平成後期に入り、現在に近づいてきた。優勝・
次点をみていこう。次点は当然優勝者に次ぐ
成績の力士だが、横綱・大関と対戦のない
力士及び部分対戦力士ははずした。複数いる
ときは上位力士とした。

大相撲は白鵬時代に入った。この時期の白鵬
は19場所中13場所優勝している。さらに63連
勝、7連覇、年間86勝4敗を達成している。
どれも超人的な数字である。双葉山の69連勝
に迫った唯一の横綱であった。

<朝青龍24回目の優勝>
平成22年一月場所中、朝青龍は知人を暴行
したことで、場所後事実上の強制引退となっ
た。29歳であった。実際はもっとやれたの
だろうが、お騒がせ横綱の顛末とはいえ、
もったいなかった。優勝は25回、次点は8回
であった。

平成24年九月場所後に日馬富士が横綱に昇進
した。また平成26年三月場所後に鶴竜が横綱
に昇進した。だが、白鵬の牙城は揺らがなか
った。20場所中13場所優勝、43連勝、6連覇
を記録している。稀勢の里が次点に6回登場
してきた。

<白鵬28回目の優勝>

横綱として休場がなかった白鵬だが、この
時期から休場がしばしみられるようになった。
途中休場を3回、全休を3回している。5場
所連続優勝なしがある。白鵬は必ずしも万全
でなくなってきている。それでいて白鵬に
取って代わる力士はいない。日馬富士は引退
した。次点は6回であった。
現役だからこれから数字の変更はあるかも
しれないが、各横綱の次点は以下である。
白鵬 18回(最高数)
鶴竜 5回
稀勢の里10回

<稀勢の里の初優勝>
今後相撲界はどう動いていくのか。とりわけ
横綱候補となると心もとない。時代を築く
横綱(本当はこのレベルが力量抜群である)
となると候補皆無である。混迷の時代へと
移り変わっていきそうな気配である。
(この項目終わり)
現実にはあり得ない夢をみました。
興味深いテーマをこれからもお届けします。
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