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稀勢の里に忍び寄る影

稀勢の里は本調子ではない。稀勢の里は五月
場所を休んだほうがいい。いまや稀勢の里の
出場に誰もが不安を口にする。もはや6場所
連続優勝の稀勢の里には後はない。今度出場
すれば進退をかけることになる。ここへきて
風邪で体調が悪いまで加わった。それだけに
中途半端に出場してほしくないと相撲ファン
は願う。
180503幕内稽古 767
<稀勢の里と鶴竜の稽古>

そこまではいい。しかし今場所休場したと
しても、問題は先送りされるだけである。
今後出場できるだけの状況をつくりだせる
のだろうか。力負けしないパワーの復活、
左四つ十分な相撲。要するに稽古十分で自信
がもてる相撲である。
実は、稀勢の里とある横綱の影が重なりつつ
あるのでは、と危惧している。その横綱は
武蔵山である。戦前、玉錦後の横綱である。
右差しの寄り、下手投げ、強靭な足腰でたち
まち、大関、横綱とスピード出世をとげた。
モダンな容貌と筋肉質な体型が加わり、人気
も抜群だった。
武蔵山 
<武蔵山のブロマイド>

しかし、昭和6年小結時代初優勝の翌場所に
悲劇はおきた。沖ツ海のぶちかましに右ひじ
は破壊されてしまった。その右ひじは横綱に
なって悪化した。そのため横綱時代は7場所
休場。皆勤は1場所で7勝6敗だった。
170324十三日目幕内 554
<H29年3月 日馬富士戦で負傷した稀勢の里>

武蔵山の悲劇が稀勢の里にも忍び寄っている
のではないかという懸念がぬぐえない。稀勢
の里の休場の始まりは、新横綱の場所で左肩
と胸部を負傷したことである。救急車で病院
に直行するほどの大ケガだった。それなのに
中途半端に出場して、負けが込むと休場を
繰り返した。稀勢の里は武蔵山の運命を辿る
のか。
今の稀勢の里に足りないのは必死さである。
必死さがまるで伝わってこない。これなし
には再起はありえない。

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この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

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