勝力に
負けて連勝は35連勝でストップした。この
場所2敗の朝青龍が1敗の北勝力を追いかけ
る展開になった。千秋楽新入幕の白鵬が変化
で北勝力を倒し、朝青龍と北勝力が2敗で
並んだ。優勝決定戦は朝青龍が地力で優って
逆転優勝した。
090927千秋楽幕内 2340パレード
<朝青龍(右) 旗手朝赤龍>

以上、あまりスポットがあたらない雷電(為)
と10人の大横綱の連勝記録をみてきました。
地味なテーマだったかもしれませんが、最後
までご愛読いただきありがとうございました。

野球のドラフト会議が今日ありますが
裾野の広さを感じます。
興味深いテーマをこれからもお届けします。

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denkouriki

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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