大相撲

大関の法則

2015年3月31日

三月場所照ノ富士は優勝争いをし13勝で殊勲・敢闘W受賞
と大活躍だった。これに対し、個人的見解とことわり
ながらも審判から早くも五月場所の成績次第では大関に
昇進させる発言が出た。照ノ富士は現役大関と違い、大関
はおろか、横綱の可能性を秘めている逸材である。
150322千秋楽目幕内 022
だが、仮に2場所よかったからといってすぐ大関という
のはいかがなものか。短期間(1年前後内)で横綱に
なった大関は別として、そうでない大関にはある法則に
陥る可能性がある。それは大関になったとたん急に1ケタ
勝利が増加してくることである。それは横綱になった
日馬富士や鶴竜も例外ではない。大関の歴史的法則は
大関になったとたん弱くなることである。

照ノ富士が急激に力をつけているのは間違いない。しかし
勢いだけで大関に昇進するのは賛成できない。十分大関
としてやっていけると誰もが判断でき、文句の付けようの
ない成績、地力と判断したとき昇進させればいいでは
ないか。
150320十三日目幕内 1022
<白鵬を攻める照ノ富士>
 
今、白鵬以外の横綱と大関は優勝争いがまるでできない
情けない状態である。照ノ富士に期待するのはやむを
得ないが、まだ三役を1場所経験しただけである。対戦
相手も今度は研究してくる。照ノ富士は今着実に地力を
つける時期である。脇の甘さを克服し、負けた原因を
分析し、猛稽古に専念すべきである。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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