力士・人物– category –
力士の出世街道・通信簿・引退レポート・人物論
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力士・人物
鶴竜メモにみる予見
平成24年一月場所、鶴竜は関脇だった。平成23年九月場所後琴奨菊は大関昇進を決め、十一月場所後は稀勢の里が大関昇進を果たしていた。鶴竜は両力士に遅れをとっていた。今や立場は逆転しているが、一月場所の鶴竜の実力をどうみていたか。当時のメモを覗... -
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照ノ富士の今後
三月場所の大関は、久しぶりに稀勢の里・豪栄道の両力士が優勝争いをした。それに比べ、照ノ富士は、まるで存在感を示せなかった。照ノ富士は横綱戦1勝1敗、大関戦1勝2敗、関脇以下に対しては、6勝4敗だった。関脇以下にはとにかくよく負けた。<... -
力士・人物
琴勇輝、あの日あの時
三月場所、一躍時の人となり、飛躍的に成長し、大活躍をしたのは琴勇輝である。横綱・大関とのフル対戦は初めてである。それにも関らず、横綱・大関戦は3勝3敗、関脇以下には9戦全勝と予想をはるかに超える成績をあげた。それだけに、三賞が殊勲賞1つ... -
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横綱昇進内規改造論
一月場所優勝した琴奨菊が、三月場所は綱挑戦場所になり、今度は三月場所13勝ををあげた稀勢の里が、五月場所は綱挑戦場所になるという見方をする方がいる。この点に関してはこれまで、耐えられない横綱の軽さということで述べてきた。双葉山と武蔵山、大... -
力士・人物
写真で見る変幻自在の宇良7番勝負
序ノ口以来1年間で幕下西2枚目まで番付を上げてきた宇良。三月場所は、十両昇進をかけての7番勝負だった。その中には元関取、十両力士、序ノ口以来のライバル戦があった。宇良の7番勝負を写真でふりかえってみよう。左上=2日目阿炎 ①~⑤3日目玉飛鳥... -
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連続写真で見る琴奨菊の3横綱撃破
一月場所初優勝した琴奨菊の圧巻は、3横綱からかぶり寄りで勝利したことである。これまで3横綱全員との対戦は5度あるが、1勝が2度、3敗が3度であった。2横綱在位のときに白鵬・日馬富士から2勝したことはあるが、このときは琴奨菊自身が8勝とい... -
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休場大関の横綱昇進
横綱を期待できる逸材、照ノ富士が一月場所休場して、一転カド番に陥った。大関になってから4場所目のことである。これで照ノ富士の横綱昇進はすぐにはないな、と思うファンもいたにちがいない。照ノ富士は復活して、横綱を狙えるのか。横綱が実質上地位... -
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十両をうかがう宇良
宇良が幕下西2枚目まで番付を上げてきた。成績次第では十両昇進が可能になる。1年前は前相撲だったのだから、超スピードで駆け上がってきたことになる。成績は通算32勝3敗である。序ノ口7勝優勝序二段7勝優勝三段目5勝2敗幕下7勝幕下6勝1敗土俵... -
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白鵬の復活は白鵬次第
横綱昇進以降、白鵬は2度目の3場所連続優勝なしとなった。三月場所優勝がなければ4場所連続となり、不名誉な新記録となる。もっとも白鵬の場合は、惜しくも優勝を逃したとはいいがたい。途中休場した九月場所を除けば、十一月場所・一月場所は、最終盤... -
力士・人物
琴奨菊に対する2つの不安
三月場所の注目度が高いのは、琴奨菊になるのはやむを得ない。好むと好まざるとに関らず、琴奨菊がどんな相撲を取るか、それが焦点になる。琴奨菊に対して2つの不安がある。1つは稽古に集中できる環境でなかったことだ。年6場所制では、場所と場所の間... -
力士・人物
平成23年メモに見る琴奨菊の今後
琴奨菊の初優勝は日本出身の日本人としては10年ぶりであることはよく知られている。それとともに、大関26場所目の優勝であった。琴奨菊が大関に昇進したのは平成23年九月場所後のことである。今から4年余り前である。そのとき、琴奨菊の今後を占うメモが... -
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稀勢の里の使命
初代若乃花、北の富士、貴ノ花、稀勢の里には、ある共通点がある。それは大関昇進直前の成績が、15日制で10勝であることだ。厳密には初代若乃花は10勝4敗1分だが、大関昇進に十分な成績とはいえなかった。後に横綱になった北の富士は8勝-10勝-10勝と... -
力士・人物
学生出身唯一の横綱輪島の源
現代の大相撲は、大学相撲出身が花盛りである。しかし、横綱を狙える逸材はいるか、と聞かれると躊躇する。今のところ、学生出身で横綱になったのは輪島ただ1人である。2年連続学生横綱を取った輪島が、横綱に昇進したのは昭和48年五月場所後である。そ... -
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若き琴奨菊にわいた日
琴奨菊初優勝の余波はいまだ続いている。この後も佐渡ヶ嶽部屋のある松戸と出身地福岡柳川で優勝パレードを予定しているという。一月場所千秋楽はまさに琴奨菊にわいた日だった。だが、その日とは別な日、若き琴奨菊にわいた日がある。それは平成20年三月... -
力士・人物
琴奨菊は第2の琴桜になれるか
琴奨菊が31歳で初優勝したことは、大きな話題として報道された。自分を支え、応援してくれた多くの方に感謝する発言も好感をもって受け入れられた。何より日本出身の日本人優勝が相撲ファンにとって大きな喜びとなってヒートアップした。次は連続優勝して... -
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白鵬、3場所連続優勝なしという現状
一月場所、13日目に全勝の琴奨菊に土がつき、白鵬が並んだ。それにも関らず、白鵬は14日目・千秋楽と覇気のない相撲を取った。まるで優勝決定戦を避けるかのようにさえ見えた。思い起こせば白鵬は、先場所の14日目・千秋楽も勝つ気のない相撲を取った。こ... -
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豊真将引退大相撲
1月30日、豊真将引退立田川襲名披露大相撲が行われた。天気予報は雪だったが、両国は雨、それも始まる頃は小雨で午後にはあがった。<お客さんを迎える豊真将> 相撲塾でのPR、チケット購入者にクリアファイル、チケットによっては手形がつくなどのサ... -
力士・人物
豪栄道の限界
日本出身の日本人琴奨菊の優勝にわいた一月場所。その陰に隠れたように忘れ去られた大関が豪栄道である。4勝11敗。惨敗である。途中休場もあるかと思えたが、最後まで取り切った。負けが込んでの休場は、悪しき慣例である。その点は救われたが、3度目の... -
力士・人物
琴奨菊熱闘15番勝負
一月場所の琴奨菊は勝った14番は安美錦戦以外は完璧な取り口だった。3横綱に圧勝したのは最大の成果だった。初優勝を達成した熱闘15番を振り返ってみた。琴バウアー ○初日宝富士戦突き落とし  ... -
力士・人物
琴奨菊初優勝の栄光グラフ
琴奨菊が約10年ぶりに日本出身の日本人優勝を初優勝で飾った。大関に昇進してから26場所目であった。横綱・大関とフル対戦して13勝以上の成績をあげたのも初めてだった。優勝の栄光を写真で追った。賜杯を八角理事長より受ける琴奨菊 &nbs... -
力士・人物
鶴竜の課題
鶴竜は優勝した次の場所の十一月場所では9勝6敗という、大関責任勝ち星の10勝さえ下まわる成績だった。9勝6敗は横綱として2度目であった。横綱の9勝6敗は何を意味するか。<十一月場所初日 嘉風に敗れた鶴竜>横綱の9勝6敗で思い出すのは、鏡里... -
力士・人物
日馬富士展スタート
今日23日から5日間、日馬富士展が銀座の日動画廊で始まった。正確には「Two World」日馬富士&Zaya展である。後援は駐日モンゴル国大使館である。銀座の画廊に来るのは久しぶりである。以前は日本出版美術家連盟の画家展を中心に画廊へ足を向けていた。... -
力士・人物
2015年観客数を検証
2013年九月場所、遠藤の入幕をきっかけに、大相撲の人気は上昇傾向が続いた。そしてついに、昨年の十一月場所12日目から今年の十一月場所初日まで80日間連続満員御礼がでるほど今年の観客数はすさまじかった。では,どれほどの数だったのか表を見ていただき... -
力士・人物
稀勢の里数少ない優勝の条件
稀勢の里は15日制になってから、1場所平均10勝以上の成績をあげている唯一の大関である。ほかの大関は10勝未満というわけである。それほどの成績でありながら、相変わらず優勝が遠い、優勝に手が届かない。その原因は何か。どうすれば優勝に近づけるか。... -
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忘れられた横綱昇進の基準
九月場所千秋楽の大相撲中継(正面解説北の富士さん、三瓶アナ、向正面解説舞の海さん)で興味深いやりとりがあった。舞の海「北の富士さん、ひとつお聞きしたいんですけれども、結びの一番で照ノ富士が勝つことになると、来場所、照ノ富士は綱取りの場所... -
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白鵬復活か照ノ富士優勝か けさ十一月場所新番付発表
十一月場所の新番付が発表された。御嶽海が十両2場所で突破し、新入幕を果たした。が、それ以外は特に新鮮味はない。先場所小結で10勝5敗、敢闘賞を受賞した栃ノ心の関脇昇進はあるのか否かかが見どころだった。案の定なかった。これは上位に上がれる力... -
力士・人物
知られざる(?)白鵬
これまで白鵬の優勝回数、連勝、横綱通算勝利数、幕内通算勝利数、入門以来の通算勝利数、休場率などに触れてきた。こうした偉大な記録は目につきやすいし、認識されやすい。そこで、今回は意外と知られていない(?)白鵬について触れてみたい。★デビュー... -
力士・人物
横綱の休場率4
部屋別総当たり制で横綱に昇進した21人の横綱の休場率を検証する。ここには20回以上の優勝力士が5人登場するだけに興味深い。いきなり休場率0の横綱がいた。現役で亡くなられた玉の海である。0が出たらこれ以上の数値は出ない。しかし、玉の海は横綱在... -
力士・人物
横綱の休場率3
横綱審議委員会誕生後から系統別総当たりで横綱に昇進した横綱の休場率をみていこう。佐田の山の横綱昇進直前の成績は系統別総当たりで2場所、部屋別総当たりで1場所なのでこの中に入れた。戦後場所数が増え、横綱在位場所数が増えていった時期である。... -
力士・人物
横綱の休場率2
大正15年、新聞社制定優勝から協会が認定する優勝へと変遷した。優勝制度上解消しなければならない問題が、いくつかでてきた。預かり、引き分け、対戦相手が休場すると自分も「や」扱いになる点である。取り直し制度はいつからできたのか。星取り表上預か... -
力士・人物
横綱の休場率1
48場所連続横綱出場と驚異的な数字を誇っていた白鵬が九月場所初めて休場した。しかし、ここまで休場がなかったというのは超人的であった。どれくらい超人的か、ほかの横綱と比較してみよう。横綱が実質地位化した常陸山以降の横綱を調べてみた。まず、明... -
力士・人物
どうすれば強くなれるのかが照ノ富士の命題
九月場所千秋楽は、本割で鶴竜を一蹴して優勝決定戦に持ち込んだ照ノ富士。3連敗後、最後に力を発揮したが、優勝決定戦では横綱鶴竜に力を封じられ、あっけなく敗れた。優勝決定戦だけではない。12日目の栃煌山戦は、これしかないという双差しになられ、... -
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鶴竜横綱9場所目の初優勝をほかの横綱と比較する
九月場所、鶴竜が12勝3敗ながら横綱初優勝を飾った。やたら横綱初優勝と横綱9場所目を強調された優勝だった。鶴竜は旭富士以降続いていた連続優勝で横綱昇進にストップをかけての横綱昇進だった。また、新横綱の平成14年五月場所は9勝6敗と大敗しただ... -
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豪栄道と琴奨菊の近未来
大関の負けぬ日はなし大相撲。大関の歴史は弱さの歴史。豪栄道と琴奨菊はまさにこの言葉通りの歩みを続けているといっても過言ではない。この1年間の両者の成績をみてみる。豪栄道が8勝7敗、5勝10敗、8勝7敗、8勝7敗、8勝6敗1休、9勝6敗でト... -
力士・人物
稀勢の里優勝待望論
琴ヶ濱、豊山、大麒麟、旭国上記の力士に共通するものは何か、おわかりでしょうか。優勝経験がない最高位大関の力士である。現役では琴奨菊、稀勢の里、豪栄道も現段階では仲間入りしている。特に稀勢の里は15日制を務めた三根山以降の大関では、最高勝率... -
力士・人物
優勝が遠い鶴竜・日馬富士
七月場所、日馬富士は途中休場、休場明けの鶴竜は好調だったが白鵬に及ばなかった。これで両者は自己ワースト記録をそれぞれ更新した。その自己ワースト記録とは何か。鶴竜は横綱初優勝なしが8場所になった。日馬富士は2013年十一月場所の優勝以来優勝な... -
力士・人物
照ノ富士の15日間を読む
九月場所の初日まで1週間を切った。九月場所はまれにみる過熱人気である。大相撲熱中場所が盛り上がる場所になるか、しらけ場所になるかは照ノ富士にかかっている。若くて強くて上り坂の力が常勝の横綱白鵬の対抗馬にならなくてはまたもや1強時代になっ... -
力士・人物
新番付発表 人気に応えるカギは照ノ富士
新番付が発表された。照ノ富士が大関のトップに立った。先場所の新番付で照ノ富士が豪栄道、琴奨菊の風下に立つ不合理さを指摘したが、ようやく正常になったことを照ノ富士自ら証明した。豪栄道、琴奨菊にそもそも大関の実力があるか疑わしい。人気沸騰の... -
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遠藤の三役突入はいつか
三月場所、思わぬケガで途中休場した遠藤。五月場所は無理に出場して遠藤ファンをはらはらさせたが、幸い再び悪くすることは避けられ、なんとか6勝9敗ともち直した。そして七月場所は10勝5敗と2ケタ勝ち越した。人気はあいかわらず高いし、懸賞もつく... -
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大関の通信簿
七月場所琴奨菊は千秋楽8勝をあげ、カド番をのりきったものの大関としては物足りない成績であった。最近は出足が止められるとなかなか勝てなくなってきた。ここ1年で2度負け越している。豪栄道は大関昇進後6場所連続2ケタ勝利なしと記録を更新中であ... -
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照ノ富士横綱の条件
七月場所の新大関照ノ富士は11勝4敗の成績に終わった。並みの大関ならよくやったと言えるが、横綱を目指す大関としては物足りない成績だった。横綱2人と対戦して2敗はいただけない。これでは横綱に手も足もでなかったことになる。次に大関の実力がない... -
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消えた大関候補
七月場所悲観的な材料が露呈した15日間であった。それは期待に反して逸ノ城が4勝11敗と惨敗したことである。これは単に一個人の敗退ではすまない要因をはらんでいる。大関候補がついに消滅してしまったのである。明日のホープが壊滅的状態なのである。<... -
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十両昇進までの幕下所要場所数
五月場所の千秋楽、熱心でかわいらしい栃ノ心ファンに今度幕下時代の写真を進呈するということを約束した。今まで栃ノ心のざんばら髪時代、新十両、幕内時代は渡してきていた。調べてみると栃ノ心は幕下を6場所で通過して十両に昇進するというスピード出... -
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変則歴次横綱
谷風小野川阿武松不知火(諾)秀ノ山鬼面山稲妻不知火(光)境川雲竜陣幕西ノ海小錦大砲常陸山梅ヶ谷梅ヶ谷大木戸西ノ海西ノ海玉錦太刀山大錦(卯)若島宮城山大錦(大)鳳栃木山常ノ花双葉山武蔵山羽黒山男女ノ川前田山玉の海東富士照国千代の山吉葉山安... -
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宇良 名古屋8番勝負
序二段東10枚目に躍進した宇良はここでも7戦全勝と好成績を続けた。相撲は相変わらず極端に低く、対戦相手の攻めにくさが伝わる。それでも対戦相手が出て行くと、押し返し、相手が押されまいと出るところをいなしたりして勝利する。2日目北の峰戦 ... -
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貴乃花がいたころの日本人力士の優勝
七月場所で栃煌山が両横綱を倒し、1敗で並んだときひょっとしたら残りの対戦相手から優勝の可能性が考えられた。だが翌日から連敗して一瞬で日本人出身の優勝の可能性はもろくも消えた。<貴乃花> 日本人出身の優勝は2006年一月場所の栃東まで遡... -
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横綱ワースト10 5
★7位はお兄ちゃん若乃花、続く奇行の男女ノ川、遅咲き琴桜、強いが横綱実績が乏しい朝潮若貴ブームで大相撲人気を築いた一方の雄が3代目若乃花である。横綱以前は12勝以上13度、5度の優勝を達成も横綱昇進後は様変わりする成績だった。優勝なし、在位わ... -
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横綱ワースト10 4
★3位は勝率5割台の栃ノ海、続く横綱優勝0回の吉葉山、安芸ノ海、態度、振る舞いが問題の双羽黒3位候候補として安芸ノ海、吉葉山、栃ノ海があげられる。この中では勝率5割台の栃ノ海を3位とする。おがむような寄り、切れ味鋭い出し投げ、小兵の技能力... -
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横綱ワースト10 3
★勝率7割の三重ノ海、皆勤14場所のガチンコ大乃国はランク外順序は逆になるが、候補から外れる横綱に触れる。まず全勝を含む2場所連続優勝、勝率7割台の三重ノ海をはずしたい。難点は短命だが、他の横綱より抜きにでている。双羽黒は勝率、出場率の数字... -
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横綱ワースト10 2
基準は基本的に横綱時代のものとした。対象は玉錦以降の横綱とする。まず、候補者を時代順にあげてみた。武蔵山男女ノ川安芸ノ海前田山吉葉山朝潮栃ノ海琴桜三重ノ海双羽黒大乃国3代目若乃花この12人があげられる。参考までに名大関清水川の大関成績は勝... -
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横綱ワースト10 1
NHKが「天道は人を殺さず~異端の横綱 逆転人生」という番組で前田山を取り上げたことがあった。内容は今、大相撲が国際化しているが、外国人をスカウトし、育てた先達をつけた人物として、また人間前田山にスポットをあてた番組である。その中で気に... -
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関脇以下の幕内上位で活躍する力士は誰か
関脇以下の幕内力士で活躍する力士は誰か。一口に幕内といっても実は2つある。1つは横綱・大関と対戦する上位であり、もう1つは対戦がない中位以下である。もちろん中位以下でも勝ちこんでくれば横綱・大関と対戦する。昨年(2014年)の九月場所の逸ノ... -
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白鵬の敵は白鵬自身にあり
7連覇を目指していた白鵬は五月場所思わぬ敗戦で4敗をきっし、優勝を逃した。初日の逸ノ城戦はもろくも負けた。豪栄道・稀勢の里戦は攻め急ぎだった。十分な体勢をつくる前にチャンスとばかり出ていったのが敗因だった。日馬富士戦は攻め込んだあげく相... -
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七月場所の3大関はどこまでやるか
2014年の七月場所、琴奨菊は白鵬と並んで2敗で千秋楽を迎えた。豪栄道は12勝をあげて大関昇進が決定した。あれから1年様相は一変した。両大関は大関としての存在感を示せないでいる。琴奨菊はカド番を3場所に1回迎えている。豪栄道は勝ち越しすれすれ... -
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新大関照ノ富士への期待
七月場所最大の注目は新大関に昇進した照ノ富士の活躍にある。しかし、思い起こせば昨年(2014年)の七月場所は豪栄道が大関に昇進したが、優勝争いはおろか10勝すらあげていない。照ノ富士は期待が大きいだけに10勝では物足りないが、実際はどうなるかあ... -
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白鵬もう1つの超人性
白鵬に関してはこれまで大鵬・千代の富士との比較で年齢別優勝回数、横綱通算勝利数、幕内通算勝利数、序ノ口以来の通算勝利数について書いてきた。白鵬にはもう1つ触れておきたい記録がある。それは横綱連続出場記録である。なにしろ横綱は負けが込むと... -
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照ノ富士あの日あの時
照ノ富士はいまでこそ伊勢ヶ濱部屋に所属しているが、入門は間垣(元2代目若乃花)部屋だった。若三勝の名で幕下まで取っていた。序ノ口から十両に昇進するまで13場所を要しスピード出世している。若三勝時代と新十両時代を振り返ってみた。一番出世をは... -
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全部見せます! 宇良の7番相撲4
宇良の全勝をかけた一番の相手は序二段の琴宮倉である。宇良は低く素早くもぐって相手の後ろを取り、一気に送り出した。五月場所最速の相撲であった。13日目 琴宮倉(送り出し)宇良○ 前相撲の控え 三月場所2日目 &nb... -
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全部見せます! 宇良の7番相撲3
宇良、5番目の相撲はボディビル出身の朝山端である。朝山端果敢に攻めるも宇良の腰はくずれない。宇良、攻防の中からスキをとらえ肩すかしを決める。6番目は序二段が宇良の対戦相手となった。皇義龍は徳俵から仕切る奇策に出たが、宇良はあわてることな... -
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全部見せます! 宇良の7番相撲2
宇良の立ち合いは低い。低いが相手が変化したら落ちる立ち合いではない。もっとも変化されるたびに落ちていたら相撲にならない。宇良の相撲は臨機応変だ。相手次第で取り口が違う。連続写真で3番目、4番目の相撲をご覧いただきたい。5日目 佐々木(寄... -
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全部見せます! 宇良の7番相撲1
三月場所で一番出世した宇良は五月場所は序ノ口西9枚目に位置した。反り技で話題になった宇良だが、プロではどんな相撲を取るか興味深い。この目で見た宇良の相撲は一言でいえば面白い。論より証拠、連続写真で2番まずご覧いただきたい。2日目 寿ノ富... -
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照ノ富士優勝への道 夏熱闘15番
五月場所、照ノ富士は初優勝と大関昇進を決めた。現在の3横綱・3大関がいずれも最盛期を過ぎており、閉塞状態の中、若くて成長途上の平成生まれの大関が誕生したことは新しい息吹を感じさせる。照ノ富士が栄光を勝ち取った五月場所の熱闘15番を写真で振... -
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新しき英雄照ノ富士が初優勝
優勝パレード 旗手日馬富士 北の湖理事長から賜杯を受ける照ノ富士師匠から優勝旗授与 内閣総理大臣賞 ... -
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白鵬が驚異的なスピードで迫る通算勝利数
白鵬は大鵬の優勝回数に迫り、並び、超えてからずっと優勝回数を取り上げられ、話題にされてきた。優勝は華々しいだけに注目されやすい。しかし、白鵬の記録は優勝だけではない。着実にしかも驚異的なスピードで迫っている記録がある。それは序ノ口以来の... -
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横綱の優勝率
日馬富士、鶴竜は優勝から遠ざかっているだけではない。優勝争いがほとんどできていない。白鵬が6連覇中、唯一優勝争いになったのは2014年十一月場所の千秋楽、1敗白鵬対2敗鶴竜の一番のみである。優勝できないということは横綱としての存在感が薄れる... -
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照ノ富士7番勝負
三月場所は13勝2敗と大健闘した照ノ富士だが、引き続き五月場所で同様の活躍をする保障はない。むしろ照ノ富士を研究し、同じ負け方はしないと闘志を燃やしてくる可能性がある。照ノ富士はいい逸材で大きく成長するだけのものをもっている。しかし、幕内... -
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連続写真で見る照ノ富士の白鵬戦勝利
ホープ照ノ富士が三月場所13日目白鵬を寄り切った。単なる1章ではない。優勝争いをつなぐ一番になった。それだけではない。これは照ノ富士の飛躍突破口になる。連続写真56枚が語る三月場所最大の勝負を振り返ってみる。 vご愛読まことにありがとうご... -
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遠藤の今後
三月場所5日目で負傷休場した遠藤が五月場所は出る可能性があるかもいしれないとの報道がある。理由は完治するまで休場を続けたら幕下に落ちるかもしれない。それは遠藤にとって耐え難いことであるとのことだ。しかし、中途半端な出場は遠藤の将来にとっ... -
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大関の法則
三月場所照ノ富士は優勝争いをし13勝で殊勲・敢闘W受賞と大活躍だった。これに対し、個人的見解とことわりながらも審判から早くも五月場所の成績次第では大関に昇進させる発言が出た。照ノ富士は現役大関と違い、大関はおろか、横綱の可能性を秘めている... -
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連続写真で見る宇良の前相撲
三月場所はいつになく前相撲が注目された。その最大の要因は反り技と身体能力の高さをもつ関西学院の宇良が出場するからである。加えて体重が110キロ台という軽量技能派がどんな相撲をとるか注目が集まった。宇良の2番を連続写真で掲載する。<高田対宇良... -
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横綱の変遷 改訂版
横綱の変遷は鶴竜が横綱に昇進する以前に書いたものである。鶴竜の横綱昇進にともない改訂したのが以下である。<鶴竜> 横綱は約300年間で71人しかでていないという言い方がよくされる。横綱がまれな存在であることを表現している。しかし正確にい... -
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双葉山の土俵態度
白鵬が力士会で犬じゃないんだからほえるなという趣旨の発言をした。対象である琴勇輝は戸惑を隠せないようである。ほかにも発声する力士に千代鳳がいる。実はちばてつや作のたり松太郎という漫画に、土俵の上で声をだしちゃいけないの、という意味のセリ... -
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逸ノ城の巻きかえしはなるか
先場所、入門以来初の負け越しとなった逸ノ城。関脇から前頭筆頭となった三月場所、リベンジはなるか。これまで逸ノ城の攻めの鋭さ、相手に与えるこわさがない点を指摘してきた。単に左上手を取りに行く相撲は対戦相手に研究されてしまっている。逸ノ城が... -
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勢あの日あの時
明日23日は三月場所の番付発表である。三月場所は大阪でおこなわれる。大阪が地元の勢の人気が高いのは当然だが、このところ勢の人気は全国区になってきたような気がする。勢は幕下までは6場所で突破したが、幕下では一進一退を繰り返していた。幕下在位... -
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双葉山と白鵬を比較する
白鵬と大鵬・千代の富士の比較はこれまで何度となく述べてきた。そこで今回は偉大な横綱であり、力士の理想像である双葉山と比べてみることにした。双葉山は戦前の横綱であり、年2場所の時代の力士である。何をどう比較するか首をかしげる方がいるかもし... -
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大関交代制
大関、家賃高し大相撲。大関の不振は今に始まったことではないが、今の制度のままで本当にいいのだろうか。会社の取締役が給料に見合う働きをしなかったらどうなるかいうまでもあるまい。何より優勝争いができない。せめて3場所に1回は優勝争いができな... -
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連続写真で見る白鵬-稀勢の里戦
一月場所後白鵬の審判クレームの源となった稀勢の里戦を連続写真で振り返ってみる。 -
力士・人物
あえて勝敗を問わなかった双葉山
白鵬の騒動はすっきり止む気配はない。むしろ様々な問題を浮き彫りにした。あらためてこの問題はあらゆる角度から取り上げる予定だが、ここでは双葉山の土俵に取り組む姿勢がいかに白鵬と異なるか記したい。双葉山という力士はおよそ勝つために、奇襲や対... -
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白鵬発言を読み解く
千秋楽翌日の白鵬発言が問題を投げている。発言の趣旨は13日目の対稀勢の里戦に対する不当な取り直しとなったことである。相撲は白鵬が出足鋭く出て行ったが、上体が伸び、西土俵下でもつれるように両者が落ちたことである。肘は稀勢の里が一瞬早くついた... -
力士・人物
白鵬優勝グラフ
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大相撲観客数を検証
今年(2014年)の大相撲人気は九月場所14回満員御礼に象徴されるようにどの場所も人気が高かった。去年の九月場所以来好調が続いている。きっかけは遠藤人気だった。十両1場所で突破した遠藤に新しい英雄を求めた。四股は足が高く上がり、相撲はあきらめ... -
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栃ノ心あの日、あのとき
逸ノ城あるいは遠藤のざんばら髪は見たことがある方は多いと思う。では栃ノ心はどうだろう。髷は個人差はあるもののだいたい1年たてば小さいながらも髷が結えるものである。つまり、ざんばら髪が見れるのはデビューして1年以内のことである。ここにデビ... -
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白鵬優勝物語 2回目の優勝
2006(平成18)年五月場所、白鵬が新大関として初優勝したときは双葉山、照国以来の大関2場所で横綱昇進か、と騒がれた。翌場所の七月場所は白鵬にとって綱取り場所だった。しかし、白鵬は初日朝赤龍、8日目に先場所不覚をとった雅山にまたしても負けた... -
力士・人物
力強さが出てきた栃ノ心
幕下・十両で4場所連続優勝して幕内に復帰した栃ノ心。幕内でも11勝4敗で敢闘賞を受賞した。4度目の敢闘賞である。過去の敢闘賞で幕内上位で敢闘賞を受賞したのは2度目のときで2010年五月場所のことである。このとき、栃ノ心は二日目から日馬富士、琴... -
力士・人物
白鵬場所に大相撲の苦悩がある
2014年、終わってみれば白鵬の5回優勝の独占状態であった。いまさらながら白鵬と他の力士の地力の開き、抜群の安定性を感じずにはいられない。年間成績は白鵬が81勝9敗に対して2位の鶴竜が71勝19敗だから差がありすぎる。今年白鵬と優勝を争ったのは一... -
力士・人物
白鵬優勝物語 初優勝編
大鵬が出現するまでは最高優勝回数は双葉山の12回であった。しかも、双葉山が活躍したのは年2場所時代のことである。6場所時代の申し子大鵬が破竹の勢いで優勝回数を積み重ねて12回は軽く越え(当然と言えば当然だが)、どこまでいくかと思わせた。大鵬は... -
力士・人物
過去にあった大関画期的発言
十一月場所は琴奨菊6勝、豪栄道5勝と大関は散々だった。11勝をあげた稀勢の里にしても今年1年間は58勝32敗と1場所あたり9.7勝にすぎない。これまで大関のことは様々書いてきたが、つける薬はないと呆然せざるを得なかった。ところが、2012年五月場所後... -
力士・人物
昭和・平成の横綱ベスト10 6
6位北の湖★にくらしいほどの強さ、攻撃相撲、史上最年少横綱史上最年少横綱、5連覇、年間82勝8敗と強さは抜群の北の湖が6位である。北の湖は強い割には人気面では敵役にまわった横綱である。特に当時の人気者貴ノ花の壁に見られていた。また輪島とは激... -
力士・人物
昭和・平成の横綱ベスト10 5
4位貴乃花★相撲道を貫いた相撲ブームの貢献者4位は貴乃花である。入門から貴ノ花の息子として注目され、兄とともに若貴ブームで相撲人気に火をつけた。曙、武蔵丸と周りに強い重量級横綱がいる中で奮闘した。1992(平成4)年一月場所、19歳で史上最年少... -
力士・人物
昭和・平成の横綱ベスト10 4
さて2位以下であるが、相撲に対する真剣度 実績を総合判断した結果は以下である。2位白鵬★6場所時代の記録更新王・63連勝、予想優勝回数40回?、7連覇、横綱休場0白鵬は現役だが、すでに大鵬越えを果たしている。その源は横綱休場0にある。これはき... -
力士・人物
昭和・平成の横綱ベスト10 3
★基準の第2は相撲に対する真剣度さて、白鵬を加えたランキングだが、10人の実績だけで比べるならことは簡単だが、それだと数字で自動的に決まってしまう。また、実績では栃錦、若乃花のように両者が拮抗した横綱はどうしても不利になってしまう。基準の第... -
力士・人物
昭和・平成の横綱ベスト10 2
★時代を築いた横綱に準じる横綱これに対し時代を築いたに準じるのが羽黒山、東富士、玉の海、輪島、曙の5力士である。このなかから一人選ぶとしたらやはり羽黒山である。★相撲どころでなかった羽黒山の不運羽黒山は双葉山の弟弟子で双葉山が現役のときは... -
力士・人物
昭和・平成の横綱ベスト10 1
★先人では小坂、杉山両氏がベスト10を選出昭和の横綱ベスト10というテーマを最初に読んだのは1971(昭和46)年のことである。執筆者は二人いる。一人は相撲を見る基準を双葉山においた小坂秀二氏が大鵬引退直前に専門誌に発表したものである。1位双葉山 ... -
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戦後最大の功績者大鵬
白鵬が大鵬の32回最高優勝回数に迫ってきた。早ければ十一月場所で実現する。大鵬の優勝32回は今後破れないと思っていただけに時の流れを感じる。白鵬に迫られた大鵬はどんな横綱だったのか。<白鵬> 大鵬といえば、新入幕のとき初日から勝ちまくっ... -
力士・人物
出直しの遠藤
先場所は3勝12敗と惨敗だった遠藤。上位戦第3ラウンドは今まで以上に厳しい結果に終わった。上位戦第1ラウンドならいい勉強になったで済むが、こうまで上位に通じないとなると遠藤の将来に暗雲が漂っているのではという不安がよぎる。果たして遠藤は限... -
力士・人物
優勝が遠い鶴竜
鶴竜が横綱になって十一月場所で4場所目を迎える。ここまで横綱としての優勝はおろか優勝争いもなく、存在感を示せないでいる。思えば、大関で2ケタ勝利より8勝、9勝が多かった鶴竜が横綱になることは予想できなかった。1チャンスで横綱になったとい... -
力士・人物
逸ノ城・大砂嵐・照ノ富士の大関先陣争い
現在、大関は琴奨菊・稀勢の里・豪栄道と3人いる。しかし、大関というにはいささか物足りない点がある。共通しているのは優勝争いが少なすぎるもしくは1ケタ勝利が多いこと。横綱が狙えるはつらつさや勢いがまるで見えない点である。要するに現在の大関... -
力士・人物
逸ノ城をめぐる好勝負7番を予想
十一月場所は1週間後に迫ってきた。注目が集まる新関脇逸ノ城はどんな相撲を取るか。上位陣はどう対応するか。両者激突の一瞬はどんな展開になるか予想してみた。白鵬-逸ノ城先場所は右四つ、白鵬が逸ノ城に左上手を最後まで与えず左上手投げで完勝した... -
力士・人物
白鵬・大鵬・千代の富士、優勝以外から見た3強
白鵬・大鵬・千代の富士の比較はこれまで優勝に関ることを取り上げてきた。しかし、強さをはかる基準は優勝だけではない。そのほかの要素をとりあげ、あらためて3強を比較してみよう。<大鵬> 幕内勝率幕内勝率というと幕内に在籍していて引退まで... -
力士・人物
あまりにもさびしい白鵬の表彰なき優勝
白鵬31回の優勝は大鵬も千代の富士も味わったことのない苦渋に満ちた優勝があったことをご存知だろうか。ことの始まりは2010年五月場所中に発覚した野球賭博である。それが暴力団の資金源になったこと、暴力団が向こう正面溜まり席で観戦してテレビを通じ...